【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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第二章は第3話から第6話まで。
ワープテスト、波動砲の試射、冥王星基地攻略、と正に「太陽圏の死闘」が続く。

これも概ね旧作に準じた展開ではあるが、ヤマトのワープテストの場所が変更されたり、木星にある浮遊大陸の由来が新たに設定されたり、反射衛星砲は元々武器ではなく遊星爆弾の発射装置を転用したものだったり、という具合に独自の設定、解釈も出てくる。

e0033570_20273445.jpgまた旧作にはいない本作オリジナルキャラクターも徐々に出番が増えてきており、それに伴って当然オリジナルのストーリー展開も設けられている。
もっともまだ細かい部分は固まってなかったのか、今見るとちょっとアレレ?な部分もなきにしもあらず。
「ゆきかぜ」の消息を知っても平静な新見女史とか、山本の妹の存在を知らないらしい篠原とか。

最初の出会いが出会いだっただけに、古代に反発する雪。
ただエンケラドゥスでの一件で少し距離を詰めた感じがあり、また山本と談笑する古代を目撃して身を隠す辺り、すこーし意識してるのが見てる側に伝わってきて微笑ましい限り。
一方の古代は全く無頓着で、これなら榎本さんに「女の扱いが下手なヤツ」呼ばわりされるのも致し方ない? 
というより訓練学校時代に、古代は女性と何をやらかしたんだろう???

デスラー登場。
これまで謎だったガミラス陣営の一端が明らかに。
旧作と大きく変わってはいないことに一安心。
というところでプロローグは終わり、いよいよ本編が始まる。

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by odin2099 | 2018-02-14 20:32 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」が折り返し点を迎えたので、ここらで新「宇宙戦艦ヤマト」の振り返り。
何となく自分の中で盛り上がらない「宇宙戦艦ヤマト」熱を今一度。
せっかくなので(?)ソフト版ではなく、WOWOWオンエアーの劇場公開版をば。

e0033570_21094517.jpgこの第一章は1話と2話で、旧作の1~3話にあたる。
新規登場のキャラクターは少なめで、カット割り、台詞、効果音、BGMなども含め、かなり旧作を忠実にトレース。導入部としては妥当なところだろう。
あまりにも変えてしまえば旧作ファンからの反発を招くし、かといって旧作まんまでは新しい観客にアピールするには弱い。どっちつかずという批判の声もあるだろうけれど、落としどころとしては悪くない。
実際自分も、製作が発表され、情報が少しずつ公開されていく段階ではどちらかというとこのリメイクを批判的に捉えていたけれど、第1話を試写会で見て、そして全編を劇場公開で見て、やっと「ついて行こう」という気になったのだから。

ところで気になる点が幾つか。
ガミラスの攻撃によってヤマトのリーダー候補が全滅したと台詞にあるが、退役間近の徳川は本来は乗り込む予定ではなかったのか。
副長兼務の真田はたまたま司令部にいたから難を逃れたのか、それとも繰り上げだったのか。
それに古代守の後任として弟の進が抜擢されたが、メ号作戦に参加した時点で守が帰還できない可能性は考慮されていたはず。ということは進の前の候補者もリーダー候補として集められていて、そこで死んだのか。また古代進の抜擢だが、そこに沖田の私情が挟む余地はなかったのか。

進も進で、格納庫での加藤とのやり取り。
「おとしまえはつけさせてもらいます」、「その心配はない」はどういう自信から来た発言なのか。
それとも戦術長を辞退することを前提の発言だったのだろうか。
まあ加藤にしろ南部にしろ、あんまりドロドロしたドラマに繋がらなかったから、あんまり気にしちゃいけないのだろうけど。

気になると言えば古代守の言動も気になっていて、自分がヤマト乗組員として選ばれていたことは知らなかったまでも、地球艦隊が全滅してしまうから「自分も生き残る」という選択肢はなかったものか。
自分が楯にならなければ沖田艦すら地球へ帰還の目途が立たない、という判断なのか。
あの会話の流れが、単純にガミラスに一矢報いたい、という旧作における古代守の行動と違うので、何となくモヤモヤが残って仕方がない。
しかも旧作のような生存エンドではないだけに。

