【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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最初は「ウルトラマン」の新作映画を撮る企画もあったのだが、何せスケジュールの問題からTVシリーズも終わらせたくらいだから、更に映画を撮るなんて土台無理な話だったのかも。
ということで栄えあるウルトラ作戦第一号、もとい劇場用ウルトラ映画の第一号となったのはこれ。
円谷一が監督したTVの4話分の再編集版だ。

e0033570_21580220.jpg以前にも書いたけど、ファーストエピソードではウルトラマンの出番なし。ウルトラマンはハヤタの乗るビートルと衝突し、ハヤタの命を奪った挙句一心同体となるところまで。
フィルムを無理矢理繋ぎ、ベムラーは科特隊が単独で倒したことになっている。
だから肝心のウルトラマンがなかなか出てこない。
当時の映画館ではヤキモキした子供たちも多かったのでは?

続いて「怪獣無法地帯」多々良島へ。
ここでレッドキングやらチャンドラーやらピグモンやら、怪獣が一挙に出演。
これって当時のゴジラ映画と比べても、かなーり豪華な絵作りな気がする。
しかもベムラーやその後に出てくるゴモラも合わせりゃ、再編集とはいえ登場する怪獣はゴジラ映画に比べても遜色ないと思う。まだ「怪獣総進撃」が作られる前だし。
しかし「ナパームを使う時は一緒だ」と言っときながら、「早くナパームを投げろ!」とハヤタに命じるムラマツキャップって一体…?

三つめのエピソードはゴモラ登場の、「ウルトラマン」唯一の前後編。
一回戦の途中でベーターカプセルを落としてしまい、大慌てのハヤタ隊員。
前のエピソードでもベーターカプセルなくしてるし、意外におっちょこちょいなハヤタ、いやウルトラマン?
大阪城を舞台にしたゴモラとの攻防戦は、これは劇場映画と遜色ないくらい特撮が充実していて、前にも書いたけど「ゴジラの逆襲」よりも迫力がある。
大阪城内のゴモラの進行コースがイマイチわからないのだけれど、誰かまとめた人いないかな。
今度大阪城へ行ったら、そのコースを追体験してみたいんだけど。
ところで続けて見ると、ゴモラのいたジョンスン島って多々良島にソックリだねえ。
怪獣の生息しやすい立地条件なんだろうな。

ということで一本の映画としての構成、まとめ方はイマイチどころかイマニ、イマサンくらいだと思うけれど(余韻もへたくれもなしにブツっと終わっちゃうし)、何よりもTVが終わってすぐの子供たちへのプレゼント、いわばカーテンコールとしてのこの作品、満足度は高かったんだろうな、と思う。
今となっては、よっぽどのマニアじゃなければ無理して見るほどのこともないだろうけど。
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<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8600734/


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by odin2099 | 2017-02-12 21:59 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
8作目となった「ゴジラ」シリーズ、転換期(と呼んでいいのかな?)の作品。

始まって1分足らずでゴジラ登場は、これまでの最短記録。
このシーンではハヤタ隊員:黒部進がチラっと出てくるけど、当時の子どもたちは劇場ですぐに気付いたのかな。
またその相棒として出てくるのが、前作では主役級の一人だった当銀長太郎というのがなんとも…。
まあこの人はバイプレーヤーとして活躍した方ですがね。

e0033570_19190255.jpgそして主役は高島忠夫、そして久保明、平田昭彦、佐原健二、土屋嘉男と東宝特撮お馴染みの顔ぶれがズラリでオールスターキャストの趣き。
トータルの出演者が少ないだけに可能となった配役、と考えるのは早計だろうけれど、各人がそれぞれの持ち味を発揮し、要するにイメージ通りのキャラクターを演じているのもファンには嬉しいところ。例外は高島忠夫だろうけれど、これはこれで希少価値だろう。
グアム島ロケを行ったとのことなので、それなりに予算は潤沢だった?

