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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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久々に見てみたくなってDVDを引っ張り出してきた。
スーパー1はシリーズ7作目、通算9人目の仮面ライダー。惑星開発用に生み出された改造人間という出自のほかに、”赤心少林拳”の使い手としての側面をも持ち、格闘技を前面に押し出したアクションが特色である。

e0033570_16413356.jpgこの1981年春の<東映まんがまつり>で上映された映画版では、世界征服を企むドグマがマタギの里・山彦村に伝わる古代中国の”空飛ぶ火の車”を強奪。それを阻止せんとするスーパー1との対決を描いているのだが、山彦村は赤心少林拳の流れを汲む”マタギ拳法”の使い手が暮らす村であり、対するドグマの新怪人たちも”地獄谷五人衆”と呼ばれる拳法使いの顔を持ち、それぞれの変身前のアクション・シーンにも力が注がれている。それはスピーディーなカット割り、テンポの良い編集と相俟って、今日の目で見てもなかなか魅せるものであり、単なるお子さま向け映画とバカにしたものではない。特にスーパー1=沖一也(演じているのは、元・自衛隊レインジャー部隊出身だという高杉俊价)の師・玄海(幸田宗丸、好演!)が、素手で怪人を倒してしまうのに至っては、爆笑一歩手前の素晴らしさ。
上映時間も45分程度の中篇であり、”空飛ぶ火の車”の都市破壊シーンだけでなく、お約束の再生怪人軍団の登場、歴代の8人ライダーの客演と画面上の見せ場も充実。本来8人ライダーの登場は予定されていなかったそうで、素顔での客演もなく(V3の声のみ宮内洋が担当している)取って付けた印象は拭えないのだが、TVシリーズでの客演が叶わなかったことを考えれば、これは素直に劇場へ足を運んだ子供たちへのサービスだと受け止めよう。<まんがまつり>で上映されたライダー映画の中では一、二を争う出来栄えだ。

個人的にはこの時の<まんがまつり>は、メイン・プログラムの『白鳥の湖』(DVD化希望!)をはじめ、『一休さん/春だ!やんちゃ姫』、それに『オタスケマン』と、いずれ劣らぬ秀作揃いだったと思っている。確か当時は映画館で粘って、全作品を都合3回くらいずつ見ているはずだ。

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by odin2099 | 2005-12-18 20:39 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22584640.jpgバトルフィーバーJ』から始まる<スーパー戦隊>シリーズは全て同一時間軸上にあると仮定し、フィルム上で起こったことは全て事実であるという大前提で、漫画家の長谷川裕一が東映作品のスーパーヒーローを”SF考証”しようと試みた『すごい科学で守ります!/特撮SF解釈講座』。

続いて、<戦隊>シリーズのみならず、実は『仮面ライダー』に始まる石ノ森章太郎原作の作品までもが全て同一世界だと規定した、『もっとすごい科学で守ります!』。
 
そしてこのたび第3弾が登場し、これによって遂に<メタルヒーロー>シリーズとのリンクも明らかに・・・!

 秘密結社ゴルゴムの世紀王のコピーとして誕生した歴代仮面ライダーたちは、後に強化服(ゴレンジャー・スーツ)実験の被験者となってスーパー戦隊を誕生させた。
 当初は純地球産の技術にのみ頼っていた戦隊のメカニックに、デンジ星系技術がもたらされたことによって発展し、さらにそれを受け継いだバイオ星人の技術や、それとは全く異なる文化を持つフラッシュ星系技術の導入で飛躍的な発展を遂げた。
 バード星のコンバット・スーツの技術を、何とか地球の技術で再現したのがレスキュー・ポリスのスーツであり、そのバード星に本拠を持つ銀河連邦警察が、地球に本格的な拠点を定めたのがS.P.D(デカレンジャー)である云々。

