【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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先に出た単行本も持っているのだが、モタモタしているうちに増補改訂された文庫版が出版され、それも先日ようやく読み終えた。

e0033570_18322677.jpgタイトルに謳われている頃だと、自分は小学生から大学生にかけて。
<角川三人娘>の薬師丸ひろ子、渡辺典子、原田知世は同世代なので、特に後半は角川映画がターゲットにしていた層に属するのだろうと思うけれど、改めて作品リストを見ると角川映画って殆ど見に行ってないことに気付かされた。
自分にとっての角川映画というのは、TVのCMで大量に流される宣伝コピーと、そして書店で平積みされた文庫本のイメージ。
劇場で見てる作品も何本かあるし、初期のものはビデオなどで見たりもしているけれど、全盛期をリアルタイムで体感してるわけではないので感慨はない。

「中身スカスカ」とか「金かけたCM」とか、そういったマイナスイメージが未だに払拭できてはいないのだけれども、こうやってまとまった作品製作の流れを見て行くと、日本映画界へ残した功罪のうち「功」の部分もかなりあったことが窺える。
そしてなんだかんだありつつも、角川春樹という人物もまた傑出した存在だったのだな、と認識させられた。

角川映画への再入門も悪くない、そんな気にさせられた一冊だった。

e0033570_18323907.jpg【ひとりごと】幻に終わった角川春樹と徳間康快、そして西崎義展とのコラボ。
結局のところ実現しない運命だったかもしれないが、仮にもし当初の計画通り実現していたなら、良くも悪くも日本映画界は変わっていたかもしれない。



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by odin2099 | 2017-10-11 18:35 | | Trackback | Comments(0)
e0033570_22071455.jpg春のプレイバックシリーズ、次は「幻魔大戦」。1983年の3月12日に公開されました。

この日は「クラッシャージョウ」も公開され、本来ならば「宇宙戦艦ヤマト/完結編」も公開される筈でしたが、製作スケジュールの遅れから一週間延期となり、同日対決は回避されました。
角川映画がいよいよアニメーションに参戦するということで、時代が変わって来たなあと感じたものです。
そしてこの2年後、角川書店はアニメ専門誌の「NewType」を創刊という運びとなります。

さてさてこの映画を見て、面白いからと平井和正の小説に手を出した人は当時、どのように感じたのでしょうね。
フロイに導かれたルナとベガの出会い、東丈の覚醒あたりは概ねそのままですが、ヨーギンだのアサンシだのタオだのサラマンダーだの、ソニー・リンクス以外のサイオニクス戦士とやらは一人も出てきませんし、最初のうちこそ派手なアクションもありますが、次第にどんどん地味になって行きます。
久保陽子?井沢郁江?杉村由紀?…誰それ?

一方で石ノ森章太郎の漫画に手を出すと、こちらはストーリー展開もかなり近いものがありますが、しかし石ノ森キャラと大友克洋キャラのイメージが違いすぎるので、これはこれでかなり違和感があるのではないかと思います。
それに絶望的な、あまりに異様なラストシーンを知ってしまうと、映画版があまりにあっさりしてるのにガッカリするのかも。

それにしても、何度見てもこの映画の良さが自分にはわかりませんねえ。
監督りんたろうの”作家性”が、正続二篇の「銀河鉄道999」より色濃く出ているとは思いますが、これは両作品における原作者の関与の度合いの差から来るものでしょうが、自分が「銀河鉄道999」を好きなのはその”作家性”故ではないことは確かなようです。

e0033570_22072240.jpg「幻魔大戦」は今、Web上で『幻魔大戦Rebirth』という続編が連載中ですが、「サイボーグ009」の完結編(2012 009 conclusion GOD'S WAR)に続く大胆な試み、その着地点が非常に気になっています。
最初の平井和正+石ノ森章太郎の共作に始まり、やがてそれぞれが単独で独自にシリーズを展開したものの、何れも未完のまま作者が鬼籍に入ってしまっただけに、両方のファンを唸らせるだけのものになり得るでしょうか。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/7256776/

【追記】
この作品で青木望と共同で音楽を担当したキース・エマーソンの訃報が今朝ほど届きました。
偶然とはいえビックリ…


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by odin2099 | 2016-03-12 08:06 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

e0033570_21090075.jpg『1』は怪獣映画ファン向け、『2』は戦争映画ファン向け、そして『3』は…なんだろう?
押井守とか庵野秀明の世界観に興味を抱きつつも、今一歩踏み込めない層向け、と言ったら違うだろうか。
『パトレイバー』や『エヴァンゲリオン』には乗り損ねた、或はアニメにはハマれない人たち向け……いや、違うか。


