【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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e0033570_0234735.jpgこの春公開の新作映画、DVDが発売されたので購入。
もちろん(?)奮発して<通常版>ではなく<プレミアム・エディション>を買おうと思って探したんだけど・・・発売日当日だっつーのに、ビッグカメラで売り切れ店続出?! 
3店舗めでようやく1枚残っていたのをGETしたんだけど、やっぱり話題作の限定版は発売前日じゃないとダメなのかなぁ~。
同じ福井晴敏原作の『亡国のイージス』が今はヒットしているから、その相乗効果もあったのかもしれないけど。

で、凄いのがそのオマケ。
本編DISCに特典DISCが2枚(通常版は1枚だけ)付くのはともかく、さらに”おまけUMD”なるものも付いてくる。あのPSPで再生するソフトだ。
e0033570_024090.jpgしかも”おまけ”といいつつ、本編とさらに特典とゲームまで収録されているという立派に独立した一本のソフトなのだ! つまり実質的には4枚組ってわけ。

でもねぇ・・・PSP持ってないんだなぁ(苦笑)。今のところ買う予定もないし、さてどうしよう?

 × × × 

以下「しねま宝島」より転載
第二次大戦末期の戦争秘話。
日本でもとうとうこういった作品が作られるようになったか、というハリウッド・テイストの娯楽大作。
大げさ過ぎるくらいに鳴り捲る音楽もハリウッド・テイスト(もっと言えばハンス・ジマー調)だし、暗く重たい題材を必要以上に深刻に描いていない点もハリウッド・テイスト。展開も燃えるし、役所広司も柳葉敏郎も格好良い。
e0033570_2249811.jpgしかし一つ一つのシーンや台詞は良いのだが、全体的には薄味というか大味なのもハリウッド・テイストといっても良いだろう。ラストもあっさりとしたもので、せっかくの燃える展開なのに、それが持続しないのが欠点である。

ただ最初に述べたように、日本でもこういうタイプの作品が誕生したことは素直に歓迎したい。
アニメーション作品の風味を実写映画に持ち込んだことに批判の声もあろうが、ハリウッドに対抗して世界マーケットで勝負する上では立派な武器となろう。そういう面からも、この作品を全面的に支持したい。

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by odin2099 | 2005-08-19 21:33 |  映画感想<ラ行> | Trackback(9) | Comments(2)
e0033570_0261078.jpg元になった半村良の『戦国自衛隊』は読んでいませんし、映画版の『戦国自衛隊』も未見、さらに今回の原作である福井晴敏の小説も未読、というくらい予備知識殆どなしで見ましたが、退屈することなく2時間楽しめました。あまり評判が良くなかったので、肩の力を抜いて見ていたのが良かったのかも知れません。その代り、見終わっても何も心に残りませんけれども。

それにしても『戦国自衛隊』というくらいだから、近代装備の自衛隊が戦国武者とやり合う話だとばかり思っていたんですが、戦国時代を舞台に自衛官同士が対決する話だとは思いませんでした。これなら設定を現代のままにして、自衛官のクーデター話にしても成立しそうですが、それだと『機動警察パトレイバー2』になっちゃうかな。まぁへんな理屈こねてつっこむよりも、まったりと鑑賞するのが正しい見方なのでしょう。

ただ、キャスティングには若干気になる点があります。この物語に出てくるのは現代人、現代から戦国時代にタイムスリップして溶け込んでいる人、それに生粋の戦国時代の人、の3パターンあるわけなんですが、役者さんの色分けがきちんとされていないんですよね。特に2番目と3番目のパターンの境界線が曖昧。それだけ時代劇をきちんと演じられる人が少なくなっているということなんでしょうけれども。綾瀬はるかのふにゃふにゃした台詞回しもマイナスです(可愛いけどね)。そのあたりでもきちんと時代的なギャップが巧く出ていれば、もっと面白くなったのにと思うと残念です。

なお、これから見ようと思っている人は、北村一輝と伊武雅刀のX星人コンビに注目しましょう。ちょっとした儲け役になってます。嶋大輔も美味しい役なんですが、如何せん演技(というか滑舌)が・・・。

そういや、何故か劇場に自衛隊のパンフレットが置いてありましたが、この映画見て入隊しませんか?ってことかしらん?
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by odin2099 | 2005-06-19 17:14 |  映画感想<サ行> | Trackback(2) | Comments(2)
e0033570_8231429.jpg『デビルマン』級とか『デビルマン』を凌ぐと言われている最新作にして最終作
さっそく初日に見て参りました。