勿論これらはオフィシャルな設定ではなく、ファンのお遊びのレベル。
「そんなバカな」と思う部分もあるし、所詮はこじ付けに過ぎないのだが、著者の作品に対する愛が感じられるからか、読んでいると不思議と納得してしまう説得力に満ち溢れている
「同人誌ならともかく、一般の書籍としてこんなものを出すなんて!」
と、目くじら立てるマニアもいるだろうから、オススメ!!とは言わないでおくが、ちょっとでも「面白そう♪」と思った人は是非どうぞ。
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by odin2099 | 2005-12-02 22:45 | | Trackback | Comments(0)
元々は公開初日にでも行こうか、と前売券をGETしていたんですが、思いがけずに試写会へ潜りこむチャンスを得、今日まで劇場鑑賞は延び延びになっておりました。
公開から既に3週間。
もういつ終ってもおかしくないので、前売り無駄にしてはならじ、と少々焦り気味。
上映回数減らしながらも、まだもう少し続映されるみたいですがね。

e0033570_1345974.jpg既に感想はサイトの方にも書いてありますが、伏線を全て知った上で見てもなお面白いかというと・・・
これがなかなか面白いんであります。
むしろ、ネタを全て知ってからの方が余計楽しめるような気もします
あのカップルの悲劇性も含めて、本郷、あすか、一文字ら三人の関係も、初見の時の違和感もなく、より味わい深く感じられました。

映画としてのスケール感の不足を指摘する声もよく耳にしましたが、本来仮面ライダーとは、表舞台に姿を見せることのないロンリー・ヒーロー
公的機関のバックボーンがあるわけではないので、あれくらいが丁度良いのではないでしょうか。

公開規模が小さいために、ライダーファンでさえ、ご覧になった方はあまり多くはないと思いますが、今後ビデオなりDVDがリリースされた暁には、一度ご自分の目で確かめられては如何でしょうか?

少なくても、『仮面ライダー響鬼』の劇場版よりは、こちらの方が自分は楽しめましたが(苦笑)。
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by odin2099 | 2005-11-27 21:26 |  映画感想<カ行> | Trackback(5) | Comments(12)
試写会に行ってきました。
またまたF20!センセのおかげです。感謝感謝!e0033570_1432830.jpg会場は新橋ヤクルトホール、ここは座席数が574名分あるそうですが、残念ながら満席にはならず。時間前に会場に到着したこともあって、余裕・・・とは言えませんでしたが、後方の中央よりというまずまずの席を確保することが出来ました(本来は時間前なのに、既に入場開始していたのは何故だ?)。
作品についての詳しいコメントは後日サイトの方へ書き込みますが、感想としては「これも”有り”だな」という感じです。
『仮面ライダー』1号・2号のリメイクということで、どの辺りに関心があるかによって受け取り方は違うと思いますが、○か×かなら間違いなく○。脇筋に力が入りすぎ、これが長い伏線になっている(苦笑)のに閉口したことを除けば、概ね及第点です。大風呂敷をたたみ損なっている部分もないとは言えませんが。
それにしても高野八誠、上手くなったよなぁ・・・。
 
  *  *  *  *  *

「しねま宝島」より転載
スーパーマン、スパイダーマン、バットマン・・・アメコミのヒーローたちはその長い歴史の中で、何度か自分自身をリセットしてきた。最近でも大作映画としては5本目になる『バットマン・ビギンズ』では、1作目の『バットマン』とは異なった<誕生編>が描かれ、キャラクターの設定から世界観そのものまで、これまでのシリーズとは一線を隔されている。

翻って我が国のヒーローたちを見ると、ウルトラマンにしろ仮面ライダーにしろ何度か原点回帰が叫ばれたものの、基本的にオリジナルは神聖不可侵の存在でそれに手を加えようとはせず、常に新しいヒーローを付け加えることで存続してきた。
劇場用映画としては最新作となる『ULTRAMAN』では初代『ウルトラマン』の第1話を現代的にアレンジすることが試みられたが、それでもヒーローは初代ウルトラマンとは別個の存在として確立、認知されているし、一度は過去との接点を断ち切ったかに見えた『仮面ライダーBLACK』(仮面ライダー”0号”という位置付け)でさえ、結局は単なる11号ライダーになってしまっている。
過去に一度、『仮面ライダーZO』企画時に主人公を1号ライダー=本郷猛とすることが検討されたことがあったが、この時も1号ライダーを再創造するわけではなく、従来の強化、パワーアップの延長線上の扱いに過ぎなかった。

そんな中で登場したのがこの作品である。
題名に『THE FIRST』とある通り、1号・本郷猛と2号・一文字隼人が堂々と復活を果たしている。
しかも続編や番外編ではなく、シリーズとしては初めてリメイクに挑戦しているのだ。主人公は改造人間であるという、最近の<平成ライダー>シリーズでは封印されていたタームを持ち出し、敵はショッカー! 