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by odin2099 | 2018-02-05 21:10 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
**** ネタバレ注意! ****

いよいよ折り返しとなった「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」、第四章は11話から14話ーー「デスラーの挑戦!」、「驚異の白色彗星帝国・ヤマト強行突破!」、「テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!」、「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」――を一挙上映。

e0033570_19541294.jpg先に見た人たちからは「斜め上を行く展開だった」とか「デスラーが復権していた」といった感想が届いていたが、概ね「宇宙戦艦ヤマト2」の展開をなぞっているので、新解釈やアレンジは施されてはいるものの、さほど意外性のある展開とも思えなかった。
またデスラーの再登場についても、今のところガトランティス陣営にあってトラブルメーカー的な立ち位置とはいえ、やはり復権とまではいかないのでは。

もちろんヤマト艦内におけるキーマンと桂木透子の存在が弥が上にも独自の展開をもたらすし、今回ガトランティス人誕生の謎にまた一歩踏み込み、また新たな謎が明らかになったことで、今後古代をはじめとするヤマト側の対応が変わってくることも予想されるが、それにしたところで何のために新たなキャラクターを作り、そこに配置したのかを考えれば想定の範囲内とも言える。
新たな展開が待っているとしたら、第五章以降であろう。

もっとも個人的には「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」及び「宇宙戦艦ヤマト2」からの大きな逸脱は望んでいないので、それじゃあ面白くないと言われてしまいそうだが、想定の範囲内で描かれる物語の方がより楽しめそうだなと思っているのだが。

次なる「第五章 煉獄篇」は5月24日の公開。このペースで行くと第六章が秋頃、完結編となる第七章が来春だろうか。
となると今秋か来春あたりからTVでの放送も始まるのかもしれない。「宇宙戦艦ヤマト2202」が更に周知されることを願ってやまないが、先ずは公開日を従来の土曜日ではなく金曜日に設定したことの是非が次は問われる。






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by odin2099 | 2018-01-31 19:55 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)
**ネタバレ回避の方は回れ右をお願いします。**

第三章は第七話「光芒一閃!波動砲の輝き」、第八話「惑星シュトラバーゼの罠!」、第九話「ズォーダー、悪魔の選択」、第十話「幻惑・危機を呼ぶ宇宙ホタル」から構成されています。

e0033570_20101926.jpg前章のラストはヤマト絶体絶命の危機で終った様に記憶してましたが、直接的な危機ではなかったようで。
今作最大の問題、封印された波動砲をヤマトはどうするのか、が描かれますが、古代は散々逡巡した挙句、あっさりと使用を決断。何故その結論に至ったのか、個人的には全く理解できませんでした。ドラマを盛り上げるためだけの枷なら、中途半端に扱わない方が良かったように思います。

おそらく今後の戦いを通じて更なる決断を迫られる局面も出てくるかと思いますが(スターシャが再登場し、古代たちと直接対面する場面があるのかどうかはわかりませんが)、既に二発目も撃ってしまった以上、どのような言い訳をするつもりなのか。「2199」スタッフによる些か意地悪な宿題をどう解決するのか、「2202」スタッフのお手並み拝見といったところでしょう。

古代に黙って密航していた雪、は「さらば」「ヤマト2」共通のシチュエーション。しかし今回は佐渡先生のみならず、島や山本ら多くのクルーがそのことを知っていて雪を匿っていたらしいことが明かされます。女性乗組員の多い「2199」「2202」ならではの改変でしょうか。
重圧に耐えかね、精神的にボロボロになった古代の前に敢えて姿を見せる、というのも「2202」らしい改変ですね。
その後、古代と雪は離れ離れになり、古代は究極の選択を迫られますが、そこは「ヤマトよ永遠に」を意識したところなのでしょう。雪のコスチュームも「永遠に」の時のパルチザン・スタイルを踏襲しています。
また何とか無事に再会を果たした古代と雪のシーンは「さらば宇宙戦艦ヤマト」を彷彿とさせます。他にも「さらば」のクラマックスを連想させるシーン(古代と沖田の会話など)もあるのは、これは「さらば」と同じ結末にはならないとのスタッフの決意表明のようにも思えます。

