【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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ヒューマン、エルフ、ドワーフらが平和に暮らす世界アゼロスに、突如別世界からオークの軍勢が攻め込んできた。彼らが暮らす世界が滅亡に瀕しており、生きるために新天地を求めてきたのである。
だがオークの中には、指導者たる狡猾なシャーマンのやり方に反発し、密かにヒューマンたちと手を結ぼうとする者たちもいた…。

e0033570_11180857.jpg人気ゲーム作品を題材にしたヒロイック・ファンタジー映画。といってもゲームそのままではなく、前日譚のオリジナルストーリーらしい。
いずれにせよゲーム版の知識は皆無に近いので、予告編で受けた「ロード・オブ・ザ・リング」の亜流もしくは後継作品みたいとの印象だけで鑑賞。

監督はダンカン・ジョーンズ、出演はトラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー、トビー・ケベル、ベン・シュネッツァー、ロブ・カジンスキー、クランシー・ブラウン、ダニエル・ウー、ルース・ネッガら。
製作はレジェンダリー・ピクチャーズ。

単純に「人間=善、オーク=悪」とはせず、人間側にも戦いに至る原因があり、オーク側にも彼らなりの論理があり意見の多様性もある、というところで物語を掘り下げようとしているのだけれども、メインとなるキャラクターが多い上にその関係性もわかりにくいので見ていて混乱してきてしまった。
上映時間は123分あるが、とてもその時間内で消化しきれるデータ量ではない。

また現に物語は明らかに「序章」部分で終わっていて(その割にメイン格のキャラが何人も姿を消すが)、あくまでも続編ありきで作っているのだろうと思うのだが、それならば最初から二部作、三部作ということできっちりボリュームを図って組み立てて欲しかったところだが、そこまで望むのは酷か。実際、続編の製作は微妙な状況のようだし。
とはいうものの、上映中はこの舌足らずな筈の123分がやたらと長く感じられてしまったのは、緩急の付け方が今一つだったということだろうか。

レイン王役のドミニク・クーパーは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」その他で若きハワード・スタークを演じており、その妃タリアを演じているルース・ネッガは”花のドレスの女”レイナ役で「エージェント・オブ・シールド」に出演と、<マーベル・シネマティック・ユニバース>で所縁の顔を発見。
おまけにこの二人、実生活でもカップルなんだとか。

【ひとこと】
人間側、オーク側が50/50で描かれるからとはいえ、メインキャラにオークが何人もいるのがビジュアル的にどうしても馴染めなかった。
ハーフ・オークの美女(!)ねぇ…。

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by odin2099 | 2016-07-17 11:19 |  映画感想<ア行> | Trackback(7) | Comments(0)

e0033570_06284516.jpg<中つ国サーガ>もとうとう完結。
「ホビット」から「ロード・オブ・ザ・リング」と見続けていくと、最後のよぼよぼになったビルボの姿には涙を禁じ得ないし、これで皆とお別れとなれば寂しさが募る。
逆に「ロード・オブ・ザ・リング」から見始めて、その後で時を遡って「ホビット」を観たならば永遠に物語が続いて行くという錯覚を味わうことが出来るだろうか。


しかし6本まとめて「ビルボの物語」とは到底思えない。
先にも書いたように同じ世界で起こった過去と未来の物語として二つの作品群を結びつけることは出来ても、やはり「ホビット」と「ロード・オブ・ザ・リング」は似て非なる物語。「スター・ウォーズ」のようには行かない。あちらも整合性のなさに困惑を覚えるが、それでも大きな流れは感じることが出来る。だがこちらは所詮別物だ。


ところでトールキンにはまだ書き残した<中つ国>の物語がある。
権利関係は複雑なようだが将来的にピーター・ジャクソンあるいは彼の志を継ぐ者がそれらを映像化し、<中つ国サーガ>を更に補完する可能性はあるのだろうか。

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by odin2099 | 2015-05-26 06:30 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_21035807.jpg前作ラストで離散した「旅の仲間」たち、その個々のキャラクターの運命を追いかけることで、物語はパラレルに進行していきます。
そして新たに登場したり出番の増えたキャラクターを加え、物語は重層的・多角的に展開していきます。
前作が「起」ならば本作は「承」と「転」、作劇上良く出来ていると思います。


