【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

タグ:東映ヒーロー ( 489 ) タグの人気記事

e0033570_23534457.jpg『仮面ライダー』ブームのピーク時に公開された作品で、地方ロケを敢行し、復活再生された怪人軍団に加えて、劇場作品限定の新怪人の登場、さらに駆けつけた1号、2号との3人ライダー夢の共演とイベント性にも富んだ娯楽作品。また、こういった仕掛けモノに頼らない宮内洋や小林昭二の熱演も光る。結構回数見ているのだけれど、その都度楽しく見てしまう(詳細は「しねま宝島」を参照 <追記>下記に転載)。

それにしても、この時の<東映まんがまつり>の併映作品は『マジンガーZ対デビルマン』。この組み合わせ、当時の子どもたちにとっては正にキラー・コンテンツ!

  * * * * *

「しねま宝島」より転載
当初は併映の『マジンガーZ対デビルマン』を意識してか、『V3対ダブルライダー』というサブタイトルが付けられていた、’73年夏の<東映まんがまつり>の目玉作品。
TVシリーズ20話・21話と同時撮影で(ゲストの役者も同じ)、フェリーやホテルとのタイアップを盛り込みながら四国ロケを敢行し、映画オリジナルの新怪人や劇場映画恒例の復活した怪人軍団の登場、さらにTVに先駆けて1号・2号との共闘を描いた娯楽編で、案外盛り上がらない劇場版『仮面ライダー』シリーズにあっては上位の完成度。

TVと併行しての撮影だとスケジュール面から素面の役者さんの出番が減り、その分変身後のヒーローのシーンが増えることが多いが、この作品では素顔の風見志郎=宮内洋がしっかりと見せ場を作っているのは流石である。爆発シーンが多いのもこの作品の特徴で、しかもその規模が半端ではない。無人島ロケした前半のシークエンスでは、その影響で島の地形が変わってしまった、という伝説もあるくらいだ。

難を言えば、売り物であるダブルライダーの登場場面が少ないことくらいか。
勿論これは『仮面ライダーV3』の映画だからあくまでも主人公はV3なわけだが、せっかくの<まつり>なのだからもうちょっと活躍しても良かったように思う。しかもその登場シーンが実にあっさりしたものなのも惜しく、もうちょっと劇的効果を狙った演出をしても良かっただろう。

なおダブルライダーは衣裳のみで、藤岡弘と佐々木剛は声のみの出演。「ライダーダブルキック!」などの掛け声がバラバラなのは、アフレコが別々に行われたからだろうか。

[PR]
by odin2099 | 2006-03-30 22:43 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(3)
アニメーション・ブームに引き摺られるように沸き起こった懐かしヒーロー・ブームに乗っかって、ウルトラマンにやや遅れて仮面ライダーも復活! 題名もそのものズバリの『仮面ライダー』で、主役キャラクターは由緒正しい8人目、空も飛べるその名もスカイライダーである。
TVでの復活と同時に劇場への進出も考えられ、一時は単独上映も、という話もあったらしいが、結局は1980年春の<東映まんがまつり>の目玉に決定。もっともこの”新生”『仮面ライダー』は、関係者の期待するほどの活躍を見せてくれなかったため、この劇場版で早くも9人目のライダー、仮面ライダーV9を登場させてヒーローを切り替えることも検討されていた、というのも有名な話。
結局は、新型エネルギーを入手せんと、宇宙からの侵略者・銀河王と手を組んだネオ・ショッカーの野望を打ち砕くため、8人の仮面ライダーが集合して戦いを挑むというものに落ち着いた。