「さらば」でも「ヤマト2」でも終盤まで出会うことのない古代とズォーダーが早くも対面。併せて複雑なガトランティス人の成り立ちの一端も明らかになります。
人工的に作られた戦闘に特化した種族というガトランティス、それは古代アケーリアス文明と大きな関係があるようで、更にそのアケーリアス文明とテレサにも密接な繋がりがあることが示唆されます。
「星巡る方舟」ではテレサのテーマ曲がジレル人の描写に使われましたが、地球人、ガミラス人、ジレル人、それにガトランティス人も「遠きアケーリアスの子ら」なのでしょうか。
戦いにのみ生き、自身では生殖能力を持たないというガトランティス人の設定は、どこか暗黒星団帝国のような歪さも窺えます。

e0033570_20155687.jpg第二章のラストでは生死不明だった土方は空間騎兵隊により救われ、ヤマトに収容されます。艦長代理の古代の不在時に真田に代わって戦闘を指揮、その後古代の要請によりどうやらヤマトの艦長に就任するようですが、これは土方が「ヤマト2」ではなく「さらば」寄りの扱いになることを意味しています。おそらく「ヤマト2」での土方の立場(地球艦隊総司令)は、そのまま山南が引き継ぐのでしょう。
ヤマトの危機に流石の指揮ぶりを見せた土方が、今後どのようにヤマトを率いて行くのか。旧作通りであれば次章で早速ゴーランド艦隊との決戦が待ち構えていますが、楽しみです。

全体的に「さらば」寄りの設定やシチュエーションが目立つ「2202」ですが、斉藤は「ヤマト2」寄りです。
第十一番惑星の生き残りとしてヤマトに乗り込み、古代や加藤とぶつかる辺りは斉藤らしいと言えますが、「ヤマト2」ほど子供じみた性格ではなさそうなので、単なる暴れん坊にはならないことを願います。
クライマックスでは古代と斉藤で泣かせる場面があるのでしょうか。

ガトランティスも複雑な設定になっていましたが、ガミラス側も一枚岩とはいかないようです。現政権に反旗を翻す反乱部隊はデスラー信奉者と思いきや、デスラー以前の状態に戻すことを望んでいるようですし、現政権の中にあって重要な地位もしくは出自を持つらしいキーマンは、やはり彼を中心とする独自の勢力を持っているようです。
ガトランティスを含め、ヤマト艦内における不穏な動き。「2199」でもイズモ計画派による反乱劇がありましたが、二作続けて陰謀劇というのは如何なものでしょうね。個人的には一番見たくない展開かも知れません。

そして最後、エンドロール後のオマケシーンについに姿を見せるデスラー総統。
「さらば」とも「ヤマト2」とも違った運命が待ち構えていそうですが、「2199」で全く理解できなかった彼の行動原理が、今度は得心の行くものになっているでしょうか。

また今章では特に触れられていませんが、ただ一人だけテレサのメッセージを受け取らなかった雪も気になります。
結局「2199」では明らかにならなかった雪の正体が、今度こそ明らかになるのか否か。その結果、古代と雪に最大の試練が…?! などという展開は願い下げですが、これも「2199」スタッフから託された宿題ということになりますか。

第四章「天命篇」は来年1月27日公開予定。
自分が望んでいる方向とは少し違う方向へ進み始めたヤマト。
聞こえてくる絶賛の嵐に違和感を抱きつつ、次なる航海を待ちたいと思います。