そしてこの作品からアラゴルンが物語の中心になり、全体を引っ張って行く役目を負います。
「ホビット」がトーリンの物語だとすると「ロード・オブ・ザ・リング」はやはりアラゴルンの物語だと言えるでしょう。
全てはフロドが指輪を葬り去れるか否かにかかっているとはいえ、結局のところアラゴルンが立たなければ勝利は覚束ないのです。


ジョーカー的存在のゴラムを加え、旅は更に混迷を極めていきます。


【ひとりごと】
本作のヒロインであるアルウェン、それに「ホビット」でヒロイン格の活躍を見せるタウリエル、良く見ると二人は顔立ちが似てますね。
これがPJ監督の考える「エルフ顔」なのか、それとも単に好みの顔立ちなのか。
残念ながら自分の好みとは一致しません…。

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by odin2099 | 2015-05-21 21:05 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)

あれから60年後…<中つ国サーガ>の第二部が開幕しました。


e0033570_09185833.jpg「ホビット」から続けて観ると、ビルボとガンダルフの再会シーンにも重みを感じますね。ああ、ホビット荘に帰ってきたんだなあ、という感慨に浸れます。
「ドラゴンの一件ならわしのせいじゃない」
「やっこさんを焚き付けただけだ」
なんていうガンダルフとフロドの会話も、そうか、あの大冒険のことを言ってるんだな、と得心がいきます。


また”裂け谷”で合流してからずっと行動を共にするレゴラスとアラゴルンの関係も、『ホビット/決戦のゆくえ』のラストシーンのスランドゥイルとレゴラスの会話を踏まえて見ていると、あれから二人の間にはどんな時間が流れたのかなあと色々考えさせられます。


ただ「一つの指環」を介在して繋いでいるとはいえ、「ホビット」と「ロード・オブ・ザ・リング」はやはり別のお話。「ホビット」では作品のトーンを「ロード・オブ・ザ・リング」に寄せようとし、原作にないキャラクターやシーンを増やしてリンクを張っていますが、「同じ世界を舞台にした過去と現在の物語」以上の繋がりは感じられません。
これ、逆に(製作順に)観たならば違う感想を抱くのかもしれませんが。

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by odin2099 | 2015-05-17 09:22 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)

はなれ山への旅は続きます。


e0033570_00070554.jpg冒頭のシーンで「踊る仔馬亭」が出てきますが、これは「ロード・オブ・ザ・リング」とのさりげないリンク?
この直前にカメラの前を通り過ぎるホビットを演じているのはPJ監督自身。


リンクといえばその最たるものがレゴラスの登場ですね。
「ロード・オブ・ザ・リング」とは別人のようなキャラクター設定になっていますが、これが如何に以前のというか後の「僕らが知ってる」レゴラスへと変貌していくのかもお楽しみというところでしょうか。
演じるオーランド・ブルームはすっかり主演級の俳優として成長。旧作のようなエルフとしての透明感は薄れてしまいましたが、その分凄みを感じさせてくれています。
ちょっとガッチリしすぎちゃった気もしないでもないですが。


まあレゴラス、というかオーランド・ブルームだけは平川さんの吹替で聞きたいもんです。もうすっかり刷り込まれてしまってるし、平川さんの声もあまり変わらず。
また今回字幕スーパーで観ていて感じたのは、思ったよりトーリンもバルドも力強さがないんですねえ。
東地さんや山路さんの”声”に慣れちゃってるのも問題だけど、吹替の方が英雄らしさを感じさせてくれるのは間違いないところ。ドワーフだとドワーリンとかね。玄田さんの迫力には及ぶまい。
違うと言えばマーティン・フリーマンと森川さんの声もまるでイメージが違うので、ビルボが違うキャラクターに感じられてしまいました、とさ。


邪悪な竜スマウグ様が飛び去ってサァ大変!
ということで旅はまだまだ続きます。

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by odin2099 | 2015-05-10 00:09 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