e0033570_15485989.jpgそんなこんなで予算が潤沢にあったのか、大規模なミニチュア・セットを組むなどこれまでの作品には見られなかったくらい特撮シーンが充実。ネオ・ショッカーの新怪人に大戦車、そして怪人2世部隊の登場! 銀河王と彼の配下の怪人(宇宙怪獣?)も絡む8人ライダーのアクション・シーン! さらに原作者・石ノ森章太郎(総監督を兼任)自身も特別出演!と画面を彩る要素も充実し、上映時間も、30分程度だったこれまでの劇場版とは違って45分近くの尺をもらって見応え充分!
・・・・・・のハズなんだけれど、肝心のお話がサッパリ面白くない
素顔を見せず、声優が持ち回りで台詞当ててるだけの歴代ライダーにかつての面影は皆無だし、中盤以降は芯となる役者がおらず、若手と子役だけになるので(石ノ森章太郎のお気に入りだった歌手の中村ブンだとか)そういった方面でも期待出来ないし。
怪人軍団の猛攻を掻い潜って愛車スカイターボを駆って基地へ乗り込もうとするスカイライダーを、歴代ライダーたちが助けるのだが、1号ライダーが二度も助けに入ったりするのは不自然すぎ。ただバイクに乗ってるだけのスカイライダーよりも、戦いながら追いかける1号の方が素早く動いてるのか?それならお前が基地へ行け!ってなものだ。
掛かったお金と面白さの度合いは反比例。テンポも悪く、ライダー・シリーズの劇場用作品としてはワースト1かも知れない。ファンの方、ゴメンナサイ。

e0033570_12451417.jpg

[PR]
by odin2099 | 2006-03-10 21:35 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_2341644.jpg『仮面ライダー』第13話「トカゲロンと怪人大軍団」を、タイトルを差し替え、サブタイトルをカットし、アイキャッチも削除した上で画面の天地を切ってワイド画面仕様に作り変えた作品で、1971年夏の<東映まんがまつり>上映の一本です。他の上映作品(新作を含む)を差し置いて、映画館へ駆けつけた子どもたちの中では一番人気だったとか。

まぁ確かにイベント要素も満載だし、低視聴率に喘いでいただけに、映画館で初めて『仮面ライダー』を見たという子どもたちも少なくなかったんだと思います。そういう子どもたちにとっては、劇場用新作であれTV作品そのままであれ、面白ければOKということになるのはある意味当たり前ではありますが。
かくいう自分も、つい数ヶ月前に見ているのにまた見直してしまいました(苦笑)。
作品の詳細はサイト内の「しねま宝島」へ。

 × × × ×

以下、「しねま宝島」より転載

ショッカーは再生怪人軍団を使って原子力研究所を襲ったが、研究所を守るバーリヤの前に頓挫。そこでプロ・サッカー選手の野本健を怪人トカゲロンに改造して、バーリヤ破壊ボールを使って再度の襲撃を計画する。それを阻止せんと立ちはだかる仮面ライダーだったが、トカゲロンの必殺シュートの前に一敗地に塗れ、猛特訓の末に新必殺技”電光ライダーキック”を編み出してショッカーの野望を粉砕するのだった。

e0033570_2385853.jpg1971年夏の<東映まんがまつり>で上映された劇場版『仮面ライダー』の記念すべき一本目。
といっても新作ではなく、所謂<旧1号ライダー編>の最終話となるTVシリーズ第13話「トカゲロンと怪人大軍団」を劇場用にブローアップしたもの。
TV放映から一ヶ月足らずでの劇場公開だったが、タイトルを『ゴーゴー仮面ライダー』に改めたオープニングを新規に作り、サブタイトルと中CM前後のアイキャッチはカット。更にはフィルムの上下を切ってワイド・サイズに変更するなど、劇場用としてのお色直しも施されている。