それにしてもミニラはキモい。
キモカワイイ、なんて言えない。ホントにキモい。
またカマキラスやクモンガは生理的嫌悪感を抱かせる。
従来の東宝怪獣にはない感覚、といっても怪獣じゃなくて大きな虫なんだけどね。
面白い映像にはなっているのだけれど、クモやカマキリ相手のゴジラはちょっとねぇ。もっと怪獣らしい相手と戦わせてあげたかったかったもの。

そして今回も最後は「ゴジラ可哀想」なのは違和感あります。
怖がられる対象からアイドルに。
ということで最初に書いたように、ゴジラも転換期なワケです。

【ひとこと】
今回のゴジラも、幾つかのショットで視線が上の方を彷徨っておるな。
まあ同じ着ぐるみの流用なんだろうけれど。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/7080119/


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by odin2099 | 2017-02-08 19:19 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
コジラ版「若大将」シリーズなどと呼ばれたりもしている通算7作目。

海で遭難した兄を探しに田舎から出て来たあんちゃんが、偶然知り合った大学生や金庫破りを巻き添えにして勝手にボートで船出。
嵐に遭い、更に怪獣エビラに襲われボートは壊れ、ようやく島へと辿り着いたと思ったら、そこには悪い「赤い竹」という連中がいて、しかも近くの島民を掻っ攫って来て重労働を科していた。
辛うじて脱出した島民の美女と仲良くなって聞いてみると、彼女たちはインファント島の住人達。そしてどうやらその島には、難船の生き残りの兄がいるらしい。
なんとか「赤い竹」を出し抜いて、インファント島の人たちを救い出して、と思ってると、なんと島にはゴジラが眠っていた…!

ということで前作までとはガラっと違った作風。
お話も殆どこのレッチ島に限定され、怪獣映画の醍醐味でもある都市破壊などのスペクタクルシーンは愉しめない。
ゴジラは人間の都合で眠りを覚まされ「赤い竹」やエビラと対峙させられるが、当人にしてみりゃ勝手に敷かれたレールの上を走らされた結果、不本意ながら相手をしてるといったところ。

金庫破り役の宝田明の軽妙な演技や、砂塚秀夫、当銀長太郎、それに「赤い竹」の平田昭彦や田崎潤ら濃いメンツの印象が強く、これまた怪獣映画らしからぬ雰囲気。
ヒロインの島娘・水野久美も良かったんだけど、エビラはともかく、ゴジラもモスラもなかなか出てこないので、お子様向けとは些か言いかねる面が。

e0033570_20021127.jpgモスラの代弁者、小美人は今回も出てくるが、キャストはザ・ピーナッツからペア・バンビに交代。
誰それ?って感じだけど、実はザ・ピーナッツよりも先にデビューしてる当時の人気者だったという話。
「へー?!」だけどね。
ただザ・ピーナッツに比べると、メイクのせいもあるのかもしれないが、より南洋の島の妖精っぽい気がする。

さんざ人間どもに利用されるゴジラだけど、その分登場人物たちは感情移入しちゃったらしく、最後はもうすぐ爆発する島から「逃げろ~!」の大合唱。
結局助かって一同ヤレヤレと胸をなでおろす一幕も。
ゴジラの正義の味方化はこのあたりから始まるんだな。

ちなみにこの作品、元々「ロビンソン・クルーソー作戦/キングコング対エビラ」というキングコング主演作として用意されたもの。
アメリカ側が難色を示したためにボツになり、代わりに「キングコングの逆襲」が作られ、一方ボツになった台本は主役をゴジラに書き換えて使われたというワケ。作風の違いはこんなところにも原因があるんだろう。

【ひとりごと】
着ぐるみの造形のせいなのか、それとも劣化したからなのか、本作のゴジラは終始顔が(顎が)上がってるような。
常に上の方を見つめてるようで、視線が定まってないのが気になるな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9797892/


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by odin2099 | 2017-01-30 20:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ゴジラ」もこれが6作目。
そしてシリーズとしても一区切りで、次回作からスタッフやキャストの入れ替わりがあったり、作風の変化があったりで、これまでの「ゴジラ」物に親しんだ目からするとちょっと違和感があるんじゃないかと思います。

さて今回の作品、リバイバル公開の時には「キングギドラ対ゴジラ」なんていう風に改題されちゃいましたが、前作に出て来たキングギドラとのリターンマッチ戦となっております。

e0033570_18491237.jpgところでキングギドラっていうのは、「ゴジラ+ラドン+モスラ」なんだと思うんですよね、三つ首ですし。この三大怪獣に拮抗しうる、あるいは凌ぐ強さ、キャラクター性などを求められて誕生した存在なのだと。
前作「三大怪獣 地球最大の決戦」でも、ゴジラやモスラ単独では勝てないかもしれない相手だから団結が必要、というのが後半では執拗に説かれ、はたして三大怪獣が共闘出来るのかがサスペンスを盛り上げる要素になっていました。
結果は抜群のコンビネーションを発揮した地球怪獣連合軍の前にキングギドラは撤退しますが、それでも完敗というわけではありませんでした。