先日の<スター・ウォーズ・サーガ>イッキミに続いて、今度は<中つ国サーガ>――「ロード・オブ・ザ・リング」&「ホビット」のイッキミに挑戦しました。
「スター・ウォーズ」同様に「製作順」と「時系列順」、どっちで観ようかと悩みましたが、ここは「時系列順」だろうと「ホビット」三部作からスタートです。


e0033570_21290995.jpg本作の冒頭はビルボの誕生日、つまり「ロード・オブ・ザ・リング」と”同じ日”から始まります。当然同じシーンが描かれ、同じキャラクターが登場し、ということでガンダルフは勿論のこと、老ビルボとフロドが再登場してきますが、一見するとあまり変わらないように見える二人でも両作品を比べちゃうと差は歴然。
まあ10年以上経ってますからね。永遠の少年イライジャも、今は立派な中年……。
また今回は字幕版で観てたんですが、意外にも原語版の方がイメージを損なってません。山野さんの声は老けたし、浪川さんも比べてみると随分違って聞こえます。


これは中盤で出てくるエルロンド卿、白のサルマン、ガラドリエルの奥方にも言えるのですが、この中で違いが顕著なのはガラドリエル様。これは致し方ないですかね。
サルマン役のクリストファー・リーは撮影当時89か90歳でしょうが、メイクの効果もあってあまりイメージが変わらず特に朗々たる美声は健在。吹替だと家弓さんの声に張りが全くないので弱々しく見えてしまうのが欠点でしたが、本人声なら問題なし。


実は原語でも吹替でも一番イメージを保っているのがエルロンド役のヒューゴ・ウィーヴィングで、むしろ以前より若々しく見えるくらい。エルフ、恐るべし。ガンダルフでさえ老けて見えるのに…。
ガンダルフに関しては吹替キャスト交代の影響も大きいですがねぇ。


とりあえず旅は続きます。。。


【ひとりごと】
ガラドリエル、サルマン、レゴラスと原作には登場しない「指輪物語」のキャラクターを登場させてる映画版ですが、一番違和感なく登場させられたのはアルウェンだったかも。裂け谷のシーンにチラっといても不自然じゃないはず。
あ、原作だとこの時期にアルウェンは裂け谷に居なかったとか、そういうことは言いっこなし。
10歳ぐらいのアラゴルン少年もいても良かったかな。

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by odin2099 | 2015-05-07 21:31 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

原題は”Lord of The Elves”、『ホビット』のヒットを当て込んで作られたアサイラム製のファンタジー・アドベンチャー。


e0033570_23202331.jpg自然と調和して平和に暮らしている≪小さき者≫ツリー族。だがある日突然、空飛ぶドラゴンに乗った凶暴なロック族に襲われ、ある者は捕らわれ、ある者は殺された。浚われた妻を助けるため子どもたちと後を追っていたタクテクは、途中で人間族の戦士たちと知り合い、彼らの協力でロック族の居場所を求める苦難と冒険とに満ちた旅を続けることに――。


幻想の超古代とか神話に彩られた世界、を期待して見始めたら、いきなり舞台設定が「インドネシアフローレス島12000年前」と出てくるので拍子抜け。題名には「エルフ」なんて入っているけれど、ドワーフとか魔法使いとかの類も出てこないし、巨大クモや毒トカゲは襲ってくるけれど、基本は未開地の原住民たちがドタバタ騒ぎを繰り広げるだけでファンタジー的要素は乏しい。これならむしろ恐竜と共存するシチュエーションの方が自然だ。


またメインキャラの≪小さき者≫を演じているのは、いわゆる小人俳優の皆さんなので「ホビット」というよりはジョージ・ルーカスの『ウィロー』を思い浮かべて貰った方が良いだろう
ビリングトップはバイ・リンだが、彼女は旅に同行する人間族の女戦士の役で、一応はアクションとお色気担当ということになるのだろうか(別にサービスショットはないけれど、この手の作品では定番の皮のビキニに身を包んでいる)。クリストファー・ジャッジが人間族最強の戦士という抑え役を演じている。


まあまさか『ホビット』と間違えて借りる人もいないだろうけど、『ホビット』的なものを期待して手に取った方はお気の毒。『ロード・オブ・ザ・リング』の時はもうちょっとそれらしいモドキ映画が何本も作られていたと思ったんだけどなあ。


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by odin2099 | 2015-01-09 23:22 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(0)