ただ『1』や『2』の時と違ってSFファンには受けが悪いだろう。
伝奇モノ好きには理解しやすい世界感か。


<平成ガメラ>三部作は、物語は繋がっているものの、作品ごとに見せる”貌”は随分と異なる。その多様さが好きという人もいれば、その多面性に付いて行けないという人もいるだろう。
特に『3』は飛躍し過ぎと感じた人が多かったようで、前2作に比べると評価は多種多様。


e0033570_21085498.jpgしかしながら3作通して描かれたものも多く、どれもこれも「ガメラ」だったのだなあ、と思ふ。そしてそれは次回作『小さき勇者たち/ガメラ』の、あまりにもかけ離れた世界観への違和感となって表れてしまう。


【ひとりごと】
公開から15年、斬新だったニュー京都駅も、今では当時と微妙に違う姿を見せ始めている。
しかし変わらないのは、絵になる空間であるということ。そして京都を舞台にしながら、駅とその周辺(東寺辺り)を除いて描写がないことが逆に珍しい。
「ゴジラ」「ガメラ」両シリーズ共に、観光地ムービーの側面を持っているのはもはや伝統と呼べるだけに。

過去記事はこちら


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by odin2099 | 2014-11-11 21:11 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22420732.jpgアクション映画とか怪獣映画と呼ぶよりも、これは戦争映画と呼ぶ方が相応しい。そして勿論SF映画でもある。

ミリタリー色の強さに懸念を表明する方もいらっしゃるが、フィクションの世界に賢しらに口出しするのは如何なものか。
現実世界で起きて欲しくないからこそ、フィクションの世界で十分に遊びたいものだ。

また、どちらかというと”強い女”のイメージがある水野美紀が、なんとまあ可憐であることよ。

色々な意味で奇跡的な一本。

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by odin2099 | 2014-11-06 21:19 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_22202130.jpg今夏公開されたレジェンダリー・ピクチャーズ版『GODZILLA』は、何故かこの作品と結構比較されたりしましたが(ギャレス・エドワーズ監督自身は「観たことない」とコメント)、実のところこっちの方が遥かに面白い、と断言します。
俗に<平成ガメラ三部作>と称される作品群、『3』は評価がかなり割れてますけど(自分は好き)、この『1』と続く『2』は「怪獣映画」としてはほぼ完璧と言っても良いんじゃないか、それぐらいに思っております。

ディティールを積み重ねてリアリティを高め、その中に壮大な絵空事を持ち込みながらも作品世界を破綻させず、主要キャラ以外の脇役もきちんと立てているという構成、これはある意味で奇跡でしょうな。

そんなに作品数観てませんが、おそらく金子修介監督作品としても上位の娯楽作。それだけに最新作『少女は異世界で戦った』が本当に残念で残念で…。
女の子を活き活きとして描く、それが監督の持ち味の一つだろうに本領発揮とは行かなかったのは、予算とかスケジュールの問題じゃあないですよね…。

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by odin2099 | 2014-10-07 22:23 |  映画感想<タ行> | Trackback(1) | Comments(0)

e0033570_19544824.jpgかなり思い入れが強い『人造人間キカイダー』のリメイク、いやリブート作品ということで、募る不安と高まる期待の両方を抱きつつ鑑賞。
ハカイダーを主人公にしたスピンオフ映画や、コミックや小説でのリメイク、更に原作萬画版をベースにしたアニメ作品の製作はあったものの、何度か企画は立てられながら(石ノ森章太郎自身も構想を抱いていたとのこと)正面切って聖典に挑んだのは今回が初めて。


現代的にアップデートされリアリティを増した設定、描写は聖典へのリスペクトが十二分に感じられ、スタッフ・キャストの真摯な姿勢は傑作の予感。
シナリオに多少の弱さがあり、ジローとミツコの関係、光明寺博士とギルバート神崎の確執、ハカイダーの存在意義、光明寺ファイルの真相、日本政府の立ち位置の不明瞭さなど惜しい部分もないではないが、従来の東映ヒーローの劇場用作品とは一線を画したハイスペックな出来であることは間違いない。


e0033570_19550197.jpgジロー役・入江甚儀、マリ役・高橋メアリージュンの身体を張ったアクション、光明寺ミツコ役の佐津川愛美の繊細にして可憐な乙女ぶりも出色。
物語はまだ序章の段階で続編への引きもタップリと残されているだけに、このクオリティを維持したまま第二弾、第三弾と紡いでいって欲しいものだ。