そんなキングギドラが再び登場するのが本作ですが、対するのはゴジラとラドンの二大怪獣。明らかに格落ちです。
その前に再び屈してしまうキングギドラ。ゴジラやラドンが強かったというより、キングギドラが弱体化したなあという印象の方が残ってしまうのですが。

地球人相手に一芝居打って、キングギドラのみならずゴジラとラドンを手中に収め、宣戦布告するX星人たち。
見るからに胡散臭そうな連中ですが、そのネタバラシはもう少し引っ張って、サスペンス要素を加味してミスリードを誘っても良かったような…?。子どもへの配慮なのか、わかりやすさを優先したんでしょうけれども、ちょっと勿体ないような気もします。
ただ今一つわからないのが、X星での最初のキングギドラ襲撃シーン。
あの慌てぶりは二人に見せつけるための芝居? それとも一時的にコントロールを失うという想定外の事象の発生?

ラストシーンではもう一回X星に行け、徹底的に調査せよと命令されちゃう富士とグレンですけれど、この物語後のX星はどうなっちゃったんでしょうかねえ。
X星人の残党を始末し逆に地球の植民地化し、優れたテクノロジーを我が物にしてしまったのかしらん?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9409056/


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by odin2099 | 2017-01-21 18:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ゴジラ」シリーズの5作目で、単独主演作からゲスト主役を招くようになり、この作品ではグループのセンターという位置付けになりました。
年に2回もゴジラ映画が封切られたのはこの時が唯一ですね。
<東宝チャンピオンまつり>は春夏冬の年3回興行でしたが、新作は1本で残りはリバイバル作品の上映でしたから。

この作品は明らかに前作「モスラ対ゴジラ」の続きとなっています。
モスラが過去にゴジラと対決し、勝利を収めていること。
その時の勝者である双子だったモスラの片割れが死んでしまったこと。
これを前提にお話は進んでいきます。

ただし共通する登場人物などはいません。
なまじっか小泉博とか別の役で続けて出てきますのでややこしいややこしい。
まあ「モスラといえば小泉博」といったところで、「モスラ」「モスラ対ゴジラ」そしてこの「三大怪獣」と3作連続で出演。さらにその後「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/東京SOS」にも律儀に出てきてくれています。

e0033570_19442511.jpgそれにしてもこの作品、以前にも何度か書いてると思いますが、これでもかこれでもかという詰め込み具合が凄まじいですね。
しかもその一見何の繋がりもなさそうな要素が、後に有機的に繋がっていく様は圧巻。快感すら覚えます。
場面転換も小道具の使い方も見事で、関沢脚本・本多演出恐るべし!といったところでしょうか。
見せ場もタップリで、怪獣映画の全てがここにある!
…というのは言い過ぎでしょうか。

【ひとりごと】
モスラの代理人、小美人役のザ・ピーナッツは本作がシリーズへの最後の出演(小美人自体は設定を変えたり、俳優さんを変えたりで後の作品にも出てきますが)。それもあってか宮川泰センセの新曲を引っ提げて登場します。
宮川メロディと伊福部大先生の音楽には相容れるものがなさそうなのですが、最初のうちこそ違和感あるものの、徐々に馴染んでくるのはさすが稀代のメロディメーカー!

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/9541676/


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by odin2099 | 2017-01-19 19:47 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ゴジラ」4作目。この辺から毎年新作が作られるようになりますので、ゴジラ絶頂期と呼んでも差し支えないのだろうと思います。

「キングコング対ゴジラ」ラストで熱海城をぶっ壊した二大怪獣はそのまま海へ転落。コングは泳ぎ去って行きますが、ゴジラは消息不明なままでした。
今回のゴジラは倉田浜干拓地から出現しますが、モスラの卵が漂着した静之浦海岸は静岡県らしいので、一応は連続性がありそうです。

