【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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サンリオピューロランドでのアトラクション作品ですが、『GODZILLA/ゴジラ(2014)』のBlu-rayの特典映像として収録されていたので初めて鑑賞。当時から気になっていたんですが、この作品の為だけにピューロランドへ行く気にはどうしてもならなかったので……。


探査艇プラネット号が行方不明となり、同型のアース号が捜索の任務に就くというのが発端。三枝未希(なのかな?)のレクチャーを受けて、観客はアース号に乗り込みます。
辿り着いたのはゴジラ、モスラ、ラドンが闊歩する未知の惑星。そこでプラネット号を発見し辛くも脱出を図るのですが、突如ゴジラたちは地球へとテレポート。それを追ってアース号もすぐさま地球へと戻ります。
地球ではゴジラたちが大暴れ、アース号はGフォースと共同してゴジラを攻撃するのですが…という、観客体感型のムービーです。


e0033570_23133715.jpgゴジラとラドン、ゴジラとモスラは絡みますが、実は三大怪獣が同一画面に登場するシーンはありません。しかし東京駅から銀座へと破壊の限りを尽くすゴジラは、主観映像が多いこともあってなかなかの迫力。劇場で観ていたらさぞかし燃えたことでしょう。

僅か6分ほどの映画ですが、全編特撮一色で伊福部メロディーがバンバン流れる一遍。「ゴジラ」ファンなら一度は目を通しておいた方が良いでしょう。ストーリーは有って無きが如くで、説明不足でチンプンカンプンですけれど。


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by odin2099 | 2015-04-15 23:16 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

昨年の暮れからひっそりと開催している<金子修介監督祭り>は、まだまだ継続中…。


e0033570_08010210.jpg現在まで<ゴジラ>と<ガメラ>を撮った監督はただ一人。待望の<ゴジラ>新作ではあったものの、所謂この時期の金子組常連俳優が顔を揃えているだけに、何となく<平成ガメラ>っぽい作品になってしまっている気も。音楽も同じ大谷幸だし。


じゃあこの作品を<平成ガメラ>の続きとして観られるか?――というと答えはNo、だなあ。
実は一頃、この作品を『ガメラ3』の続編と仮定したら、と妄想したことがあった。
もちろんお話が続かないのは当然で、脳内補正をしまくって辻褄合わせをして(例えば蛍雪次郎が演じる自殺志願の男を大迫元警部補に擬えたりして)考えてみたりもしたのだけれども、根本的に「怪獣」の捉え方が違っちゃってる。<平成ガメラ>の世界観の中の「怪獣」は、この『GMK』世界の「怪獣」とは別種の生き物として描かれていたのだ。


同じ「怪獣」へのアプローチでも<ゴジラ>と<ガメラ>へは違う方法を試みたのは、引き出しが多かったのか、それとも已むに已まれぬ事情があったのかはわからないが、結果として二大怪獣の差別化に成功しているのは善き哉。
だからこそ監督にはいつの日か『ゴジラ対ガメラ』を撮って欲しいものだが……見果てぬ夢か。

過去記事はこちら


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by odin2099 | 2015-01-17 08:02 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_09455485.jpgこちらは第2回コンサートのライヴ盤です。実際の発売は来年の1月1日なのですが、コンサート会場限定で先行発売していました。「ジャコ萬と鉄」組曲、「佐久間ダム」組曲、「ドゴラ」組曲、「ラドン」組曲、「宇宙大戦争」組曲で全49トラック。
演奏も素晴らしいですが、CDとしても聴きやすいものになっています。
もちろん当日生で聴いた感激に勝るものはないですが…と、これは自慢。

そして恐れていたことが…。
アンコールなしでも長時間の演奏だったので、果たしてCDに収録しきれるのか?と疑念を呈していましたが、やはり限界を超えてしまっていて「ゴジラVSメカゴジラ」組曲がオミット…。
ただその後の続報によれば、特別版CDも作り、そちらには収録されるとのこと。
ということはそちらも買わないと、ですねえ……。

【ひとりごと】
ウォークマンに入れて聴いていると、トラックとトラックの間にブランクが…
曲と曲の間なら良いのですが、曲の途中でブツっと切れるのはどうにも気持ちが悪いです。
普通にCDとして聴いている分には問題ないのですが、何故だろう???