詳しくはサイト内の「しねま宝島」にコメントしてありますが、結果的には『ゴジラ』>『ハウルの動く城』だと思います。
バカバカしくも楽しめました。ただ、万人向けじゃあないけど(苦笑)。

『ハウル』といえば今原作を読み返しているんですが、見事にキャラクターが違っちゃってますなあ。
どっちが良い、とも言えないんだけどね・・・。


以下、「しねま宝島」から転載
”これが最後”という触込みの、シリーズ通算28作目にして誕生50周年の記念作
ということで早くからファンの注目を集めたが、灰汁の強い監督起用に喧喧諤諤。それでも『デビルマン』よりマシだろうというのが大方の意見(希望的観測ともいう)だったが、いざ試写会が始ってみると”『デビルマン』級”だとか”『デビルマン』より酷い!”と非難囂々。不安だらけで劇場へ足を運んだのだが、結果的には充分楽しめた(それにしても既に基準値となっている『デビルマン』の存在って・・・? もう一つ、『CASSHERN』という基準もあるのだが)。
「こんなゴジラが見たかった!」とは思わないが、「こんなゴジラもありだよな」という肯定派。
冒頭の東宝マークに往年の”TOHO SCOPE”のものを使っているのが「この映画は総集編的セルフパロディ映画なんですよ」という一つのサインで、これを素直に受け止めさえすれば二時間だれずに(人によっては大笑いしながら)楽しむことが出来るのだ。

登場する怪獣はゴジラ以外にモスラ、ラドン、アンギラス、ミニラ、マンダ、キングシーサー、クモンガ、エビラ、カマキラス、ヘドラ、ジラ(ハリウッド版『GODZILLA』モドキ)、ガイガン、モンスターX、そしてモンスターXの実体であるカイザーギドラ(キングギドラより凄い?!新怪獣)と錚々たる顔触れ。それに加えて地球防衛軍の主力戦艦はあの『海底軍艦』轟天号だし、攻めてくる宇宙人はX星人、地球に接近する天体は妖星ゴラス、と東宝特撮映画のアイテムてんこ盛り。もう最初から最後まで見せ場の連続で見終わった後はどっしりとした疲労感。でも不思議とゴジラ映画を見た、という気にはならないんだよなあ・・・。

というのも結局は人間ドラマというか人間アクションに主眼が置かれているからで、松岡昌宏とケイン・コスギのぶつかり合いとか、松岡昌宏と北村一輝の激突とか殆ど『マトリックス』状態のアクション・シーンばっか印象に残ってるからだ。
出てくる怪獣にしたってごく一部を除けば秒殺・瞬殺の嵐だし・・・って、これはギャグなんでしょうね、きっと。
また人間の出番が多いからといって人間ドラマがきちんと描けているってこともなく、表情に乏しい菊川怜や脚線美を見せるだけの水野真紀などなどキャラの掘り下げも殆どなし。まあヘンに説教臭いドラマをやらかされるよりは、テンション下がんない分遥かにマシなんですがね。

そんな中で出色なのは、X星人北村一輝の怪演。完全にイっちゃってて実に頼もしい
そして轟天号の艦長ダグラス・ゴードン大佐を演じた総合格闘技のドン・フライ。そんじょそこらの俳優さんよりも演技が上手いというか、存在感があるというか。あ、でも声を吹き替えた玄田哲章の巧さでもあるのかな。実質的にはこの二人が主役といっても過言ではなく、だからメチャクチャ強いはずのゴジラの存在感が霞んでるんだなあ。

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ただこの映画、音楽だけはまるでダメ!なんで今更キース・エマーソンなんか引っ張り出したのかわからないけど、全篇に渡って流れっぱなしのロック・サウンドは、耳に残るメロディーは皆無で五月蝿いだけ。
別に御大・伊福部昭を呼んで来いとは言わないけど、これだけ色んなキャラが出てくる作品なら伊福部メロディーが必要でしょ。せめて轟天出撃シーンくらいは。
その代り(?)劇中曲扱いなのか、佐藤勝版”メカゴジラのテーマ”が唐突に流れてきたりするのはなんなんだか。

そしてもう一つ、ラスト・シーン。ここまでお祭り騒ぎやらかしといて、これはないんじゃないの?
個人的にミニラが大っ嫌いってこともあるけど、最後の最後で緊張感の糸がぷっつり切れたかのような虚脱感に襲われました、ハイ。
この二点がなけりゃ、冒険作として結構な点を付けても良かったのになあ。もっともシリーズの最後でこうまで弾けた作品作っちゃうと、なんか勿体無いね。どうせ数年後か十数年後には甦ってくるんだろうけど、とりあえずの大トリを飾る作品としては許せない部分もあるなあ。というか、これで最後の『ゴジラ』です、とは認めたくないというか。