復活した怪人軍団に立ち向かう仮面ライダーという物語構成は、以後の劇場用新作の基本パターンとなるなど娯楽的要素も満載。そのせいか、メイン・プログラムの『アリババと40匹の盗賊』や他の併映作品を差し置いて、当時の子供たちからの反響はナンバー・ワンだったようだ。

e0033570_2326946.jpg初期『仮面ライダー』は低視聴率に苦しめられ、しかも主役が撮影中の事故で出演続行が不可能という緊急事態だったが、ガラっとムードの変った<2号ライダー編>もスタートしたことで徐々に子供たちにも浸透し始めていた時期の公開だったことを考えると、これが後の空前のライダー・ブームを引き起こした切っ掛けの一つだったのかもしれない。

なお周知の通り、負傷によって降板を余儀なくされた藤岡弘は本作には出演していない。
そこでそれ以前に撮影されたフィルムから幾つかのシーンを抜き出し、さらに本郷猛の出番を変身後の仮面ライダーに振替えることで不在を補っている(セリフは全て納谷六朗の吹き替え)。
また、ゲスト・キャラクターのトカゲロンこと野本健に扮するのは、東映ヒーロー番組の悪役としては御馴染みの堀田真三である。

[PR]
by odin2099 | 2006-02-26 21:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
映画『宇宙からのメッセージ』をベースにTVシリーズ化したものの、さらに劇場公開版で、1978年夏の<東映まんがまつり>で上映された一本です。

e0033570_16125335.jpgこの『銀河大戦』、映画『宇宙からのメッセージ』の続編ということになっているようですが、メカニック(と特撮シーン)を流用していることと、悪側がガバナス帝国であること、そしてそのボスが映画ではロクセイア12世でしたがTVでは13世と代替わりしている、といった点を除けば、殊更関連性は謳われていないようです。もっともシリーズは放送当時に第1話を見ただけですので、何とも言えないんですけどね(苦笑)。
ガバナス軍団が忍者集団に設定されていることが新機軸で、雰囲気は『スター・ウォーズ』に変身ヒーロー物の要素をプラスした、といったところです。
映画では共同原作者の一人だった石ノ森章太郎が単独で原作としてクレジットされ、主演は真田広之と織田あきらの二人。真田広之はこれが初主演作になるはずです。もっとも後のプロフィールからは、この作品は抹殺されているようですが・・・。

で、この映画の方ですが、初期数話と同時製作だったようで、お話としては実に中途半端です。キャラクターの紹介やら作品世界の説明やらは殆どなく、一繋がりの流れの中から一部分だけ切り取りました、てな感じになってしまっています。
TVは見ていないとはいえ、それなりに予備知識を仕入れて見た自分でさえ良くわからないのですから、初見の人はサッパリでしょうね。映画『宇宙からのメッセージ』を久しぶりに見たので、こちらも見てみたくなりビデオを引っ張り出してきましたが、見直してみても相変わらずでした。
堀田真三や藤山律子、坂口徹、汐路章といった脇役陣の名前を見て、「おおっ!」と思うようなジャンル・ファンでない限り、若かりし頃の真田広之の雄姿を見るくらいしか楽しみはないかも知れません。
本当は機会があればシリーズ全話をきちんと見てみたいのですが・・・。
e0033570_1811531.jpg

[PR]
by odin2099 | 2006-02-17 06:07 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
1977年の夏にアメリカで大ヒットした『スター・ウォーズ』でしたが、日本公開は翌年の夏まで持ち越しに。
じゃその前に便乗作品で一儲けしてやろう、と考えた東宝が同年暮に公開したのが『惑星大戦争』であり、翌年のゴールデンウィークに向けて東映が作ったのが『宇宙からのメッセージ』です。
『惑星大戦争』の方はそれほど話題にはなりませんでしたが、『宇宙からのメッセージ』は結構ヒットし、海外での反響も大きかったようです。特にクライマックスのガバナス要塞内部でのドッグファイトが評判になったようですが、後の『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(ジェダイの帰還)』にはこれとよく似たシーンがあります。本家を先取りしたということになるでしょうか。

