【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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劇場限定の先行発売版Blu-rayを買っちゃうので、いつもはもうこれでいいや、と思っちゃうんですが、今回は何となく使命感に駆られ?2度目の乗艦。
といっても知人の中には試写だけで4~5回、公開初日だけで5~6回、公開開始二日間で二桁鑑賞、以後も連日映画館通いを続け…という人が幾人かいますので、2度や3度の観賞じゃ自慢にもなりません。
それでも映画ファンでもヤマトファンでもない人に「2度見たよ」と言ったならば、引かれることは間違いないでしょうね。

さて、そろそろ小出しにネタバレしても良いかな。
というか、ネタバレ解禁の基準って難しいですよね。
試写会みたいなごく限られた人しか見られない機会であれば、これは自粛すべきだなあと思います。
しかし例え先行上映とはいえ、一般の人が自由意思で見られる状態で公開されたなら、もうオープンなんじゃないのかなあと考えています。

e0033570_00502926.jpgたまたま初日には行けなくて2日目に行くからカンベン、という人もいるでしょうし、2週目に行くから最初の1週間は待って、という人もいるでしょうが、そうなると上映が終了するまで待てとか、ソフト化するまで駄目とか、ドンドン後へずれて行ってしまいます。
都合が付いて、見たいという人が全て身に行ける段階、つまり一般公開されたら、あとは見る見ない、いつ見るかはその人の自由。
ネタバレが嫌ならば、見た人にネタバレしないのがマナーだと頼むのではなく、自ら情報をシャットアウトするのがマナーなんではないかなあ、と思うのですが、如何でしょう?

まあ今回も小出しに留めておきますが、古代と再会した雪、有名な
「あと三日ね」
の台詞がありませんでしたが、今回は挙式を間近に控えて、という設定ではないのかな。
それとも3話以降、古代が旅立ちを決意する件で出てくるんでしょうか。
しかし、古代が雪を地球に残そうとしたり、雪が黙って密航したり、というのは今度の二人にはあまりそぐわないシチュエーションかなとも思うのですが、そこら辺は原典を忠実にトレースするのかねえ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25445720/


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by odin2099 | 2017-03-07 00:51 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
e0033570_10233611.jpg待望の「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、「さらば宇宙戦艦ヤマト/愛の戦士たち」と「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイク。
時代設定は旧作では西暦2201年で、ヤマトがイスカンダルから帰還して一年後だったが、流石に復旧には早すぎるということで今回は3年後の2202年に変更。
しかし「2199」でヤマトが帰還したのは2199年12月、劇中で英雄の丘に旧ヤマト乗組員が集まるのは沖田艦長の命日という設定なので、このままでは物語が始まって程なく年越しを迎えそう…。

正式リリース前ということで詳細は控えるが――

いきなり地球・ガミラス連合艦隊とガトランティスとの艦隊戦からスタート。
軍国主義まっしぐら?
スターシャの願いに応えた波動砲の封印も、「あれは一戦艦の艦長の口約束にすぎず、地球全体の意思ではない」との傲岸不遜さ。何やらキナ臭い世界観が浮き彫りに。

ともあれ、ここで古代の成長ぶりを見せ、今ヤマトはどうなってるのかを点描して見せる。
「2199」シリーズよりも、「星巡る方舟」の延長線上にある古代だ。

テレサのメッセージも不特定多数へ向けての呼びかけではなく、ピンポイントの狙い撃ち。
これは後に出てくるであろうヤマトクルーの「反逆行為」への説得力を持たせる試み。
またテレサの存在はガトランティスだけでなくガミラスも知っているというのは、ヤマトクルーの立ち位置にも微妙に影響してきそうだ。

e0033570_10234616.jpg「2199」の始まりの時も期待より不安が上回っていたが、終わってみればオリジナル版よりも好きかもしれない、と改心したが、今回も同様。
というより全く白紙状態で公開を待っていた「2199」の時に比べ、既に「2199」という先例があるだけに危惧はより強い。

しかも、おそらく結末は違うだろうが、必要以上に「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクである点を強調した宣伝も、アンチ「さらば」派である自分にはマイナスにしか働いていないのだが(「さらば」と「ヤマト2」の知名度と人気を比較すれば、「ヤマト2」を前面に出すことは考えにくいのは致し方ないところではあるが)、少なくてもこの第一章を見る限りではとりあえずの不安は払拭された。

一応の区切りまで描かれた「2199」の第一章と違い、この「2202」の第一章は中途半端。一本の映画としては頂けないが、TVの1話と2話を繋いだだけなので多くは語るまい。