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by odin2099 | 2014-12-07 09:53 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
e0033570_20444974.jpg1954年の『ゴジラ』から1969年の『コント55号宇宙大冒険』までの東宝特撮映画から、作品に登場した都市風景――画面の片隅に映し出されていたり、撮影に使われたり破壊された建物等々をピックアップして検証し、当時の姿と今とを比較した研究本、ということになりますか。

ミニチュアで再現されたものに関しても、それが実在するものなのか、それとも架空のものなのかといった考察も加えられていますので、これから作品を観る上での興味が増すというものです。
ロケ地を散策するお供としても使えるかな。

コラムとして他の特撮映画やTV番組(「ガメラ」シリーズや『宇宙大怪獣ギララ』、『大巨獣ガッパ』、『宇宙人東京に現わる』、『月光仮面』、『ナショナルキッド』、『黄金バット』、『ウルトラQ』、『マグマ大使』等々)にも触れられていますが、その辺りはいずれ稿を改めて発表して欲しいものです。
そして1970年代の空前の第二次怪獣ブーム、変身ブームの作品群をも。
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by odin2099 | 2014-12-05 20:52 | | Trackback | Comments(0)

伊福部昭の映画音楽をフルオーケストラで!というコンサートも今回で3回目、最終回です。
今回もオーケストラ・トリプティークの熱の入った演奏を堪能しましたが、それに加えて伊福部昭百年紀合唱団も参加。混声合唱付きのまことに贅沢なものとなりました。


e0033570_20253816.jpg演奏曲目は、まずは「北海道二題」と題された曲目で、これは「HBCテレビ、放送開始と終了のテーマ」、それに「北海道讃歌」を組み合わせたものから始まります。
続いて「≪大怪獣バラン≫組曲」、「≪ゴジラ≫組曲 改訂版」と続き、休憩を挟んで「≪モスラ対ゴジラ≫組曲」、「≪キングコング対ゴジラ≫組曲」、そして最後が「≪海底軍艦≫より」という選曲でした。


『大怪獣バラン』ではあの「バ~ラダギ、バラダギ」という曲、『ゴジラ』改訂版は「平和への祈り」(安らぎよ~というやつ)、『モスラ対ゴジラ』は「聖なる泉」と「マハラ・モスラ」、『キングコング対ゴジラ』ではおなじみ「ア シ アナロイ アセケ サモアイ…」のメロディーは混声合唱で歌われます。
他の楽器とのバランスからか今一つ聴きづらい(埋没してしまっている)部分もありましたが、それも生ゆえ、でしょう。


一部ではスペシャルゲストとして宝田明さん登壇。とても80歳には見えない若々しさ。再編集版である『怪獣王ゴジラ』に対する不満点などなど、短時間でしたが熱いトークでした。
最初は自分の席の2列ほど前、すぐ近くに座っていたのですが、途中で姿が見えなくなったので帰られたのかなあと思ったのですが、終演後には即席のサイン会も行った由。移動されただけだったのか、それとも楽屋で休まれていたんでしょうかね。


アンコールはなんと『キングコング対ゴジラ』のアノ曲。
最初に歌唱指導があり、その後でみんなで歌いましょう、という企画。
立ち上がって歌いましたよ
 A si anaroi Aseke Samoai
 A si anaroi Aseke Samoai
 Ke Kelekena Ke Kelekena
 Ina mang fanadoro Sagutia……
わざわざ配られたプログラムの後ろに歌詞まで載っていました。
指揮者の齊藤さん曰く「この中にはソラで歌える人もいるでしょうが」に場内爆笑。
流石にCDには収録されないでしょうが(今回もライヴ盤が発売予定とのこと。2枚組ならば可能性もあり?)、それでも愉しい思い出です。
14時過ぎからスタートしたコンサート、終わったホールを出たのは16時半近くになっていました。

e0033570_20254540.jpg
振り返ってみるとあっという間の3回のコンサート。今回は比較的早めにチケットを取りましたが、全部参加足を運ぶことが出来たのは望外の喜びです。
これで終わってしまうのは勿体ないですし、主催側もVOL.4、VOL.5…の構想はあるようですが、資金面では相当苦労されている様子。支援企業や個人を募るようです。
そういや今日のすみだトリュフォニーホールも、特に後ろの方ですがかなり空席目立ちましたからねぇ…。
何とか続けて欲しいですし、他の作曲家や作品でもやって貰いたいものです。