ただ、これが自分の見たかった「キカイダー」かというと微妙に違う。
先に発表された松岡圭祐の小説版(検討用のストーリーが元になっている)は比較的すんなり受け入れられたのだが、文字と映像という媒体の違いはあるものの、この映画版には少なからず違和感が。


ジローの奏でるギターのメロディやギルの笛の音の使い方も中途半端(音楽担当として渡辺宙明がクレジットされていないが、これはオリジナルBGMのアレンジ曲なのか、それとも似た旋律の別の曲という扱いなのか)で、エンドロールに流れる主題歌「ゴーゴー・キカイダー」のカバーに至っては作品世界から完全に浮いている。
聖典に阿らず、思い切って距離を置く勇気も必要だったのではないだろうか。


【ひとりごと】
エンドロールに聖典『人造人間キカイダー』のスチール写真が使われ、キカイダー、ハカイダー、ダークロボットが画面を彩っている中に、ハカイダー四人衆やビジンダー、ワルダーも交じっているが、01がいないのは何故だろう?


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by odin2099 | 2014-05-24 20:00 |  映画感想<カ行> | Trackback(13) | Comments(2)
世界各地でギャオスが異常発生。そしてそれを追うガメラも暴走気味で、両者の激闘の際に大きな被害が出ていた。最早ガメラは人類の味方ではないのか?
そんな時、4年前のガメラ出現の際に両親を失った少女・比良坂綾奈は、奈良のとある祠で不思議な生物を発見する。それはギャオスの変異体と呼ぶべき存在だった。綾奈はそれに亡き飼い猫イリスの名を与え、ガメラを倒す思いを込めて育て、一方のイリスも綾奈と同化してより進化しようとしていた。

平成ガメラ三部作の完結編。
e0033570_2227676.jpg前二作は高い評価を得ていたのでそのまますんなり作られるのかと思いきや、トータルの興行成績が微妙だったことや、製作サイドに若干のゴタゴタがあったため、やや間を空けての製作となった。
もう少し早く作られていたらシリーズにもっと勢いが出ていたかも知れないが、当初より完結編として位置付けられていたとはいうものの、本作を持って正式にシリーズは打ち止めとなってしまった。

さて、本作で一番驚かされるのが、実質的なヒロインである綾奈がガメラを憎んでいるという設定。
今までの怪獣映画でも犠牲となった人々の描写はあったが、それはあくまでも”悪役”のポジションにある怪獣によってもたらされたもの。ところが彼女は、”正義の味方”であるところのガメラによって両親と愛猫を奪われたという過去を持つのだ。

その彼女と一体化することで更なる力を得ようとするイリスは、設定上ではギャオスの変異体として扱われているが、そのデザインや能力にギャオスに似る部分は殆どないという新怪獣。
勾玉を通じて綾奈とリンクするというのは、1作目のヒロイン・草薙浅黄とガメラとの関係との相似形だ。つまりシリーズそのものを一旦否定するところから物語作りが始まるという、かなりの野心作なのである。
また浅黄とガメラの関係を一歩進め、綾奈とイリスの描写はかなりエロティック。
綾奈を演じた前田愛がどこまで意識して演じていたかはわからないが、監督は意図的に、狙って演出しているのは明白である。

1作目でもルーン文字がどうこう、アトランティス大陸が云々といっている傍から勾玉が重要なアイテムとして登場したりと”和”のテイストを伴ってはいたが、今回は舞台が奈良や京都というだけでなく、ガメラを玄武、イリスを朱雀に准えたり、”現代の巫女”朝倉美都というキャラクターを登場させたりと、怪獣映画というよりも伝奇物の側面を強く押し出し独自性を強調はしたのだが、その反面、前2作のSF映画や戦争映画の要素を気に入っていた層からは、多少なりとも拒絶反応が起こってしまったようである。
上手く活用すれば、『新世紀エヴァンゲリオン』のようなムーヴメントを巻き起こすことも可能だったのではないかと睨んでいるのだが惜しいところである。

結局のところ、メイン格の登場人物が多すぎたところに問題があったのではないだろうか。
実質的なヒロインの綾奈、キーパーソンとして設定されていたはずの朝倉美都、公式な主人公として物語を引っ張って行く長峰真弓、シリーズの顔・浅黄、美都のブレーンである倉田真也、そして今一人のシリーズの顔・大迫力、更に本来ならばヒーロー的役割を担うはずだった守部龍成、という具合にそれぞれ主人公たり得るキャラクターがこれだけいる。