e0033570_16144392.jpgもっとも映画そのものは、ビック・モローを初めメインに外人キャストを何人も起用して国際色を醸しだそうとしていますが、千葉真一やら成田三樹夫やら佐藤允やら丹波哲郎やらが出ているなど、『スター・ウォーズ』のようなスマートさはなく、極めて泥臭い作品になっています。おまけにナレーションが、『水戸黄門』や『大岡越前』などで御馴染みの芥川隆行ですからねぇ。
東映ヒーローの劇場用拡大版という側面もないではないですが、むしろ伝統的な東映時代劇をそのまま宇宙へ持って行ったような感じです。
深作欣二監督はこの作品の前に、時代劇復活を謳った『柳生一族の陰謀』を撮っており、そのままスタッフやキャストが流れているせいもあるのかもしれません。製作が大泉撮影所ではなく、京都太秦の撮影所だというのも遠因でしょうか。台詞回しも時代劇調ですし、最後は宇宙を舞台に大チャンバラで締めくくられます。

お話は『南総里見八犬伝』をモチーフに、神聖なるリアベの実に導かれた8人のリアベの勇士が集まって、邪悪なるガバナス帝国に戦いを挑むというものですが、この8人が今ひとつ活かし切れていないのが惜しいですね。
ただ、酸素マスクだけで宇宙遊泳をやらかしてしまうような荒唐無稽さに目をつぶれば、なかなか楽しめると思います。
また、志穂美悦子がアクション控えめの可憐なお姫様、メジャー・デビュー直後の真田広之が宇宙暴走族という役どころなのが、今の人には新鮮に見えるでしょう。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-16 06:29 |  映画感想<ア行> | Trackback(6) | Comments(4)
『宇宙刑事ギャバン』、『宇宙刑事シャリバン』に続くシリーズ第3弾、『宇宙刑事シャイダー』の劇場公開版です。
この頃は「宇宙刑事」シリーズに夢中になっていましたので、オリジナルの劇場用映画の企画があると知ったときは大喜びしていたのですが、いつの間にかそれもお流れとなり、実現したのは<東映まんがまつり>枠での『シャイダー』の劇場版のみでした。結局映画館には足を運ばず、数年後にようやくビデオで見たのが最初です。

劇場用ということで番外編的な作りになっていまして、”流れ星のガンマン”と異名をとる銀河最強の決闘者オメガが、シャイダーを倒して名を挙げようと地球へやってくるというお話です。
ただこのオメガ、かつてギャバンやシャリバンに挑戦して敗れたという過去があるんですが、それって本当に強いんでしょうか?(苦笑)
しかもシャイダーを倒して、レギュラー悪である<不思議界フーマ>の最高幹部になるのが夢、とは小さい小さい。どうせならフーマを乗っ取ってやるくらいの大口を叩いて欲しいものですな。
またフーマ側としても、一介の流れ者にシャイダーを倒されては面目丸潰れということで、シャイダー抹殺を狙い且つオメガを妨害するなど、あの手この手で暗躍します。

e0033570_1617218.jpg映画の見せ場はアクション・シーンですが、早朝の丸ノ内のオフィス街でロケしたというアクション・シーンはなかなかのもの。
主人公のシャイダーこと沢村大を演じている円谷浩は、ギャバンを演じた大葉健二、シャリバンの渡洋史と違ってJAC出身じゃないのでアクションは抑え目ですが、その代りパートナーである女宇宙刑事アニーを演じた森永奈緒美がJAC出身なため、必然的に彼女のアクションがクローズアップされているのがシリーズの特徴なのですが、この劇場版でもご他聞に漏れず、オフィス街のビルとビルの間をロープ一本で渡り切るという大掛かりなアクションを見せてくれています。
それ以外にも彼女のアクションはなかなか躍動感があり、それに強すぎないのも魅力ですね。当時は森永奈緒美にはさほど魅力を感じなかったのですが、改めて見直してみると”アニー萌え~”な人が多かったのも頷ける話です。