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by odin2099 | 2014-11-24 20:30 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

炎を操る超能力を持つ青木淳子は、その能力故に他人との関わりを拒否して生きてきたが、ふとした切っ掛けから会社の同僚多田一樹と親交を深めていく。だがそんな矢先、一樹の妹雪江が不良少年グループにゲーム感覚で殺害されるという事件が起きる。しかもリーダー格の小暮昌樹は有力者である父のコネと未成年ということから無罪で釈放されてしまう。
復讐しようとする一樹を制し、自ら小暮を殺害すると宣言した淳子は、近付いてきた対犯罪組織のメンバーである木戸浩一の助けを借りてグループに制裁を加えるが、小暮は難を逃れていた。
一連の事件を追う警察官の石津ちか子と牧原康明は、超能力者が絡んでいることに気付くのだが…。


e0033570_19425103.jpg宮部みゆきの同名小説に、前日譚にあたる『燔祭』も交えて再構成し、矢田亜希子主演で映画化したもので、共演は伊藤英明、原田龍二、長澤まさみ、吉沢悠、徳山秀典、永島敏行、桃井かおり。監督は金子修介で、<坂本浩一監督祭り>の陰で<金子修介監督祭り>も地味に継続中。
他に本田博太郎、中山忍、蛍雪次郎、藤谷文子、小松みゆき等もチョイ役で出ているが、このあたりは金子組の常連俳優といったところか。
長澤まさみはこれがデビュー作で、東宝シンデレラに選ばれてから撮影に入るまで一カ月もなかったらしい。


公開時に劇場で観て以来なのだが、改めて『美女と液体人間』や『電送人間』、『ガス人間第一号』ら往年の東宝特撮映画<変身人間シリーズ>の延長線上に位置しているというか、それを現代(といってももう15年近く前ではあるが)に再現した作品という香りが色濃い。またこれは金子監督自身の狙いでもあったようだが、そろそろ後に続く作品が欲しいところ。


孤独に生きてきたヒロインを体現した矢田亜希子のちょっと斜めに構えた演技、そしてそれを受ける永島敏行と桃井かおりの二人が好演。
その一方、伊藤英明も吉沢悠も矢田亜希子に食われてしまって存在感に乏しく、原田龍二も桃井かおりと一緒の芝居場が多いので損をしているように思える。


【ひとりごと】
当時は長澤まさみが可愛いなと思っていたけれど、今見ると序盤で殺されてしまう多田幸江役の浜丘麻矢の方が可愛く見えるな。全然知らない娘だったけど、実はこの頃チャイドルとして人気があったらしい…。


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by odin2099 | 2014-11-17 19:45 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_21090075.jpg『1』は怪獣映画ファン向け、『2』は戦争映画ファン向け、そして『3』は…なんだろう?
押井守とか庵野秀明の世界観に興味を抱きつつも、今一歩踏み込めない層向け、と言ったら違うだろうか。
『パトレイバー』や『エヴァンゲリオン』には乗り損ねた、或はアニメにはハマれない人たち向け……いや、違うか。


ただ『1』や『2』の時と違ってSFファンには受けが悪いだろう。
伝奇モノ好きには理解しやすい世界感か。


<平成ガメラ>三部作は、物語は繋がっているものの、作品ごとに見せる”貌”は随分と異なる。その多様さが好きという人もいれば、その多面性に付いて行けないという人もいるだろう。
特に『3』は飛躍し過ぎと感じた人が多かったようで、前2作に比べると評価は多種多様。


e0033570_21085498.jpgしかしながら3作通して描かれたものも多く、どれもこれも「ガメラ」だったのだなあ、と思ふ。そしてそれは次回作『小さき勇者たち/ガメラ』の、あまりにもかけ離れた世界観への違和感となって表れてしまう。


【ひとりごと】
公開から15年、斬新だったニュー京都駅も、今では当時と微妙に違う姿を見せ始めている。
しかし変わらないのは、絵になる空間であるということ。そして京都を舞台にしながら、駅とその周辺(東寺辺り)を除いて描写がないことが逆に珍しい。
「ゴジラ」「ガメラ」両シリーズ共に、観光地ムービーの側面を持っているのはもはや伝統と呼べるだけに。