34年前のテレビ・シリーズのリメイクではなく、同時期に発表されていた原作者・石ノ森章太郎自身の手になるコミック版をベースに再構築したという触れ込みで、改造されて常人以上の力を得てしまった本郷の苦悩、恋人を本郷に殺されたと思い込んでいるヒロイン・緑川あすか(原作版の緑川ルリ子に相当)との複雑な恋愛模様などは、制約のある中でコミック版の要素を巧く取り入れたと言えよう。
また仮面ライダーへの変身も、派手なポーズを取るのではなく仮面を装着するという形なのはコミック版を踏襲したものだ。

だが、1号・2号共にテレビ版初期のデザインをリファインしてコスチュームであり、オープニングでは懐かしい「レッツゴー!ライダーキック」も流れ、1971年の気分も味合せてくれるのは嬉しい配慮だ。
<デジタル出演>と銘打って故・天本英世の映像を再活用した死神博士(声は別人による吹き替えだろう)の復活、あの”立花藤兵衛”役でゲスト出演(尤も劇中では名前も出ず、「おやっさん」とも呼ばれないが)している仮面ライダーV3=風見志郎こと宮内洋の起用には賛否両論あるかもしれないが。

物語は本郷とあすかの葛藤を中心に、これに本郷抹殺の刺客として送り込まれながらも、あすかに惹かれていく一文字が絡んでくるという流れだが、あすか役の小嶺麗奈のやや生硬な演技は気になるものの、3人とも概ね好演している。
特に本郷を演じている黄川田将也には、『美少女戦士セーラームーン』でのややコミカルな演技の印象しかなかったので不安もあったのだが、結構演技の引き出しは多そうなので今後に期待が持てそうである。
そして高野八誠。『ウルトラマンガイア』でウルトラマンアグル=藤宮博也を演じ、『仮面ライダー龍騎』で仮面ライダーライア=手塚海之を演じ、史上初めてウルトラマンと仮面ライダー両方に変身した役者となった彼が、今度は一文字と、殺されてしまうあすかの恋人矢野克彦の二役を担当しているのだが、『ガイア』の頃と比べるのは失礼ながら上手くなったなぁと実感した。

この三角関係とは別に、もう一組の、少年少女のカップルも登場し、脇筋とは言え比重はかなり高い。
昨今のトレンドとなっている感のある”難病モノ”の要素も匂わせるこのサブプロットが、実は作品の悲劇性をより高めるための長い伏線となっていることは最後に判明するのだが、1時間半という上映時間を考えるとこれは詰め込みすぎだろう。このプロットを削り、もっとショッカーの強大さ、巨大さを前面に押し出し、人知れず一般社会に深く浸透しているという恐怖感を煽る方が得策だったように思う。社会の暗部で孤独な戦いを繰り広げるところに、原点である『仮面ライダー』の魅力はあったはずなのだから。

ショッカーの改造人間は一定期間に身体中の血液を交換しなければ生きていけないという設定があり、そのため裏切り者となった一文字はリジェクション反応に苦しむという描写があったのだが(しかも徐々にその期間が短くなっているという伏線まで張りながら)、最終決戦を前にその設定はどこかに行ってしまったようだし、本郷にはその反応が全く見られない点を「初めての成功体かもしれない」の一言で片付けてしまう(ここは本郷が科学者であるという設定を生かして、何らかのエクスキューズを用意して欲しいところだ)など脚本の不自然さが残る部分は多々あるものの、正直言って期待していなかった分かなり好印象だった。

元々劇場用作品ではなく、ビデオ発売を前提にされていた企画だったとの声も聞き、そのせいか公開時期、公開規模ともに恵まれているとは言えないのだが、我が国のヒーロー史上画期的な作品であり、是非この試みが成功して欲しいと願っている。

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by odin2099 | 2005-10-20 23:31 |  映画感想<カ行> | Trackback(4) | Comments(8)
e0033570_1482621.jpgこれまたテレビの『仮面ライダー響鬼』は一度も見たことがなく、予備知識はごく僅か。
ただこちらはテレビの前日譚というか、戦国時代を舞台にした別物、スタッフも一部入れ替えた外伝的な時代劇版だということで安心していたのだけれども、現代と過去を行ったり来たりする構成や、何の説明もなくゾロゾロ登場するキャラクターたちに付いて行けず、かなり辛い思いをした。