映画版『ホビット』、ここに完結。そして物語は『ロード・オブ・ザ・リング』へ――。

e0033570_14150182.jpg色々な意味で感慨深いですね。先ずは映画化が頓挫せず、無事ゴールまでたどり着いたことを。
もし全てが順調に行っていたならば、もう5年くらい早くこの日が迎えられていたかも知れません。映画化の権利を巡る争い、ピーター・ジャクソン監督と映画会社との争い、原作著作権者と映画会社との争い、映画会社の経営悪化、スケジュールの遅れに伴うギルレモ・デル・トロからジャクソンへの監督交代劇…その道程は決して平坦ではありませんでした。


そしてビルボ・バギンズ、ガンダルフ、それにトーリン・オーケンシールド率いるドワーフ一行の旅路も、当初の二部作構想から結果三部作へ。
その旅がとうとう終わってしまい、様々な出会いと様々な別れがあり……
そのラストは<LOTR>三部作へと引き継がれていきますが、映画としてはこれで「中つ国」との決別となるわけで、約15年間、本当に愉しませて貰いました、有難うございます、という気持ちで一杯です。


さて、映画そのものは原作小説とは些か、というよりかなり趣の異なるものになっています。
これは先行する<LOTR>との整合性を取る上では必要なものだったのでしょう。熱心な原作ファンからすると許しがたい改変かも知れませんが。


e0033570_14152092.jpg前作ラストではなれ山を飛び立ったスマウグは「湖の町」を襲い、ここでバルドが英雄の名に恥じない活躍を見せる……ものの、これがアバンタイトルに過ぎないという贅沢さ。大言壮語している割にあっけない最期を遂げるスマウグですが、物語の主眼はおそらく一般観客の期待に反して竜退治にあるわけではありませんので、先へと進みます。


この後ははなれ山の財宝に執着し己を見失ってしまうトーリンの苦悩と、それを見守るビルボや他のドワーフたちの葛藤、更に宝に惹き付けられるかのように集まってくる町の人々、「闇の森」のエルフたちとの対立へと移り、ここでは原作以上にトーリンやビルボの心情が掘り下げられ人間ドラマが強調されていきます。


原作には登場しない息子レゴラスやオリジナルキャラクターである近衛隊長タウリエルとのやり取りを経て、「闇の森」のエルフ王スランドゥイルが極端な孤立主義者、融通の利かない”悪役”としての面ばかりが表に出ているのはやや気の毒ではありますが、人間側の代表バルドを際立たせるためにも致し方ないところでしょうか。


くろがね山のダイン参戦で事態は一気に緊迫。ついにドワーフとエルフ&人間連合軍の戦端の幕が切って落とされようとしている正にその時に「穢れの王」アゾグ率いるオークの襲撃が起こり、ここに「五軍の戦」が始まります。ここは映画ならではの迫力で<LOTR>もかくや、という激しい戦いが描かれます。


原作では殺伐さを嫌ったのでしょうか、主人公たるビルボは乱戦の最中に気を失い、事の次第をあとで知るのですが、映画では主人公らしく能動的に行動をします。命がけの行動でトーリンの危機を知らせたことで、一度は決別したビルボとトーリンの別れがよりドラマティックなものになったのは確かでしょう。


e0033570_14153676.jpg「五軍の戦」ではレゴラスが超人的な働きを見せます。またこの場面ではありませんが、窮地のガンダルフを救うため、ガラドリエル、エルロンド、それにサルマンまでもがアングマールの魔王らと戦うシーンも用意され弥が上にも冥王復活を印象付けていますが、他にもビルボがトーリンからミスリルを貰うシーン、レゴラスが父スランドゥイルから北へ行って「ストライダー」と呼ばれている男に会えと言われるシーン等々、<LOTR>への伏線は幾つも貼られています。
そして姿を見せる冥王サウロン。果たしてサルマンはこの時点で既にサウロンと接触していたのでしょうか。それとも…?


