【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

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*** ネタバレ注意! ***

e0033570_19201399.jpg今年2本目、通算では「マン・オブ・スティール」、「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」、「スーサイド・スクワッド」、「ワンダーウーマン」に続く5本目になる<DCEU>の最新作。
この”ユニバース”作品群、前作前々作では<DCフィルムズ>と呼称していたが、本作のパンフレットを見ると<DCFU(DCフィルムユニバース)>とある。<MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)>のように、もういい加減オフィシャルで統一して欲しい。

仕上げ段階で監督のザック・スナイダーが降板し、ジョス・ウェドンが後を引き継いで完成させた(だけでなく再撮影を行うなど大きく手を入れたとの噂)という経緯があり、何故かゴタゴタの絶えない<DCEU>の現場だけに不安要素は大きかったが、上映時間を思い切って2時間に刈り込んだのが功を奏したのか、初めて何度でも見直したい、と思える作品になっていた。

といっても先行する<MCU>と違い、<DCEU>は伏線の貼り方が下手。いきなりステッペンウルフだ、マザーボックスだ、と言われてもその凄さがわからない(逆に<MCU>は露骨にやりすぎなこともあるけれど)。
これまでの作品で少しでもそれらに触れていたならば「未曾有の危機に強者集結」というワクワク感が増したと思うのだが、残念ながら唐突感は否めなかった。

またキャラクターの描き分けも下手。これは「アベンジャーズ」の一作目が奇跡的な出来栄えだったということもあるのだが、比較してしまうとジャスティス・リーグはせっかく超人が集まっていても烏合の衆に見えてしまう場面が多々ある。

パワーバランスも悪く、スーパーマンはチート過ぎるしバットマンはザコ過ぎる。アクアマンは海中での見せ場がないし、一応能力を発揮しているように見えるのはフラッシュとサイボーグだけ。
アベンジャーズも個々の能力差は大きいものの共闘のシーンでは各人の役割分担が決まっていて、それも正に適材適所だと見ていて納得出来るのだが、ジャスティス・リーグの戦いは見ていても誰の場面かがわかりづらい。

e0033570_19202893.jpgそして注目のスーパーマンの復活。「バットマンVSスーパーマン」のラストシーンの描写から、超自然的な力や奇跡が起こって復活するのかと思いきや、なんとマザーボックスのパワーでジェネシスチェンバーを起動、つまりテクノロジーの力でバットマンたちが甦らせてしまうとは…! まあ「有り」っちゃあ「有り」なんだけど、これはなんだか肩透かしされた気分。

と愚痴を言えばキリがないのだが、その一方で満足度も高い。
音楽担当のダニー・エルフマンは自作の「バットマンのテーマ」のみならず、ジョン・ウィリアムズ作曲の「スーパーマンのテーマ」もチラッと流してくれるし(勿論バーバリズムに溢れた「ワンダーウーマンのテーマ」も)、やっぱりヒーロー同士の共闘は燃える。それにワンダーウーマン、使い勝手が良いのかもしれないが、製作サイドから愛されてるなあ。
これに続く「ジャスティス・リーグ2」の企画は一端白紙に戻ったとも聞くが、今回参加してないヒーローも交えての再共演、是非とも実現して欲しいものだ。

これまでの<DCEU>には特別ポストクレジットシーンは用意されていなかったが、今回は2つ。
1つはフラッシュとスーパーマンが速さを競うというお遊び的なものだが、もう1つは脱獄したレックス・ルーサーがデスストロークに対し、ジャスティス・リーグに対抗して我々も手を組もうと持ち掛けるシーン。明確な次回作以降への伏線だが、果たしてこれを回収するのはどの作品になるのだろうか。

<DCEU>の次の作品は来年公開の「アクアマン」(今回はチラっと顔見せ程度の出番だったメラに期待。ワンダーウーマンに足りない”ボリューム”を補ってくれそう)だがこちらには絡みそうもないし、その次となると一応の公開日がアナウンスされている「ワンダーウーマン2」以外は「シャザム」、「フラッシュ」、「グリーンランタン」、「サイボーグ」、「サンドマン」、「ジャスティス・リーグ・ダーク」、「マン・オブ・スティール2」、「バットガール」、「ナイトウィング」、「ゴッサム・シティ・サイレンズ」、「スーサイド・スクワッド2」、「ザ・バットマン」とタイトルだけは列挙できるものの、全部実現するとは思えないしどこから着手するのかも不明。
持ち直したとも言われる<DCEU>ではあるが、ライバルの<MCU>に比べるとまだまだ不安定、先行き不透明と言わざるを得ないのが寂しい。