「第二章 発進篇」は6月24日の公開。
最終の第七章は来年秋の予定ということで、これから約一年半、ヤマトの新しい旅が始まる。


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by odin2099 | 2017-02-26 10:26 |  映画感想<ア行> | Trackback(5) | Comments(0)
e0033570_07115162.jpg「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち~第一章 嚆矢篇~」の公開も近づいてきましたので、おさらいも急ピッチ。
いよいよ続編では本格的にガトランティスが出てくるわけですが、その前哨戦としての本作です。
短期間にかなり繰り返して見たので、結構飽きちゃったなあと思っていたのですが、久しぶりに見直すと面白いですねえ。
最初は正直「ながら見」していたんですが、すぐに引き込まれました。

旧作世代だと戦闘指揮を執る古代というのはスンナリきます。
時に旧作の古代は無為無策というか、行き当たりばったりで戦闘指揮を執ってる風に見えるんですが、本作の古代は周囲の状況をきちんと把握し考えながら組み立ててる感が出ていて、見ていて安心です。
旧作古代だとかなーり無茶な命令出すこともありますしねえ。

途中で例の大和ホテルに辿り着いてからが多少なりとも退屈しちゃう部分なんですが――これ、物語の中心になるのが桐生とか沢村とか或いはガミラス側のメンバーだとか馴染みの薄い連中だからで、これが島や雪や真田、加藤といったメインクルーだったらもう少し違っていたでしょうね――、これだけ長時間ヤマトが出てこないエピソードというのも珍しいでしょう。
だからこそクライマックスのヤマト・ガミラス連合艦隊VSガトランティス艦隊が引き立つんだと思いますが。

試写会や先行上映の評判は上々の由。
期待よりも不安が未だ大きい「2202」ですが、百聞は一見に如かず、公開を楽しみに待ちたいと思います。

【ひとりごと】
e0033570_07130888.jpg何度も書いてますけど、「蛮族襲来」を聞く度にアキラさんが手がけたミュージカル『GANKUTSU-OH』を思い出すんですよねえ。
このミュージカル、DVDで出してくれないかなあ。
WOWOWで放送した時の録画と、VHSで出たビデオテープは持ってるんですが。

【ひとこと】
本作の沖田艦長、全体的に柔和な表情のシーンが多く、なんだか顔立ちそのものも丸っこくて可愛らしい。
頑固オヤジというより好々爺ですな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23204859/


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by odin2099 | 2017-02-18 07:14 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
新作公開に合わせシリーズ全部を見直す余裕も、またその気も起きないんですが、そんな時に有難いのが総集編の存在。
まだ気が早いですが「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」も完結した暁には総集編が作られるでしょうか?

e0033570_20304536.jpgさてさてかなりしつこいくらいに見直してるこの作品なんですが、あれ?あんだけ見てるのに意外に覚えてない???
最後に見てから1年半以上はゆうに経ってるんですが、こんなシーンあったっけ?こんな繋ぎ方だったっけ?と心もとない有様。
老化現象、やばいですね。。。

カットされたり変更されたり色々と不満点については過去につらつらと書き連ねてきましたが、今となってはどうでもよくなってきてます。
といっても投げやりになっているのではなく、勝手に脳内補完されちゃうんですね。
なので、みんなあった気になっちゃいます。自己修復機能みたいなもんでしょうか。

ヤマト発進から冥王星攻略、七色星団の決戦、ガミラス本星の攻防に加え、異次元断層の話やらバラン星(モドキ)にビーメラ星のエピソードも詰め込んでるのに、旧作パート1総集編映画とランニングタイムがほぼ一緒というのも不思議ですね。旧作はブツ切りな上にいっぱいいっぱいな印象がありますが、こちらは何とか一本の映画として見られるようになってます。
こういうのを見てしまうと、旧作パート1も新しく総集編作り直してくれないかなあと思ったり…?

さて待望の「2202」は、この総集編からもOKなお話なのか、それともきちんと本編というかシリーズ全話を見ておかないと矛盾点やら不明点やらが出てしまうのか、そんなイジワルな楽しみ方も出来そうです。

【ひとりごと】
沖田艦長ってば、二言目には「敵中に活路を見出すのだ!」しか言ってなくないか?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/23203784/