また単独作品「モスラ」の続編という側面もあり、今回最初に登場するのは「モスラ」で幼虫から成虫になった個体だろうと思われますが、登場人物の反応を見るとどうもモスラが既知の存在なのか未知の存在なのかがハッキリしませんね。モスラという怪獣は(一部では)知られているとしても、あの作品のように東京を蹂躙したワケではないのかも。

e0033570_20091139.jpgこの作品ではインファント島からやってきた小美人の懇願を受け、新聞記者の酒井、カメラマンの純子、それに三浦博士が説得したにもかかわらず、虎畑や熊山はモスラの卵を返さない。その一方でゴジラの脅威から日本を守るため、モスラの助力を請おうと酒井たちがインファント島を訪れるが、一旦は拒絶される、という展開が描かれます。

が、なんで酒井たちが責められるのかがどうも納得いかないんですよね。
卵を返せなかったのは彼らの責任じゃないし、度重なる水爆実験でインファント島が荒廃したのは酒井たち、否日本人のせいではないのですから。
唯一の被爆国である日本人だから免罪符がある、とは考えてませんが、全ての代表を彼ら3人に重ねるのはちょっと無理があったんじゃないのかなあと思うのです。如何でしょう?

ところで本作の予告では「モスラ親子の共同作戦なるか?!」というナレーションが被り、空中から成虫モスラが、地上からは幼虫モスラがそれぞれゴジラに対して攻撃を仕掛けているように見せてますが、実際は成虫が死んだ後で卵から幼虫が孵るので親子の対面はなし。
これ、過剰広告じゃありませんかねぇ???

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/19493361/

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by odin2099 | 2017-01-17 20:12 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
「ゴジラ」の第3弾です。
この作品の存在を知ったのはラウレンティス版「キングコング」がやって来たころだったのですが、まだシリーズの製作順とかを知らなかったので、ゴジラは色んな怪獣と戦った上で言わば頂上決戦としてキングコングと対決したに違いないと思っていたものですが、意外にもアンギラスに続く2戦目の対戦相手でした。
その後でゴジラはモスラやラドンやキングギドラと激闘、一方のキングコングは他の対戦相手がいない(ゴロザウルスやメカニコングは除く)と知った時は驚きました。
「日米怪獣王者の激突」…というほどじゃないじゃん。
もっとも当時のキングコングの知名度とか興行価値は今とは比べ物にならないくらい凄かったんでしょうけれども。

さて、前作「ゴジラの逆襲」のラストで神子島で氷漬けにされたゴジラは北極海の氷山から復活します。
神子島って多分北方領土あたりか、さもなきゃもろにロシア領にありそうですが、辻褄があってるんだかあってないんだか。
そして「巨大なる魔神」キングコングはソロモン諸島のファロ島から日本に連れてこられます。
北から南から二大怪獣の激突!

しかし人間側のドラマが濃すぎて(そしてコメディ色が強すぎて)、映画としては面白くても怪獣映画としてはイマイチ、というのは過去にも書きましたね。昔からファンの間で評価が高いようなので、そんなことを言うのは申し訳ないんですが。
とにかく高島忠夫、藤木悠、有島一郎のトリオは濃すぎます。準主役の佐原健二も霞んじゃうくらい。

e0033570_00101724.jpgそしてヒロインの浜美枝も、川に浸かってびしょ濡れになったり、コングに浚われたりでかなりボロボロにされているので強く印象に残ります。あのスクリーミングヒロインっぷりはお見事。
もっとも個人的には友人役の若林映子の方が好み。
どちらかというと妖艶なイメージのある女優さんですが、この作品では可愛らしい女の子を好演してます。
どうせならただの友人じゃなく、高島忠夫の恋人役かなんかにして、もっと出番を上げても良かったんじゃないかなあ、なんて思ってしまうほどです。

ともあれ作品は大ヒット。
「ゴジラ」はドル箱シリーズとなるのでした。

【ひとりごと】
「巨大なる魔神」を「きょだいなるましん」と呼ぶのは「どーもピンとこねえなあ」。
「ましん」じゃなくて「まじん」でしょ、普通。
麻疹じゃないんだから…。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/8958172/


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by odin2099 | 2017-01-15 00:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
「ゴジラ」の続編です。
前作のキーパーソン、山根恭平博士が再登場して両作品の橋渡しをしますが、ゴジラに対する打つ手なし、オキシジェンデストロイヤーはもうないよ、というだけの役回り。それ以外に連続性をうかがわせるものは特別ありません。
前作と違い、今回のゴジラは割と早めに顔を出します。