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by odin2099 | 2017-11-23 19:24 |  映画感想<サ行> | Trackback(2) | Comments(2)
e0033570_20142784.jpg<DCフィルムズ>という日本独自の呼び名は一向に定着しないようなので、改めて<DCEU>と呼びますが、それの第三弾!
「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」で鮮烈なデビューを飾ったワンダーウーマンのオリジンを描く、単独主演作がこちらです。

この第三弾という表現にも馴染めなくて、「マン・オブ・スティール」、「バットマンVSスーパーマン」、「スーサイド・スクワッド」に続く4作目だろ?!
…とツッコミを入れたくなるんですが、どうも「マン・オブ・スティール」はノーカウントで、「バットマンVSスーパーマン」から始まったと捉えてるようなんですね。
そりゃ<DCEU>という括りを使い始めたのはそうですけど、お話は「マン・オブ・スティール」が起点でしょ?なんだか頭が固いですなあ。

というわけで、誰が何と言おうとユニバースの4作目です。
オープニングとエンディングは現在で、ここでダイアナとブルース・ウェインとの繋がりが描かれ、その後はダイアナの回想で一挙に物語は第一次世界大戦の頃へ飛びます。この辺り、ちょっと「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」みたいな感じではあります。
ゼウスとアレスとの確執、アマゾン族の誕生、戦い…といった謂れがダイアナの幼少期と並行して語られ、閉ざされた島にスティーブ・トレバーが招かれざる客として現れると、物語は神話、幻想の世界から現世へと移っていきます。

e0033570_20143862.jpgここから先は人間世界を初めて訪れたダイナアのカルチャーギャップも織り込まれ、ややコメディ色が濃くなりますが、一方で戦争状態という悲惨な”現実”も見せつけられます。
ただここで、スティーブ=イギリス軍=善、そして軍神アレスが背後にいて操っているとはいえドイツ=悪、と規定されてしまうのはちょっと違和感ありました。
ダイアナ、もうちょっと世界を俯瞰的に、バランス良く見て欲しいんだけど…?

ともあれ、ガル・ガドットのダイアナ=ワンダーウーマン(とは劇中では呼ばれませんが)は強くて美しくて格好良いです。
「バットマンVSスーパーマン」の時は、この人は顔立ちキツイしあんま美人じゃないしぃと感じていたのですが、今回は「こんな表情するんだ?」というくらい綺麗というより可愛い面も沢山見せてくれます。
手足もしなやかでスローモーションでもアクションシーンが凄く映えて、今となっては彼女で正解でしたね。スティーブ役のクリス・パインとのコンビも良く、クライマックスのとあるシーンではちょっとホロっとさせられました(これでちょっとでもお色気サービスがあれば……)。

これまでどちらかというと酷評の方が目立った<DCEU>作品が、この作品で一気に持ち直し、というのはちょいと甘い評価かなあと思いますけれど、今までで一番見やすいしわかりやすいお話かなあとは思います。これで上映時間が141分もなければ…。
それに11月公開の「ジャスティス・リーグ」へ向けての伏線というかオマケのシーンでもあるのかなあと期待していたのですが、意外にもなにもなし。<MCU>と違って潔いというか、勿体ないというか。
まあ、考えは各社それぞれなんでしょうけれどねえ。


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by odin2099 | 2017-08-25 20:18 |  映画感想<ワ行> | Trackback(15) | Comments(2)
<DCEU>おさらい中、というか、終わりました。
3本だけって楽でいいなあ。
<MCU>はもう事実上不可能。次の作品が公開されるまでに前の作品のソフト発売が間に合わないから、全部は見てられな~い。
8/11公開の「スパイダーマン/ホーム・カミング」までにおさらいしたくても、その一本前の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」が出るのは9/6だもんねえ。

ただ3本だけといえども、なかなかハードルが高いのが<DCEU>。
ぶっちゃけみんな長い、暗い。
スカッと愉しめる作品がない。
このあたり<MCU>ほど支持を得られてない原因だと思うんですけどね。

e0033570_20435276.jpgその中にあって一番短く、一番余計な脇筋のないのがこの「スーサイド・スクワッド」。
なんせ主人公が悪者たちだから多少はグロかったりエグかったりもあるけれど、実はみんな結構ピュアで好い奴ら。だから割と感情移入しやすいし、お涙ちょうだいシーンも適度にまぶされ、案外スカッとできるんじゃないのかなあ。