せっかくのシチュエーション、設定なのだから、変にテレビ版との連携を取らずに徹底的に時代劇を目指しても良かったんじゃなかろうか。それに都合8人もの仮面ライダーが右往左往するのだけれども、これは多過ぎだ。特に『七人の侍』を意識したわけじゃないそうだが、主役の響鬼にしてからキャラクターが立っていないし、この上映時間ならせいぜい5人が良いところだろう。脚本か演出かはたまたプロデューサーの責任かわからないが、ライダー同士の抗争劇を持ち込むのにもいい加減飽きたし、それにラストバトルを、せっかく盛り上がったところで寸断してしまうのは理解に苦しむ。テレビ版を全く見たことないせいかもしれないが、多少なりとも期待していたのでちょっと残念な仕上がりだった。

e0033570_1604570.jpgなお、この劇場版を手掛けたプロデューサーと脚本家が、テコ入れと称してそのままテレビ・シリーズにスライドするらしい。なかなかファンには評判の良かったはずのテレビ版だが、突然のプロデューサー降板劇とは舞台裏で一体何があったのやら。
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by odin2099 | 2005-09-19 04:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_1491360.jpgテレビの『マジレンジャー』を見たことがなく、設定も大雑把にしか知らないので「見てもわかるかなぁ?」と不安に感じていたけれど、そこはそれ、伝統ある<スーパー戦隊シリーズ>、全く問題ナシ。
厳密に言えばマジレンジャーとマジシャインの関係や、敵方の構成、キャラクター配置はよくわからないのだけれども、映画を見る分には特に支障なさそう。
もっともテレビ版のファンにしてみれば、それじゃ面白み半減で勿体無い、ってことになるのかも知れないけれど。

冒頭の巨大メカ戦、青春モノの王道っぽい恋愛描写、ヒーローの正体バレ(?)、それにゲスト出演の曽我町子、と見せ場も卒なく、『百獣戦隊ガオレンジャー』以降の劇場版では一番手堅くまとまっているかも知れない。
その反面、まとまり過ぎていて弾け具合が若干足りないかな、とも思うけれど。
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by odin2099 | 2005-09-18 22:50 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
「街で謎の3人組が暴れている」との通報を受けて、現場に駆けつけるデカレンジャー。それはなんとアバレンジャーだった。彼らはヤツデンワニの連絡を受け、広域宇宙暴力団ギンジフ星人カザックの魔手から、トリノイド第0号サウナギンナンを封印したパワーストーンを守ろうとしていたのだった。カザックは死者を甦らせるというサウナギンナンの能力を使い、デズモゾーリャをはじめ怪人たちを甦らせて手下にしようとしていたのだ。デカレンジャーはアバレンジャーの協力を得て、カザックの野望に立ち向かう。

e0033570_17202440.jpg恒例のスーパー戦隊VSモノのVシネマ。『デカレンジャー』『アバレンジャー』のレギュラー・キャラを(ほぼ)全員揃えてのお祭り騒ぎ。TVではほとんど見られないボスのコミカルなシーンや、ヒロインならではの見せ場もあり、キャラクターの配置も巧み。
アバレブラック/アスカの登場は些か強引だが、アバレキラー/仲代壬琴の復活は納得!というか、そのためのサウナギンナンの設定だろう(クライマックスでは、サウナギンナンを倒してしまえば再び仲代先生は・・・?!とメンバーが葛藤するシーンもあるが、結局サラッと流されている)。
ハリケンレッドの特別出演(?)、地球署赴任当時は「恐竜や」の常連客だったことが判明したボスとか、最後まで小ネタを盛り込みながらの快作で、両シリーズに思い入れのない人でも充分楽しめる・・・と思う。
Vシネも良いけれど、今度からこっちを劇場でやってくれないかなぁ
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by odin2099 | 2005-09-04 20:11 | ビデオ | Trackback(2) | Comments(0)
製作発表が行われましたが、主題歌はDA PUMP!

・・・イヤなんだよね、こういうの(苦笑)。別に彼らが嫌いなわけじゃないんだけど。
ISSAは歌うだけじゃなく、ショッカー幹部の役で出演もするらしい。
まぁ『仮面ライダー555』の時も主題歌歌ってたけど、その時に出演を熱望したのに叶えられなかったから、ってのもあるんだろうけど、こういうのも好きじゃないなぁ・・・。

主演の黄川田将也、高野八誠以外の出演者は、小嶺麗奈、ウエンツ瑛士、小林涼子、津田寛治、板尾創路、風間トオル、並木史朗、北見敏之、石橋蓮司、本田博太郎、佐田真由美とあるので、東映ビデオ発にしては結構揃えてる。

凄いのはデジタル出演と銘打たれた天本英世! 
死神博士を演じたアノ人が、過去の映像のリニューアルで出てくるらしいけど、何の役だろう?