前作の「東京篇」に対して本作は「大阪篇」とされますが、クライマックスが神子島というところへ移るのであんまり大阪が舞台という感じはしませんね。
ゴジラとアンギラス(勝手にアンキロサウルスを略すなよ)の戦いのとばっちりで大阪城が破壊されちゃいますが、ミニチュアが意外にしょぼいです。
これならTV番組とはいえカラーだし、ウルトラマンとゴモラの舞台の方がしっかりと作ってるなあという気がしないでもありません。

e0033570_08045918.jpg専門家やジャーナリストがお話の中心にいた前作と違い、今回は素人というか民間人が中心で差別化を図っていますが、肝心のお話は今一歩。粗製乱造とは言いませんが、もう一つか二つ工夫が欲しかったかなあ。

小林が残した写真に写っていたのは誰だったんでしょう?
劇中に出て来ている人ならもグッと来るところですが、伏線も何もなく急に知らない人を出されましても、ねぇ?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/2890831/
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by odin2099 | 2017-01-14 08:05 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19454622.jpg「君の名は。」もそうですが、夏公開の映画をまだ劇場で観ることが出来るというのは凄いことです。
Blu-rayが出たら定期的に見直してしまいそうですが、劇場ではこれがおそらく最後の機会、都合で4回目の観賞となりました。

しかしこの映画の情報量の多さは、5回や10回見ただけでは消化しきれないんじゃないかなという気がします。
今回も新たな発見がありました。
一作目を否定しているようで、実は完全に寄り添っているこの最新作。
続編を期待する声も大きいようですが、次回作をひとまず初めてのアニメーション作品としたのはある種の先見の明だったのかも?

今回で相当ハードル上げてますので、そんじょそこらの生半可な姿勢では失笑を買うどころか炎上しかねません。
アニメでクッションを入れ、場合によっては更にレジェンダリー版の続編を挟み、改めて国産ゴジラを仕切り直しする、それが一番の得策かもしれないですね。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24561344/
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by odin2099 | 2017-01-12 19:47 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
久しぶりにスクリーンで観直した時は「おお、面白いな」と思ったのですが、やっぱりホームシアターでは限界があるみたいですね。
というより自分がこの1作目をそんなに好きじゃないというのが原因なのかしらん。
またまた「古くて怠い映画」という印象になりました。
なまじこの1作目をトレースしてアップトゥデートされた「シン・ゴジラ」が面白かった、ということもあるんでしょうね。同じようなシーンなら現代版の方が好み、ってことみたいです。

e0033570_21210416.jpg主役のゴジラは映画が始まってもなかなか姿を見せません。姿は見せないものの存在感は発揮し、次々と怪異が起って「なんだなんだ?」と焦らし、待ってましたとばかりにようやく出てくるのは、ミステリー、サスペンス、ホラーといったジャンルのお約束。
しかしここまでの展開、結構エグイです。
立て続けに3隻の船が犠牲になり、その唯一の生存者も結局は上陸したゴジラによって絶命、と容赦ないです。
だからこそ恐怖感が余計に煽られるんでしょうけれども。

クライマックスは超兵器オキシジェンデストロイヤーによって解決しますが、途中で伏線を張るものの、些か唐突に映るのは自分が捻くれてるからでしょうかね。急に都合よく便利グッズが出て来たなあと思ってしまうのです。
そもそも芹沢博士は何のためにオキシジェンデストロイヤーなんぞ作ったんでしょうか?
なんか酸素をあらゆる角度から研究していてその副産物かなんかってことですけど、その前に山根博士と芹沢博士って師弟と言う割に専門分野違い過ぎませんかねえ。

e0033570_22243933.jpg後の「ゴジラVSデストロイア」で再登場した山根恵美子は、結局尾形とは結ばれなかったということですが、この1作目を見ていてもフラグが幾つも立ってる感じがします。何か良いムードになろうとすると妨害が入るし、尾形と山根博士の関係も何かギクシャクしてそうだし、いくら芹沢博士に「幸福に暮らせよ」と言われても「はい、わかりました」とはいかないですよねぇ。

ラストシーン、愛弟子の芹沢の死よりもゴジラの死を悼む山根博士の姿が印象的。
そして中盤以降は台詞がなくなるけれども、画面上ではしっかりと存在感を示す村上冬樹演じる田辺博士も。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/22092094/


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by odin2099 | 2017-01-08 21:21 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)

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