もっともそう単純ではないのが、この部隊を率いてる連中。
いわゆる正義の味方ポジにいるはずの人たちなんだけど、その実こいつらが一番の悪。
だから事件が解決しても「メデタシメデタシ」って気分になれないのが欠点で…
つくづく<DCEU>って捻ってるよなあ。

今度の「ワンダーウーマン」は初めて理屈抜きで楽しめそうだけど、そうなると作品世界のムードの統一が図られてるのかがちょっと気になるところだけど、そこは見てのお楽しみ、かな。

ところでこの作品に先立って見た「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」の王女アマネットが、ちょっとこの作品の魔女エンチャントレスにダブって見えた。なんか似てません?
そういや「パワーレンジャー」のリタもキャラが被ってるような。もっとラスボスの女性キャラにヴァリエーションが欲しいな。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/25098684/


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by odin2099 | 2017-08-01 20:45 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
新生スパイダーマンのお披露目が「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ならば、ワンダーウーマンが鮮烈なデビューを飾ったのはこの作品。
それまでダラダラと重たいドラマを延々と見せられてきて、その流れを一気に変えてくれたのがバットマンのピンチに颯爽と楯になる彼女の勇姿。
この作品で作られた彼女のテーマメロディは、単独作品「ワンダーウーマン」の予告でも使われ、遂に映画本編でもテーマ曲として流れることに。音楽担当者は別なんですけどね。

e0033570_19414147.jpgしかしワンダーウーマンは格好良いとは思うものの、変身前のダイアナ・プリンスというか、演じてるガル・ガドットの顔立ちは今一つ好みじゃない。
美人だとは思いますが。それに胸元が大きく開いた服を着てるシーンが大半なんですけど、ボリュームの点では非常に残念なことに。
これはかつてTVシリーズで演じていたリンダ・カーターのイメージが強すぎるんでしょうか。

おっと、ワンダーウーマンの話題ばっかでも何なので、映画あれこれ。

冒頭で描かれるブルース・ウェインの過去、両親が殺害された日。
家族で見に行ったのはてっきり「エクスカリバー」かと思い何でこの作品が選ばれたんだろうと悩んでましたが、そっちはCOMING SOONで、NOW SHOWINGなのはタイロン・パワー主演の「怪傑ゾロ」でした。
きっとこの映画を見たブルース坊ちゃまの脳裏にマスク姿のヒーロー像がしっかりと焼き付いたんでしょうね。
しかしこの時期、リバイバル公開でもしていたのかしらん?

「マーサが死ぬ!」とスーパーマンに言われて動揺するバットマン。ここでのマーサは「マーサ・クラーク・ケント」でスーパーマン=クラーク・ケントの養母のこと。
一方でバットマン=ブルース・ウェインのトラウマになっている母親の名前もマーサ・ウェイン。
偶然にも二人の母の名前がマーサだったワケですが、そうじゃなかったらバットマンはスーパーマンに止めを刺していた?

さて、死んじゃったスーパーマンですが、そのままで終わるわけもなく、今年公開予定の「ジャスティス・リーグ」では、出番は多くないかもですが当然復活するはず。どんな理由をつけてどうやって帰ってくるのか、興味津々ですな。
その前に単独作「ワンダーウーマン」ですが、うーん、安易なタレント吹替とかやるんじゃないぞ。

【追伸】
ケビン・コスナーの声はなんで津嘉山正種じゃなくて内田直哉なんだ?
スケジュールの問題?ギャラの都合?それとも他に何かあるの?

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24594160/


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by odin2099 | 2017-07-18 19:44 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(0)
<DCフィルムズ>の新作「ワンダーウーマン」は絶賛の嵐。日本公開はまだちょっと先ですが、期待が高まります。
それに続く「ジャスティス・リーグ」も、残念な監督交代劇はあったものの、今のところネガティヴなニュースがあまり流れてこないところをみると、どうやら期待して良い?

ということでこちらもお浚いをはじめてみようと思ってるのだけれど、<DCフィルムズ>って呼称は全然定着しませんな。配給会社が打ち出した公式な名称のはずなのにファンの間では専ら<DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)>と呼ばれてるし、日本独自のアピール、どうやら失敗みたい。

e0033570_07073097.jpgさて、今までのスーパーマン像とはかなりイメージが違うこともあって、最初の印象はあんまりよくなかったこの作品だけど、何度か見直していくうちに段々と愛着が湧いてきた。
解説役のみならず、結局はストーリーを運んでしまうジョー=エルことラッセル・クロウの出番が多過ぎるのは気になるものの、スーパーマン=クラーク・ケント役にクリストファー・リーヴやブランドン・ラウスのような無名の若手が抜擢されたのとは違うヘンリー・カビルの存在感が、ラッセル・クロウのワンマンショーになりかねない事態を回避。