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by odin2099 | 2017-02-10 20:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
しばらく「宇宙戦艦ヤマト」から意識的に距離を置いていましたが、そろそろ「ヤマト」モードへ切り替えねば。
そのためにちょっと敬遠していたこの作品を引っ張り出してきました。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」……

e0033570_20254741.jpg「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編は作って欲しかったのですが、正直言って「さらば宇宙戦艦ヤマト」のリメイクは望んでいませんでした。
もちろん「2199」でガトランティスをあれだけ引っ張った以上、その続編が対ガトランティス戦になるのは必然でしょうが、場合によっては「新たなる旅立ち」や「ヤマトよ永遠に」の要素を借りてきてもかまわないので物語は別物にして欲しかったのです。
結局はこの「さらば」と「宇宙戦艦ヤマト2」を新解釈を交えながらもかなり忠実にトレースするような話も伝わってきていますが、それは自分の望む「新しいヤマト」とは違いそう。
期待と不安の入り混じった気持ちで、来月の新しいヤマトの旅立ちを見送ることになりそうです。

新造戦艦アンドロメダの記念式典、雪は長官のお供で出席してますが、長官秘書としての公務ですよね?
私服で参加してるけどいいの?

瞬間物質移送機!デスラー戦法か?!
いやいや、そりゃ七色星団の決戦におけるドメル将軍の戦法でしょ?
むしろその後で小ワープでデスラー艦に接舷し、白兵戦を挑む君たちの戦法の方がデスラー戦法っぽいけれど…。

デスラーの言い残した白色彗星の弱点「渦の中心核を狙え!」
…結局この攻撃は役に立ったんでしょうか?
まあカムフラージュの彗星を吹き飛ばして都市帝国の全容を露わにはしましたが、それで止めを刺したとか戦局が有利になったとは必ずしも言えませんねえ。

地球への帰路を急ぐあまり、度重なるワープを行うヤマト。
雪の容態が悪化したのはそのためだな。

ズォーダー大帝陛下、一人称「私」と「俺」が混在してますよ。
地球語(日本語)に不慣れなのか、翻訳装置が故障してるか、そのどちらかでしょうね。

沖田艦長の亡霊に唆され、ヤマトでの特攻を決意するヤマト。
…って結局ヤマトは何をしたの?
反物質のテレサが一緒に突っ込んで行ってくれたから超巨大戦艦倒せたんだよね?
干渉しないと言ってたテレサをその気にさせたのが、ヤマト特攻の最大の功績?

「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」では、こういったツッコミは無用になっているといいなあ。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2794886/


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by odin2099 | 2017-01-24 20:26 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20075349.jpg気になる展示がありましたので、銀座のチーパズギャラリーというところへ行ってきました。

『新戦艦大和』というのは、あの「巨人の星」や「あしたのジョー」「タイガーマスク」などで知られる梶原一騎が、1961年7月号から62年12月号まで「日の丸」誌上で連載した小説というか絵物語(絵:吉田郁也)で、後に「少年画報」誌上にて63年7月号から64年3月号まで団鉄也によって漫画連載もされた作品。

空飛ぶ万能戦艦として生まれ変わった新ヤマトが、世界征服を企むキラー博士と壮絶な戦いを繰り広げるという物語です。
ジャンルとしてはSFということになるのでしょうが、今日なら架空戦記物にカテゴライズされるかも知れませんね。

押川春浪の「海底軍艦」や平田晋作の「新戦艦高千穂」、また海野十三の諸作品などからの影響も指摘されていますが、こと「戦艦大和に空を飛ばせる」というアイディアに限れば「宇宙戦艦ヤマト」の企画よりも10年以上早く、西崎義展も松本零士も、この作品を知らなかったはずがない?!
なんせこのヤマトの艦長、沖田武夫という名前なんですよね…。
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そんな幻の作品のリメイクプロジェクトが昨年から立ち上がり、当時の掲載誌を揃えてようやくその全貌が明らかに。
更に小説版・漫画版両方の復刻版も発売されることになり、それに先駆けての「試読」体験が出来るのが今回のイベントの趣旨です。
これ、復刻だけじゃなく、映像でも見てみたいもんですねえ。
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ギャラリーの壁にはサインが一杯。
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おや、これは…?
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by odin2099 | 2016-06-19 20:16 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
池袋西武の三省堂書店にて「宇宙戦艦ヤマト2199アートギャラリー」というのをやっていたので、ちょっと覗いてきました。
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以前やってた原画展のようなものを勝手に想像していたんですけど、版画の展示即売会なんですね。
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売り場の一角にヤマト(蓋付き)のモデルがドーンと鎮座ましまし、版画以外にも設定資料集やら小説やらコミックやらクリアファイルやら…のグッズを販売してる、という感じです。
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自分以外にも撮影していたファンと思しき方もいらっしゃいましたが、怪訝な顔して通り過ぎる人、全くスルーする人が大半。
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せっかくのアピールの場なのだから、「宇宙戦艦ヤマト2202製作決定!」とでも告知すればいいのにな、なんて思いながら買い物を済ませ、書店を後にしました。
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by odin2099 | 2016-06-12 09:27 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
ネット仲間のけるさんが川口で経営していたカフェ「いづみっくす」が、昨日3年間の営業に一先ず幕を下ろしました。
昨日・一昨日は多くの常連さんが訪れたようで、予定が合えば自分も顔を出すつもりだったのですが、残念…。
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3年間で自分が店に足を運んだのはおそらく20回ほど。
常連には程遠い有様です。
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それでもお店で開催されたオフ会で、多くの新しい「ヤマト」ファンの皆さんと出会えましたし、「星巡る方舟」公開直前に「2199」が再放送された際には、約2カ月間ほぼ毎週足を運んだりで、楽しい時を過ごさせていただきました。
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いずれ場所を変えて営業を再開するとのことですので、その日を楽しみに待ちたいと思います。
とりあえず今は「お疲れさまでした」。