長峰は狂言回しに徹して彼女自身の成長や葛藤は殆ど見られず、美都も倉田も思わせぶりな台詞を吐いて掻き回すだけで何もせず、大迫は途中で退場してしまい、守部には見せ場がない。そしてシリーズを通してのヒロインであるはずの浅黄も、既にガメラとの繋がりが断ち切られた後とあっては存在意義すら見出せない。
唯一綾奈だけはその変説の過程が描かれて行くが、それでも内面描写が(意図的にか)外されている為、その葛藤が伝わりきらない。
映像表現含めてクオリティは高く、スタッフやキャストの熱意は伝わってくるのだが、それが負の揺らぎとして表出してしまっているのが残念でならない。

しかしながら、この三部作が20世紀の怪獣映画の掉尾を飾る意欲作、大胆な野心作であることは疑いようがない。
この作品の延長線上に、『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』といった平成<ウルトラシリーズ>の傑作群が作られ、それを意識した『仮面ライダークウガ』、『仮面ライダーアギト』といった新たな<仮面ライダー>の流れも生まれ、更に「ゴジラ」も、多分にこの”気分”を意識した<ミレニアムシリーズ>を開始することになる。
もう、平成ガメラ三部作がなかった頃には戻れないのだ。
その上でこの平成ガメラ三部作を、”傑作”と呼ぶことに異論はない。

 
 『ガメラ/大怪獣空中決戦
 『ガメラ2/レギオン襲来
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by odin2099 | 2011-03-31 22:27 |  映画感想<タ行> | Trackback(3) | Comments(0)
佐々木譲の<道警シリーズ>1作目を、製作と脚本を兼務した角川春樹が12年ぶりにメガホンを取って映画化した作品です。

裏金疑惑で揺れる北海道警。その最中に婦人警官の変死体が発見され、その元交際相手だった津久井巡査部長が被疑者と断定される。更に津久井は覚醒剤の常習者で、拳銃を所持していることからSATに出動命令が下された。
所轄から本部へと早々に事件が引き継がれたことや、実は津久井には警察内部の腐敗を正すための委員会へ、証人としての出頭命令が出ていることから、異例の射殺命令は口封じの可能性があることを感じ取った佐伯警部補は、盟友でもある津久井の無実を信じて行動を開始する。
それは道警への反逆でもあった・・・。

e0033570_830563.jpg原作は未読で観ましたが、二転三転どころではないどんでん返しは、面白いを通り越して疲れました。
同じ警察と言いながら、ここには所轄の大通署の面々と、北海道警察本部の面々とが出てきます。この関係が、知識がないと判りづらいですね。登場人物たちの上下関係や横の繋がりも然り。
それに加えて誰が敵やら味方やら、登場人物皆に裏があって一人として信じられない、という演出が余計判り難さを助長しています。

また、このかなり色々な要素を詰め込んだであろうタイトなシナリオを、ジャズを流してムーディーに演出しようとしているのですが、テンポもあまり良くありませんし、舌足らずになってしまっている部分もあって、成功しているとは言い難いですね。タイムサスペンスも盛り込まれていますが、緊迫感もスピード感もありません。
原作とはかなり違えてあるとのことなので、さて小説ではどう表現されているのでしょう。

出演者では、大森南朋は周囲から慕われる魅力が感じられないし、蛍雪次朗や矢島健一はややタイプ・キャストの嫌いがあるし、鹿賀丈史の怪しさはあからさますぎるし、宮迫博之も残念がらあまりキャラに深みが感じられませんでした。
意外な儲け役になっている大友康平や、枯れた魅力、と言っては失礼ながらも存在感のあった松雪泰子あたりは良かったなあと思いましたが、全体的にボソボソと喋る台詞が聞き取り辛く難儀しました。そういうDVDの音声仕様だったのでしょうか。劇場ではきちんと聴こえたのかが気になります。
それでもDVDには日本語字幕表示の機能が付いていましたので、途中からは画面上の文字を追いながら観ていましたが。

ところでこの映画が失敗したら映画界から引退するようなことを公開前に発言していた角川春樹プロデューサー&監督ですが、残念ながらヒットとは言い難かったようですね。
これが最後の”角川春樹の映画”になってしまうんでしょうか。
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by odin2099 | 2010-05-30 08:31 |  映画感想<ワ行> | Trackback(16) | Comments(2)
レスだと長くなりそうなので。

『宇宙戦艦ヤマト』のタイトルじゃなく『スターブレイザーズ』かなんかに変更して欲しいですね、もう。
主題歌がSMAPがカバーする「宇宙戦艦ヤマト」だったらどうしよう?!