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by odin2099 | 2017-10-16 20:16 |  映画感想<ア行> | Trackback(5) | Comments(2)
そもそもの企画段階の話が詳細に語られているのは珍しいこと。
「西遊記」が下敷きになっているのは知っていたが、「ラジェンドラ」と「イスカンダル」というネーミングにもその影響があるとか、初めて知る話も多く興味深い。「シャルバート」の名付け親が氏だとは知らなかった。

e0033570_21150731.jpgしかし帯に御大のイラストが使われていることから予想はついたが、内容はプロデューサーに対する悪口のオンパレード。
僕はこれまで、どちらかというとこの人はプロデユーサー寄りの人だと思っていたのでやや意外ではあったのだが、こういった扱いを受けたとあっては致し方なかろう。
そうであっても、このプロデューサーの人たらしぶり、人間的魅力は認めており、裁判では支持に回ったものの完全な御大派とも言えない微妙な立場が窺える。なんだかんだで確か「オーディーン/光子帆船スターライト」あたりまで付き合っていた筈だが。

残念なのは貴重な当事者の証言ではありながら、作品内容、固有名詞、時系列などに誤りが少なくはないこと。
今のうちに誰か勇気ある人が、可能な限り関係者の証言を集め、公明正大、中立な立場で「宇宙戦艦ヤマト」製作の物語をまとめてくれないものだろうか。
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by odin2099 | 2017-10-02 21:17 | | Trackback | Comments(0)
救いを求める未知のメッセージを受け取った旧ヤマト乗組員たち。
繁栄に酔い痴れる司令部は、これをまともに取り合おうとはしない。
宇宙の危機に対し、反逆者の汚名を着ても飛び立つヤマト。
追撃の命令を受け、ヤマトの前に立ちはだかる新鋭戦艦アンドロメダ。
一触即発!
だがヤマトは己が道を突き進んでゆく――

e0033570_19312173.jpgということで物語は「宇宙戦艦ヤマト2」とほぼ同じペースで進んでいきます。
もちろんそれだけではなく「2199」を踏まえた「2202」独自の展開も用意されています。
早すぎる地球の復興、そのからくり。そこにはガミラスの思惑が密接に絡み合っていますし、旧作以上に膨らんだレギュラーキャラクターたちにはそれぞれのドラマが用意されています。
しかし技巧派の躱すピッチングで行くのかと思いきや、時折変化球は交えるものの、基本はストレートでグイグイ押すスタイルなので、すんなりと物語世界に入り込むことが出来ました。

次なる第三章は「純愛篇」と銘打たれ、先が読めません。
普通に考えれば古代進と森雪の関係にスポットが当たるのかなと考えられますが、それならわざわざこんなサブタイトルにはしないでしょうから、もっと色々な意味が込められているのでしょう。

公開は10月14日
この日は「宇宙戦艦ヤマト2」の放送が始まった日なのですが、意図的に合わせたのでしょうか?

それにしても本作でのガミラスは地球やヤマトに対し、妙に卑屈に振舞っています。
「2199」の時はイスカンダルに対して畏怖と崇拝を示していましたが、もしかするとガミラス人というのは、ある種絶対的な存在に対しては盲従する気質の持ち主なのかもしれませんね。


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by odin2099 | 2017-06-24 19:33 |  映画感想<ア行> | Trackback(4) | Comments(0)
劇場限定の先行発売版Blu-rayを買っちゃうので、いつもはもうこれでいいや、と思っちゃうんですが、今回は何となく使命感に駆られ?2度目の乗艦。
といっても知人の中には試写だけで4~5回、公開初日だけで5~6回、公開開始二日間で二桁鑑賞、以後も連日映画館通いを続け…という人が幾人かいますので、2度や3度の観賞じゃ自慢にもなりません。
それでも映画ファンでもヤマトファンでもない人に「2度見たよ」と言ったならば、引かれることは間違いないでしょうね。