来年は「宇宙刑事」シリーズ誕生から25年。ここ数年復活の噂が絶えないこのシリーズですが、決して設定は古びていませんので本格的に復活させても面白いかと思います。『スケバン刑事』も復活することですし(苦笑)。
それにしても先年、若くして円谷浩が鬼籍に入られたことが残念でなりません。

e0033570_18123340.jpg
e0033570_18124550.jpg

[PR]
by odin2099 | 2006-02-13 23:31 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(4)
e0033570_23543229.jpg『ロボコップ』ではありません。石ノ森章太郎原作のTVシリーズをベースにした作品で、1973年夏の<東映まんがまつり>で上映された一本です。
引越しを気に、10年から20年くらい放置していたビデオテープが続々と発掘されましたので、色々と楽しんでおりまして、この作品も確か15年くらいに一度見ておりますが、残念ながらリアルタイムでは見られなかったんですよね(TVは見てましたが)。

この時の<まんがまつり>は、メインとなる長編(といっても実際は中編規模)の新作が『マジンガーZ対デビルマン』『仮面ライダーV3対デストロン怪人』
併映が本作と、TVシリーズの1エピソードそのままですが『魔法使いサリー』、『バビル2世/赤ちゃんは超能力者』、それに『キカイダー01』の計6本立てで、これは当時の子供たちにはかなりアピールするラインナップでした。行かれなかったので口惜しい思いをしたことを覚えています。

また、従来ならメイン扱いで用意されていたオリジナルの長編アニメーション作品――例えば『長靴をはいた猫』、『海底3万マイル』、『太陽の王子ホルスの大冒険』、『どうぶつ宝島』、『空飛ぶゆうれい船』、『パンダの大冒険』など――が一切廃され、全てTV作品の劇場版になったという意味で、一つの転換点にもなっています。
えーと、話が脱線しちゃってますがこの作品、他の作品同様TVの1エピソードをそのまま劇場に掛けたものではありません。
かといって新作でもなく、実は1クール分のエピソードを再編集した総集編なのです。
ただし、25分で!

e0033570_23102791.jpg当然お話なんかわかるはずもありません
辛うじてロボット刑事であるところのKの設定はわかるものの、メイン・キャラクターがどういう人物なのかも判然とせず、悪役であるところのバドー・ロボットが目まぐるしく入れ替り立ち代り現れ、右往左往するだけです。
これではTVシリーズを宣伝するカタログ・ムービーにすらなっておらず、当時の子供たちはこれで満足したのでしょうか?
どうせなら1~2話の総集編程度にしておけば、もう少し映画としての面白さは出たんじゃないかなと思います。
『仮面ライダー』の滝和也役で人気のあった千葉治郎がKとコンビを組む主人公の刑事を演じ、ベテラン刑事の高品格が彼らをサポートし、さらに千葉治郎の実兄である千葉真一が役柄同様に主人公の兄に扮してゲスト出演、となかなか渋い魅力もあるのですが、勿体無いことですねぇ。

ちなみに題名の類似から、『ロボコップ』の原典は『ロボット刑事』である旨のコメントを散見いたしますが、完全なロボット体であるKと違って、ロボコップことマーフィはサイボーグに近く、その源流を日本作品に求めるならば、それは平井和正・桑田次郎コンビの『8マン』だと思います。
[PR]
by odin2099 | 2006-02-04 12:20 |  映画感想<ラ行> | Trackback | Comments(0)
復路の箱根駅伝順位変動が目まぐるしく、最後まで楽しませてもらいました。優勝争いもそうですし、シード権争いもまた然り。
しかも往路優勝チームと復路優勝チーム、そして総合優勝チームがいずれも別の大学だというのも珍しいんじゃないでしょうか。
来年も楽しみです。