さてさて、実写版について整理しておきますと、現段階で名前が挙がっているのが、古代進に木村拓哉、沖田艦長が西田敏行、他に香川照之、橋爪功という顔触れ。何れも「噂」というレベルです。
報道通りなら、もうじき全貌が明らかにされるということですね。
(うーん、橋爪功が佐渡先生?徳川機関長? 香川照之は真田さんかしらん?)

しかし沢尻エリカと黒木メイサなら、まだ沢尻エリカの方が(私生活は兎も角として)雰囲気かなぁ。
どちらも切れ長の目でロングヘアーが似合いますけど、黒木メイサなら舞台(映画じゃなく)でエメラルダスを演らせたいですね、どうせなら。

ちなみに沢尻エリカは当初、宮崎あおいや綾瀬はるかを抑えて抜擢、と書かれていましたが、この二人もイメージじゃないですね。
まぁ、それを言ったらキムタクの古代進自体が「あり得ない」んですけどね(苦笑)。

それにしてもハーフの沢尻エリカの後釜がクォーターの黒木メイサとは、製作サイドは何か狙いがあるのかな?
e0033570_23273440.jpg

場内が暗くて、しかも急いで撮ったからボケボケですが、某映画館では『宇宙戦艦ヤマト/復活篇』と『笑う警官』のポスターを並べて掲示してました。

 「角川春樹」と「西崎義展」

嘗ては時代の寵児と呼ばれ、”盟友”とも”宿敵”とも呼ばれた強烈な個性を持った二人のプロデューサーの新作が並んでいるのは感慨深いですなぁ。
しかも今回は二人とも製作と監督を兼任。
ワンマンぶりは相変わらず?
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by odin2099 | 2009-09-28 23:29 | 映画雑記 | Trackback | Comments(1)
e0033570_1942384.jpg世界各地で流星雨が観測され、その一つが北海道に落下。だが巨大なクレーターを残し、隕石は姿を消してしまう。
その後札幌市内で怪現象が次々と起こり、遂に地下鉄構内に怪生物が出現。程なくしてビル街に巨大な植物が現れた。
怪生物と巨大な植物には何らかの繋がりがあると判断した自衛隊は植物の爆破を決定するが、そこにガメラが飛来。一方、それを阻止せんと怪生物は群れをなしてガメラに襲いかかった・・・!

地球外からの侵略に対して、徹底抗戦の構えを見せる人類。これは紛れもない戦争映画だ。
BGMの使い方に若干の疑問点があり、そのせいで多少弛れる場面はあるものの、冒頭から一気に畳みかける展開には前作からのスケールダウンは全く感じさせない。
惜しむらくは、人類が徹頭徹尾頑張るが故にガメラの存在が霞んでしまい、怪獣映画らしくない感じを与える点だが、そのことでかえって”怪獣映画”に抵抗ある層にも受け入れられる要因になっているように思う。

従来の怪獣映画とは大きく異なるのは自衛隊の描き方だろう。
前作でもより現実に即した形での自衛隊の行動に重点が置かれていたが、今回は特異な職業に従事している者ということよりも、与えられた仕事を黙々とこなすプロフェッショナルの集団としての描写が顕著である。
当然のように映画ならではのフィクションの部分もあるのだろうが、彼らの姿が画面を引き締めているのは確かだ。

e0033570_1942413.jpgその作戦指揮も、実戦とはかくや、と思わせるもの。
最前線で怪獣と対峙し、大声で命令を下す指揮官というものはこの作品に存在しない。
これまでの怪獣映画を見慣れてきた目には非常に地味、かつ迫力不足に映るものだが、これがリアリティというものなのだろう。
もっとも、いざという時にこういう体制で不測の事態に対処出来るのか、という点では些か不安を覚えるのも確かだが。

主役は無論のこと、脇役端役にも適材適所が目立ち、無駄というものが感じられない構成。
怪獣映画としてのみならず、日本のエンターテインメント作品として最高峰に位置する作品だと言っても過言ではあるまい。
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by odin2099 | 2009-09-09 19:43 |  映画感想<タ行> | Trackback(8) | Comments(8)

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