ラストシーンは予想通り現代へと戻り、ビルボの元をガンダルフが訪れるところで終わります。これで第一作『思いがけない冒険』の冒頭部分、更に言えば<LOTR>の第一作『旅の仲間』の冒頭へとも繋がるようになっています。
この終わりを観てしまうと続けて<LOTR>を観たくなる衝動に駆られますが、はてさて時系列順に観るのが良いのか、それとも製作順に観る方が良いのでしょうか。
時系列順だと<LOTR>ラストで言いようのない哀しみに襲われてしまうし、製作順だとやはりモヤモヤが残ってしまうし……。


<スター・ウォーズ>も二つの三部作からなる物語(現在は更に三つめの三部作を製作中ですが)ですが、その整合性はこちらの方が遥かに上ですね。
<SW>は製作中断期間の長さと年代設定の所為もあって、同じキャラクターが出てきても違う役者が演じていたりで連続性が殆ど感じられないのが残念なんですよね。その点こちらはイアン・ホルムとマーティン・フリーマン演じるビルボがどうしても同一人物に見えないという点はさておき(老ビルボとしてイマン・ホルムも出演しているので良しとしましょう)、ガンダルフ、ガラドリエル、エルロンド、サルマン、レゴラス、フロド(ついでにゴラムも)がオリジナルキャストで、全員がほぼイメージ通りで再登場してくれますので、余計一体感が強まります。勿論続けて両シリーズを観たならば、どうしても歳月の隔たりは感じることでしょうが。


来年の今頃にはこの『決戦のゆくえ』の<エクステンデッド・エディション>もリリースされているでしょうから、それが本当の「中つ国」の最終章? 
『シルマリルの物語』や『終わらざりし物語』などトールキンの残した「中つ国」を舞台にした物語はまだありますが、いずれも映画としてまとめるには難しそうですし、製作サイドも権利を押さえてはいないようです。これでお別れとなるのでしょうか……。

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【ひとりごと】
最後、湖の町の統領はどうなったんでしょう?あれで死んじゃった?
その腹心アルフリドは原作の統領の役割を担ったりで随分と優遇されてますが、『LOTR』の「蛇の舌」グリマとキャラクターが被っているような…。


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by odin2099 | 2014-12-14 14:19 |  映画感想<ハ行> | Trackback(18) | Comments(4)

『スター・ウォーズ/EP7』の予告編にすっかり夢中になってしまっていますが、叙事詩の新たな幕が開く作品もあれば、今正に幕を下ろさんとする作品もあります。


これは『ホビット/決戦のゆくえ』の予告編ですが、前作、前々作だけでなく『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の映像も使い、二つの作品群が密接に絡み合い、一つの壮大なサーガを奏でているのだということを強くアピールするものになっています。


六部作、是非とも続けて堪能したいものですね。
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by odin2099 | 2014-11-30 16:27 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)

第一部『思いがけない冒険』はそれだけで完成度が高かったのでしょう、<エクステンデッド・エディション>は細かくシーンを足してキャラクターをより掘り下げたものになっていましたが、その一方で公開版との差異はそれほど目立たない作りでした。
ところがこの第二部『竜に奪われた王国』では第一部同様の趣向に加え、公開版では割愛されたキャラクターが登場するなど、かなり興味深いものになっています。


e0033570_22244834.jpg冒頭のブリー村、”踊る仔馬亭”でのガンダルフとトーリンの会話から既に膨らまされ、そもそもの物語の出発点がよりわかりやすいものに。ビヨルンの出番も増えて原作に近いシーンも復活していますし、闇の森で一行が迷うシーンがかなり長くなっています。この辺りは些か冗漫に感じられる部分ですが、湖の町のシーンでバルトや統領たちが肉付けされたりと全体的には好印象です。
ビルボやトーリンの内面に迫るシーンも増やされ、ビルボが指輪に魅せられていく様、トーリンがアーケン石に憑りつかれていく様も強調されています。


が、最大のサプライズはガンダルフがドル・グルドゥアを調べに行くシーン。公開版ではここでサウロンの復活とアゾグとの関係性が強調されるだけですが、<EE>ではなんとトーリンの父スラインが出てくるのです。


原作ではガンダルフとスラインはもっと早くに会い、その際に地図と鍵を預かるのですが、映画版では別の機会に既に地図と鍵を預かったガンダルフがトーリンを旅立たせているので、同じようなシーンでも意味合いが違ってきています。
『ロード・オブ・ザ・リング』との整合性も強まっているように感じられますが、この辺りは三部作が完結した後のお愉しみといったところでしょうか。


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by odin2099 | 2014-11-18 22:26 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
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