さて、そろそろ小出しにネタバレしても良いかな。
というか、ネタバレ解禁の基準って難しいですよね。
試写会みたいなごく限られた人しか見られない機会であれば、これは自粛すべきだなあと思います。
しかし例え先行上映とはいえ、一般の人が自由意思で見られる状態で公開されたなら、もうオープンなんじゃないのかなあと考えています。

e0033570_00502926.jpgたまたま初日には行けなくて2日目に行くからカンベン、という人もいるでしょうし、2週目に行くから最初の1週間は待って、という人もいるでしょうが、そうなると上映が終了するまで待てとか、ソフト化するまで駄目とか、ドンドン後へずれて行ってしまいます。
都合が付いて、見たいという人が全て見に行ける段階、つまり一般公開されたら、あとは見る見ない、いつ見るかはその人の自由。
ネタバレが嫌ならば、見た人にネタバレしないのがマナーだと頼むのではなく、自ら情報をシャットアウトするのがマナーなんではないかなあ、と思うのですが、如何でしょう?

まあ今回も小出しに留めておきますが、古代と再会した雪、有名な
「あと三日ね」
の台詞がありませんでしたが、今回は挙式を間近に控えて、という設定ではないのかな。
それとも3話以降、古代が旅立ちを決意する件で出てくるんでしょうか。
しかし、古代が雪を地球に残そうとしたり、雪が黙って密航したり、というのは今度の二人にはあまりそぐわないシチュエーションかなとも思うのですが、そこら辺は原典を忠実にトレースするのかねえ。

<過去記事>
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by odin2099 | 2017-03-07 00:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
e0033570_10233611.jpg待望の「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」と「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイク。
時代設定は旧作では西暦2201年で、ヤマトがイスカンダルから帰還して一年後だったが、流石に復旧には早すぎるということで今回は3年後の2202年に変更。
しかし「2199」でヤマトが帰還したのは2199年12月、劇中で英雄の丘に旧ヤマト乗組員が集まるのは沖田艦長の命日という設定なので、このままでは物語が始まって程なく年越しを迎えそう…。

正式リリース前ということで詳細は控えるが――

いきなり地球・ガミラス連合艦隊とガトランティスとの艦隊戦からスタート。
軍国主義まっしぐら?
スターシャの願いに応えた波動砲の封印も、「あれは一戦艦の艦長の口約束にすぎず、地球全体の意思ではない」との傲岸不遜さ。何やらキナ臭い世界観が浮き彫りに。

ともあれ、ここで古代の成長ぶりを見せ、今ヤマトはどうなってるのかを点描して見せる。
「2199」シリーズよりも、「星巡る方舟」の延長線上にある古代だ。

テレサのメッセージも不特定多数へ向けての呼びかけではなく、ピンポイントの狙い撃ち。
これは後に出てくるであろうヤマトクルーの「反逆行為」への説得力を持たせる試み。
またテレサの存在はガトランティスだけでなくガミラスも知っているというのは、ヤマトクルーの立ち位置にも微妙に影響してきそうだ。

e0033570_10234616.jpg「2199」の始まりの時も期待より不安が上回っていたが、終わってみればオリジナル版よりも好きかもしれない、と改心したが、今回も同様。
というより全く白紙状態で公開を待っていた「2199」の時に比べ、既に「2199」という先例があるだけに危惧はより強い。

しかも、おそらく結末は違うだろうが、必要以上に「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクである点を強調した宣伝も、アンチ「さらば」派である自分にはマイナスにしか働いていないのだが(「さらば」と「ヤマト2」の知名度と人気を比較すれば、「ヤマト2」を前面に出すことは考えにくいのは致し方ないところではあるが)、少なくてもこの第一章を見る限りではとりあえずの不安は払拭された。

一応の区切りまで描かれた「2199」の第一章と違い、この「2202」の第一章は中途半端。一本の映画としては頂けないが、TVの1話と2話を繋いだだけなので多くは語るまい。