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by odin2099 | 2014-11-11 21:11 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22420732.jpgアクション映画とか怪獣映画と呼ぶよりも、これは戦争映画と呼ぶ方が相応しい。そして勿論SF映画でもある。

ミリタリー色の強さに懸念を表明する方もいらっしゃるが、フィクションの世界に賢しらに口出しするのは如何なものか。
現実世界で起きて欲しくないからこそ、フィクションの世界で十分に遊びたいものだ。

また、どちらかというと”強い女”のイメージがある水野美紀が、なんとまあ可憐であることよ。

色々な意味で奇跡的な一本。

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by odin2099 | 2014-11-06 21:19 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22202130.jpg今夏公開されたレジェンダリー・ピクチャーズ版『GODZILLA』は、何故かこの作品と結構比較されたりしましたが(ギャレス・エドワーズ監督自身は「観たことない」とコメント)、実のところこっちの方が遥かに面白い、と断言します。
俗に<平成ガメラ三部作>と称される作品群、『3』は評価がかなり割れてますけど(自分は好き)、この『1』と続く『2』は「怪獣映画」としてはほぼ完璧と言っても良いんじゃないか、それぐらいに思っております。

ディティールを積み重ねてリアリティを高め、その中に壮大な絵空事を持ち込みながらも作品世界を破綻させず、主要キャラ以外の脇役もきちんと立てているという構成、これはある意味で奇跡でしょうな。

そんなに作品数観てませんが、おそらく金子修介監督作品としても上位の娯楽作。それだけに最新作『少女は異世界で戦った』が本当に残念で残念で…。
女の子を活き活きとして描く、それが監督の持ち味の一つだろうに本領発揮とは行かなかったのは、予算とかスケジュールの問題じゃあないですよね…。

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by odin2099 | 2014-10-07 22:23 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
伊福部昭の映画音楽を、オリジナルスコアに基づいてオーケストラが奏でるというコンサート、2回目の今回も結構ギリギリになってチケットを取りました。
構成:鹿野草平、監修:井上誠、企画:西耕一、スペシャル・アドバイザー:西脇博光、
指揮:齊藤一郎、演奏:オーケストラ・トリプティークは前回同様、会場は今回なかのZERO大ホールへと変更になりました。

e0033570_20191515.jpg曲目は前半が「ジャコ萬と鉄」組曲、「佐久間ダム」組曲、「ドゴラ」組曲、後半は「ラドン」組曲、「宇宙大戦争」組曲、「ゴジラVSメカゴジラ」組曲という構成。観たことのない『ジャコ萬と鉄』や『佐久間ダム』はどこかで聴いたことのあるフレーズが多用されているとはいえ若干厳しいものがありましたが、『宇宙大怪獣ドゴラ』では「ミュージカル・ソウ」なる珍しい楽器を生で拝聴する貴重な機会を得、後半のプログラムでは『空の大怪獣ラドン』を筆頭にマーチ祭りを堪能!

特に圧巻だったのは『宇宙大戦争』のクライマックスで、前回の演奏でも大迫力だったパーカッション勢が今回も大活躍。その前の「ラドン追撃せよ」あたりでもイケイケドンドンぶりに圧倒されましたが、『宇宙大戦争』はその比じゃないくらい怒涛の大進撃!!といった感じ。オーケストラの皆さま、真にお疲れさまでした、という次第です。その後の『ゴジラVSメカゴジラ』が大人しく聞こえるくらいでした。

なお今回の演奏も録音されCDが発売されるとのこと。
そのせいなのか今回のコンサートではアンコールがありませんでしたね。
前半が45分くらい、15分の休憩を挟んで後半は60分強という演奏時間だったので、MCを除いたり曲間を詰めてもCDのキャパを超えるかギリギリになってしまいそう…。

さて、次回のコンサートは11月。
今度は『キングコング対ゴジラ』や『モスラ対ゴジラ』、『大怪獣バラン』などがラインナップに上がっています。
行きたいなあ。

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by odin2099 | 2014-07-23 20:23 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

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