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by odin2099 | 2016-05-16 21:19 | 雑感 | Trackback | Comments(0)
でした~。

昨日はカフェいづみっくすさんへ。
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発売されたばかりの「コンサート2015」と「ヤマト音楽団大式典2012」のBlu-rayを観ながら楽しくお喋り。
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実はこのソフト、買ったはいいけど不在で受け取りが送れ、更にバタバタしていて開封はしたもののまだ未見、という状態でした。
なので当日の様子を思い出しながらの観賞。
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「2012」は自分の参加しなかった夜の部中心の収録のようで新しい発見があり、全3公演とも参加した「2015」は2つ目と3つ目からのセレクトなのかな? こちらは記憶がゴチャゴチャしちゃってましたけどね。
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初対面の方も多くいらっしゃいましたが、参加された皆さん、お疲れさまでした。
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二次会まで行って盛り上がりました。


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by odin2099 | 2015-12-27 11:09 | 雑感 | Trackback | Comments(0)

e0033570_19040548.jpg今まで聞いてきた西崎プロデューサーの逸話というと、松本零士を筆頭に脚本家、演出家、アニメーターなどメインスタッフから、主に「宇宙戦艦ヤマト」という作品の製作現場を通してのものや、あるいはいわゆるゴシップ本の類のものからに限られていたので、今回のように側近、秘書、腹心の部下といったいわば身内からの証言が多く盛り込まれているのはかなり新鮮でした。


それに、ここまで「宇宙戦艦ヤマト」製作の裏側を暴露した書籍は存在しないと思いますのでその点は大いに尊重したいところですが、内容については今まで聞いた話と違っていたり、記憶違いや勘違いかなと思うような証言、記述もあり物足りなく思う点も幾つかあります。


例えば映画化に異常な執念を燃やしたとされる『汚れた英雄』に関する記載が、「本気で取り組んだ形跡は見られず立ち消えになった」で片づけられていることには違和感を覚えました。
確かこれは一連の”山友事件”のせいで資金が必要となり、泣く泣く映画化権を手放す羽目になったように聞いておりますが。
また総じて実写映画には消極的だったかのように受け取れますが、実際には『北壁に舞う』や『わが青春のイレブン』へ音楽プロデューサーとして参加していますので、この辺りの経緯が欠落しているのはやや残念に感じました。


しかし表紙の写真からは悪意しか感じられませんが、中身は面白くて一気に読んでしまいました。
形の上では西崎プロデューサーの「功罪」を取り上げている体裁にはなってはいますが、実際のところフォローは皆無に近く、糾弾するだけ糾弾する姿勢は如何なものかなと思わないでもないですが、事故死からそろそろ5年、もういいだろうと皆が判断したのでしょうね。
存命中ならとても口に出せなかったに違いありません。
そもそも、破産からの覚せい剤に重火器所持で塀の中の人になった途端、悪評が広まった時は滑稽に感じたものです。
よっぽど腹に据えかねたのでしょうが、些かフェアではないなと思ったのも確かです。


中には、そんなに一緒に仕事をするのが嫌ならせめて『完結編』の時点で縁を切れば良かったはずなのに、その後もズルズルと『誕生篇(企画初期段階の『復活篇』)』や『オーディーン』、『デスラーズ・ウォー』、『妖星伝』等々に(一時的とはいえ)関わったのか不思議に思う方もいらっしゃいますが、その真意は如何に。
むしろ喧嘩別れした筈の富野由悠季、安彦良和両氏のコメントが擁護派のものに思えるくらいなのは皮肉です。


【ひとこと】
純粋な「宇宙戦艦ヤマト」のファンは読まない方が無難です。
それに資料的価値も高いとは言えません。
せめて年譜なり作品リストなりは付加すべきでしょう。


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by odin2099 | 2015-09-15 21:31 | | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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