何の役か気になるといえば”宮内洋”なんて名前も挙がってるけど、ひょっとして変身するの?
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【追記】
宮内洋はなんと!”立花藤兵衛”役でした!

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by odin2099 | 2005-07-13 21:58 | 映画雑記 | Trackback | Comments(0)
e0033570_10433459.jpg「特撮エース」連載中のマンガ。
てっきり創刊号だけの読み切り企画かと思っていたのに、現在も連載継続中。最近単行本化された。

原作版『イナズマン』に、ジロー=キカイダーがゲスト出演するエピソード「ギターを持った少年」をベースにしたリメイク企画だが、それがそのままイナズマンの誕生エピソードにもなっている。ということはこのままイナズマンは主人公として一本立ちすることなく、最後までキカイダーが絡んでくるってことなんだろうか。

ただサブタイトルに”THE END OF KIKAIDER-02”とあるように、これはMEIMUが手掛けるもう一つのリメイク作品『キカイダー02』の後日談のはず。あれはどうなっちゃったんだろう?
先にそっちを片付けてくれないかな~。
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by odin2099 | 2005-03-20 18:04 | | Trackback | Comments(0)
南米のジャングルで行方不明となった大臣の救出に、CIAの命を受けて特殊コマンド部隊が出動する。だが彼らを待ちうけていたのはゲリラだけでなく、宇宙から来訪した恐るべきハンターだった。

e0033570_8215340.jpgオープニングは地球に飛来する謎の宇宙船の映像で、SF映画らしい開巻だなと思っていると、タイトル後は荒くれ男たちによるゲリラ掃討作戦が始まり、一体何の映画なんだろうと狐につままれたような気分になる。『コマンドー』『ゴリラ』に続くシュワルツェネッガーの主演作でその延長線上の雰囲気を漂わせているのだが、やがて真の相手である宇宙人が全面に出だすと一転してモンスター・ムービーのムードが高まるというジャンル・クロスオーヴァーな、一粒で二度美味しい作品

透明に偽装して襲いかかる宇宙狩人と、追いつめられ一人また一人と狩られていく特殊部隊員との知力体力駆使しての息詰まる対決を描いている・・・はずだが、結局最後にはシュワちゃんと宇宙怪人が素手で殴り合いをおっぱじめるという、知能指数の低い体育会系映画になってしまった。これがシュワちゃんの持ち味といえばその通りで、変身も特殊装備の強化服も纏わずに怪物に立ち向かえるのはこの人ぐらいなものだろう。もっとも当初は、先ごろ亡くなった『スーパーマン』ことクリストファー・リーヴ主演で用意されていた企画だったそうなので、完成作品とはかなりイメージが違うものだったのだろう。

プレデターのアイディア、アクション・シーンの演出など見るべき点は多いのだが、今一つ盛りあがらない。カール・ウェザースがシュワちゃんのかつての相棒で、部隊を結果的に死地に送ることになるCIAのエージェント役で出ており、よくある裏切り者的キャラクターになっているが、それも実は大臣が行方不明ではなくて機密書類が持ち出されそうになっていた、という程度の可愛いもの(?)で、プレデターの存在を知っていて隠蔽していたとかいうヒネリもないのでかえってまだるっこしい。

プレデターのアイディアといえば、彼らは生体の熱反応を感知して襲ってくるという設定らしいが、途中でシュワちゃんは相手に感知されなくなる。てっきりその直前に水に落ちたので体温が下がったのが原因なのかと思っていたのだが、どうやら偶然身体に付着した泥のおかげらしい(?)というのはちょっとヘン。

尚このプレデター、着ぐるみの中に無名時代のジャン=クロード・ヴァンダムが入っているというのは広く知られているようだが、関係者の証言によればそれはテスト撮影の段階のみで、本編撮影時には解雇されていたということだそうである。また、このデザインの元ネタは、やはりファンからの指摘通り『電撃戦隊チェンジマン』に出てくる大星団帝国ゴズマの副官ブーマだそうだ。
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by odin2099 | 2004-12-19 23:30 |  映画感想<ハ行> | Trackback(6) | Comments(2)

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