昨日はテレビで『仮面ライダー555』の映画を放送してましたけれども、今日見たのはそれより2年前、2001年の秋に公開された『アギト』の劇場版です。
e0033570_21534499.jpgといってもこれは、公開から一年近く経ってからリリースされた<ディレクターズカット版>の方でして、DVDを買ったのはいいものの、ずーっとほったらかしだったのを発掘してきました(苦笑)。
これがデビューだった賀集利樹も要潤も随分と出世しましたよねぇ。特に要クンは番組スタート当初とは見違えるくらい演技が上達しましたけれど、その切っ掛けがこの劇場版だったような気がします(えーと、ライダーは3人いるんですけれど、残る一人をあまり見かけません・・・)。ヒロインの秋山莉奈チャンも素敵な女性に成長しましたし。このシリーズを毎週毎週ワクワクしながら見ていたのが昨日のことのような気もしますけれど、それだけ確実に時間は流れているということです。

さてこの<ディレクターズカット版>、何が違うかというと先ず上映時間が全く違います。劇場公開版は70分だったのですが、こちらは88分、20分近くも長いのです。
それだけ違えばもはや別物。伏線や小ネタが随所に散りばめられ、キャラクターも掘り下げられ(或いは浮き彫りにされ)、物語もわかりやすくなっています。これから見ようかな、と思っている人には迷わずこちらをお勧めします。
こうなると元々の劇場公開版の構成自体に無理があったとしか言いようがないんですが、『百獣戦隊ガオレンジャー』劇場版との二本立てという制約がある以上、仕方がなかったんでしょうね(それ以前に、きちんと尺に収まるようなお話を作れ、というツッコミはナシということで)。

それでも残念ながら、”一見さんお断り”な映画であることには変りはありません。キャラクターやら、作品世界やらの説明は一切ありませんので、テレビを見ているか、それなりの予備知識がないと辛いでしょうね。映画見ているうちにわかるようになるか、というと、それも微妙・・・。
もっともシリーズとの矛盾点もかなりあって、当時はそれがかなり気になっていたんですが、結局終ってみればシリーズそのものの構成もかなり粗かったことが判明し(爆)、今となってはこれもありかな、という心境です。
劇場版の公開後にテレビスペシャルが作られ放送されましたが、そちらは映画の前日譚かつ入門編的な作りになっていますので、そちらを先にご覧になる方が良いかもしれません。
『仮面ライダーアギト』という作品世界にノレた人には、”熱い映画”だということは言えると思います。

映画ネタついでに脱線しますが、昨日はWOWOWで『トロイ』『キングアーサー』、そして『アレキサンダー』がまとめて放送されていました。ご覧になった方もいますか?
メインは初放送の『アレキサンダー』だったのだから致し方ないとは思うのですが、この放送の順番はちょっと違うんじゃないの?と気になっているんですよね。『トロイ』の次が『アレキサンダー』で、最後に『キングアーサー』が並ぶ方が時系列順ですし、スッキリします。なんせアレキサンダー大王は、尊敬する英雄が『トロイ』の主人公アキレスなんですから。
ただ『トロイ』と『アレキサンダー』だと映像的に似通った部分も無きにしも非ずなので、間に『キングアーサー』を挟んだ方が目先が変って飽きないという深謀遠慮(笑)もあったのかもしれませんが。
[PR]
by odin2099 | 2006-01-03 19:57 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
久々に見てみたくなってDVDを引っ張り出してきた。
スーパー1はシリーズ7作目、通算9人目の仮面ライダー。惑星開発用に生み出された改造人間という出自のほかに、”赤心少林拳”の使い手としての側面をも持ち、格闘技を前面に押し出したアクションが特色である。