「第二章 発進篇」は6月24日の公開。
最終の第七章は来年秋の予定ということで、これから約一年半、ヤマトの新しい旅が始まる。


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by odin2099 | 2017-02-26 10:26 |  映画感想<ア行> | Trackback(5) | Comments(0)
e0033570_07115162.jpg「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第一章 嚆矢篇~」の公開も近づいてきましたので、おさらいも急ピッチ。
いよいよ続編では本格的にガトランティスが出てくるわけですが、その前哨戦としての本作です。
短期間にかなり繰り返して見たので、結構飽きちゃったなあと思っていたのですが、久しぶりに見直すと面白いですねえ。
最初は正直「ながら見」していたんですが、すぐに引き込まれました。

旧作世代だと戦闘指揮を執る古代というのはスンナリきます。
時に旧作の古代は無為無策というか、行き当たりばったりで戦闘指揮を執ってる風に見えるんですが、本作の古代は周囲の状況をきちんと把握し考えながら組み立ててる感が出ていて、見ていて安心です。
旧作古代だとかなーり無茶な命令出すこともありますしねえ。

途中で例の大和ホテルに辿り着いてからが多少なりとも退屈しちゃう部分なんですが――これ、物語の中心になるのが桐生とか沢村とか或いはガミラス側のメンバーだとか馴染みの薄い連中だからで、これが島や雪や真田、加藤といったメインクルーだったらもう少し違っていたでしょうね――、これだけ長時間ヤマトが出てこないエピソードというのも珍しいでしょう。
だからこそクライマックスのヤマト・ガミラス連合艦隊VSガトランティス艦隊が引き立つんだと思いますが。

試写会や先行上映の評判は上々の由。
期待よりも不安が未だ大きい「2202」ですが、百聞は一見に如かず、公開を楽しみに待ちたいと思います。

【ひとりごと】
e0033570_07130888.jpg何度も書いてますけど、「蛮族襲来」を聞く度にアキラさんが手がけたミュージカル『GANKUTSU-OH』を思い出すんですよねえ。
このミュージカル、DVDで出してくれないかなあ。
WOWOWで放送した時の録画と、VHSで出たビデオテープは持ってるんですが。

【ひとこと】
本作の沖田艦長、全体的に柔和な表情のシーンが多く、なんだか顔立ちそのものも丸っこくて可愛らしい。
頑固オヤジというより好々爺ですな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23204859/


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by odin2099 | 2017-02-18 07:14 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
新作公開に合わせシリーズ全部を見直す余裕も、またその気も起きないんですが、そんな時に有難いのが総集編の存在。
まだ気が早いですが「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」も完結した暁には総集編が作られるでしょうか?

e0033570_20304536.jpgさてさてかなりしつこいくらいに見直してるこの作品なんですが、あれ?あんだけ見てるのに意外に覚えてない???
最後に見てから1年半以上はゆうに経ってるんですが、こんなシーンあったっけ?こんな繋ぎ方だったっけ?と心もとない有様。
老化現象、やばいですね。。。

カットされたり変更されたり色々と不満点については過去につらつらと書き連ねてきましたが、今となってはどうでもよくなってきてます。
といっても投げやりになっているのではなく、勝手に脳内補完されちゃうんですね。
なので、みんなあった気になっちゃいます。自己修復機能みたいなもんでしょうか。

ヤマト発進から冥王星攻略、七色星団の決戦、ガミラス本星の攻防に加え、異次元断層の話やらバラン星(モドキ)にビーメラ星のエピソードも詰め込んでるのに、旧作パート1総集編映画とランニングタイムがほぼ一緒というのも不思議ですね。旧作はブツ切りな上にいっぱいいっぱいな印象がありますが、こちらは何とか一本の映画として見られるようになってます。
こういうのを見てしまうと、旧作パート1も新しく総集編作り直してくれないかなあと思ったり…?

さて待望の「2202」は、この総集編からもOKなお話なのか、それともきちんと本編というかシリーズ全話を見ておかないと矛盾点やら不明点やらが出てしまうのか、そんなイジワルな楽しみ方も出来そうです。

【ひとりごと】
沖田艦長ってば、二言目には「敵中に活路を見出すのだ!」しか言ってなくないか?

<過去記事>
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by odin2099 | 2017-02-10 20:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

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