追伸。
エンドクレジットには、本編では使われなかったカットが随分使われてるので、最後まで席を立たないこと。

   ×  ×  ×

興行的にはかなり厳しいという話なので、もう一回見に行ってしまいました。これで当分スクリーンで『ゴジラ』とおさらばかと思うと、感慨深いものがあります。

それにしても、のっけから見せ場満載、ツッコミどころ満載の映画はなかなかないですねえ。
冒頭のゴジラ対海底軍艦の一戦、金子監督が『GMK』のクライマックスで実現出来なかったことをあっさりとやってのけてしまったわけですが、この初代轟天号の指揮を執っているのが中尾彬・上田耕一コンビなのが<平成シリーズ>をずっと見ている人にはニヤリだし、続いて新・轟天号が戦う相手がマンダなのは必然? 
しかもこの新・轟天のデザインが、二代目海底軍艦とでも呼ぶべき『惑星大戦争』版の轟天号のイメージに近いのも遊び心が出ています。

回想シーンで暴れている過去の怪獣たちが、バラン、バラゴン、ガイラ、ゲゾラ、それにチタノザウルスというセレクトなのも渋いです。でもどうせならメガロとかゴロザウルスとか他にもバンバン映して欲しかった怪獣はいますし、一体も選ばれていない平成怪獣群の中からも、例えばビオランテとかデスギドラとかダガーラとかオルガとか出して欲しかった気もしますね(あれ、メガギラスはいたんでしたっけ?)。

ゴジラ対GODZILLA実現!のジラ戦、あっけなくやられちゃうジラは拍手もので、「やっぱマグロ食ってるヤツはダメだな」という北村一輝の台詞も大笑いだし、アンギラス・ラドン・キングシーサーとの変則マッチが何故かサッカー映画風演出なのも子供には受けていたようです。
あっという間に出てきて消えるヘドラや、エビラに止めを刺す際の「悪いな、エビは嫌いなんだ」というケイン・コスギの台詞などは評判悪いようですが、まぁそんなに目くじら立てるほどのことではないでしょう(そんなことよりもドン・フライ同様、ケインの台詞も吹き替えにした方が・・・)。

そうそう、「これでも昔は”百発百中”と呼ばれた男だよ」という宝田明の台詞に、場内でただ一人反応してクスクス笑っていたのは私です(知らんだろうなぁ、その昔の宝田明の主演映画に『100発100中』というのがあって・・・・・・といっても見たことありませんが)。
南極にあるエリアGの隊員さんコンビの名前がニックとグレンだってことに反応したのも私だけだったかなぁ(これは、『怪獣大戦争』にニック・アダムスが出演した時の役名が、”グレン”だったことに引っ掛けたお遊びですな)。

かように古くからのファンはお遊びにニヤリ、これまで『ゴジラ』なんか見たことない!と仰る新参者にも敷居は低いのが本作の特徴でしょうね。その分、マニア、フリークの皆様方の中には強烈に拒絶反応を示していらっしゃる方もおりますが、これは仕方ないでしょうね。いわばこれまでのシリーズ全作品を、ある意味否定しまくっているわけですから。

しかしこうなると、次に『ゴジラ』を復活させる時は大変そうです(”最終作”と銘打ってはいますが、数年、十数年後にはまず間違いなく甦ってくるでしょうから)。これほど破天荒で能天気なオールスター映画を作られてしまうと、単純な対決モノでは小粒過ぎますし、かといってその対戦相手がリバイバル怪獣では新鮮味に乏し過ぎます。さりとて一作目に倣った単独の”恐怖ゴジラ”が上手く行くかというと難しいでしょうねえ。
禁じ手としてはその一作目のリメイクという選択肢もありますが、それはやらないでしょうし、うーん。ここはやっぱりガメラと対決させるしかないんじゃありませんか?

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by odin2099 | 2004-12-04 22:05 |  映画感想<カ行> | Trackback(3) | Comments(4)
とシネコンまで行ったのですが、チケット売り場が混雑していたので中止。代りに売店で前売券を買ってきました。
作品名は『ゴジラ/ファイナルウォーズ』。今日から特典第2弾としてDVD付きのが発売されたのです。
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基本は既存27作品+おまけの30枚組DVD-BOXの宣伝なんですが、それでも収録時間47分は、おまけとしては得した気分。
『デ○ル○ン』の特典DVDなんて酷かったからねぇ。
実はまだ本編見てないけど、このおまけDVDより内容が酷いとかいう噂も・・・。
まぁ、『ゴジラ』はそんなことないことを祈っております。
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by odin2099 | 2004-11-03 20:55 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)

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