e0033570_16413356.jpgこの1981年春の<東映まんがまつり>で上映された映画版では、世界征服を企むドグマがマタギの里・山彦村に伝わる古代中国の”空飛ぶ火の車”を強奪。それを阻止せんとするスーパー1との対決を描いているのだが、山彦村は赤心少林拳の流れを汲む”マタギ拳法”の使い手が暮らす村であり、対するドグマの新怪人たちも”地獄谷五人衆”と呼ばれる拳法使いの顔を持ち、それぞれの変身前のアクション・シーンにも力が注がれている。それはスピーディーなカット割り、テンポの良い編集と相俟って、今日の目で見てもなかなか魅せるものであり、単なるお子さま向け映画とバカにしたものではない。特にスーパー1=沖一也(演じているのは、元・自衛隊レインジャー部隊出身だという高杉俊价)の師・玄海(幸田宗丸、好演!)が、素手で怪人を倒してしまうのに至っては、爆笑一歩手前の素晴らしさ。
上映時間も45分程度の中篇であり、”空飛ぶ火の車”の都市破壊シーンだけでなく、お約束の再生怪人軍団の登場、歴代の8人ライダーの客演と画面上の見せ場も充実。本来8人ライダーの登場は予定されていなかったそうで、素顔での客演もなく(V3の声のみ宮内洋が担当している)取って付けた印象は拭えないのだが、TVシリーズでの客演が叶わなかったことを考えれば、これは素直に劇場へ足を運んだ子供たちへのサービスだと受け止めよう。<まんがまつり>で上映されたライダー映画の中では一、二を争う出来栄えだ。

個人的にはこの時の<まんがまつり>は、メイン・プログラムの『白鳥の湖』(DVD化希望!)をはじめ、『一休さん/春だ!やんちゃ姫』、それに『オタスケマン』と、いずれ劣らぬ秀作揃いだったと思っている。確か当時は映画館で粘って、全作品を都合3回くらいずつ見ているはずだ。

e0033570_12471253.jpg

e0033570_12492392.jpg

[PR]
by odin2099 | 2005-12-18 20:39 |  映画感想<カ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22584640.jpgバトルフィーバーJ』から始まる<スーパー戦隊>シリーズは全て同一時間軸上にあると仮定し、フィルム上で起こったことは全て事実であるという大前提で、漫画家の長谷川裕一が東映作品のスーパーヒーローを”SF考証”しようと試みた『すごい科学で守ります!/特撮SF解釈講座』。

続いて、<戦隊>シリーズのみならず、実は『仮面ライダー』に始まる石ノ森章太郎原作の作品までもが全て同一世界だと規定した、『もっとすごい科学で守ります!』。
 
そしてこのたび第3弾が登場し、これによって遂に<メタルヒーロー>シリーズとのリンクも明らかに・・・!

 秘密結社ゴルゴムの世紀王のコピーとして誕生した歴代仮面ライダーたちは、後に強化服(ゴレンジャー・スーツ)実験の被験者となってスーパー戦隊を誕生させた。
 当初は純地球産の技術にのみ頼っていた戦隊のメカニックに、デンジ星系技術がもたらされたことによって発展し、さらにそれを受け継いだバイオ星人の技術や、それとは全く異なる文化を持つフラッシュ星系技術の導入で飛躍的な発展を遂げた。
 バード星のコンバット・スーツの技術を、何とか地球の技術で再現したのがレスキュー・ポリスのスーツであり、そのバード星に本拠を持つ銀河連邦警察が、地球に本格的な拠点を定めたのがS.P.D(デカレンジャー)である云々。

勿論これらはオフィシャルな設定ではなく、ファンのお遊びのレベル。
「そんなバカな」と思う部分もあるし、所詮はこじ付けに過ぎないのだが、著者の作品に対する愛が感じられるからか、読んでいると不思議と納得してしまう説得力に満ち溢れている
「同人誌ならともかく、一般の書籍としてこんなものを出すなんて!」
と、目くじら立てるマニアもいるだろうから、オススメ!!とは言わないでおくが、ちょっとでも「面白そう♪」と思った人は是非どうぞ。
e0033570_2259661.jpg

[PR]
by odin2099 | 2005-12-02 22:45 | | Trackback | Comments(0)

by Excalibur
ブログトップ