もう一人のお父さん、ジョナサン・ケントにケビン・コスナーを持ってきたことで、上手くバランスもとれてる感じだし、従来の作品以上に養母マーサにスポットを当てていることで、クラークの周りがガッチリ固められている。
配役を聞いた時にはダイアン・レインがこんな老け役を?と驚いたものだが。

ただクラークの人格形成大となったジョナサンの考え方は理解しづらい。
”能力”を使って友だちを助けたクラークを非難し、「じゃあ見捨てれば良かったの?」との問いに「そうかもな」と答える。そして実際、竜巻に巻き込まれた自分を助けようとしたクラークを制し、自ら犠牲になってみせる。
何が「正解」なのか、結局その答えは永遠に見つからないだろうが、それでも”正義の味方”スーパーマンへの教えとしてそれで良かったのかなという疑問は残る。
また人を護るためというより、私怨によってゾッド将軍を殺してしまったように見えるスーパーマンの選択は、今後のスーパーマンの活動を(地球人として)全面的に信頼していいものだろうか、というのは大いなる問題でもある。

色々な面でモヤモヤが残る展開、そして結末だった。
そして続編「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」でも、これは問題提起されている。

<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/24237421/


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by odin2099 | 2017-07-08 07:09 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュ、そしてサイボーグ。<ジャスティス・リーグ>は向かうところ敵なしの大活躍。
一対一ならいざ知らず、チーム相手ではとても敵わない、とレックス・ルーサーはシネストロやブラックマンタらを集め、悪の軍団<リージョン・オブ・ドゥーム>を結成。政府の秘密基地エリア52を襲撃し、”切り札”を手に入れる。
そして見事に<ジャスティス・リーグ>を罠にはめ、地球から追放することに成功したのだった…?!

e0033570_22333933.jpg「LEGOスーパー・ヒーローズ:ジャスティス・リーグ/クローンとの戦い」に続く2作目。
いやその前に「LEGO バットマン:ザ・ムービー/ヒーロー大集合」があるので、実質的には3作目か。
といってもお話は繋がっていないし、今公開されている「レゴ・バットマン ザ・ムービー」とも全く無関係。
それぞれ独立した作品として楽しんでね、ということなんだろう。

大活躍の<ジャスティス・リーグ>だけど、実のところ一致団結とは言い難い。
チーム最年少のサイボーグは失敗ばかりで皆の足を引っ張ってるんじゃないかと焦っているし、フラッシュとグリーンランタンは些細なことで競い合っているし、リーダー選挙ではバットマンとスーパーマンが対立。
そんな隙を<リージョン・オブ・ドゥーム>の”切り札”に付け込まれ、大ピンチに追い込まれるのだが…

その”切り札”とはなんとジョン・ジョーンズ、”マンハンター”! 
エリア52に閉じ込められていたところをレックスらに助け出され、騙されて協力させられる。
しかしやがて彼は真実を知り、成長したサイボーグと共に<ジャスティス・リーグ>の危機を救う、という流れになっている。
レックスの背後には黒幕としてダークサイドがいるのだが、こちらは睨みを利かす程度の出番に留まっており、これは再登場に期待かな。

最新の「レゴ・バットマン ザ・ムービー」に比べると、お話がシンプルというか一直線で、いがみ合う<ジャスティス・リーグ>の描写に多少の居心地の悪さは感じるものの、バットマンの山寺宏一、スーパーマンの花田光ら安定の吹替キャストの好演もあって安心して見ていられる。
原語版だと、なんとマーク・ハミルがシネストロ、ジョーカー、トリックスターの三役も演じているようで、丁寧に作られているんだなあと感心した。
今年は遂に実写版の「ジャスティス・リーグ」が公開されるけど、さてどんな感じになるのやら。


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by odin2099 | 2017-04-13 22:34 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
e0033570_19465726.jpg2014年に製作された「LEGOムービー」は大ヒットして続編が現在進行中ですが、これはそのスピンオフとして作られたバットマンが主役の映画。
といっても「LEGOムービー」とは関係ないお話だし、舞台となっているのも別世界みたいで、わざわざ「スピンオフ」なんて断らなくても良かったんじゃないの?

それに「LEGO バットマン:ザ・ムービー/ヒーロー大集合」をはじめとしてジャスティスリーグが活躍するシリーズがDVDとかでリリースされているし(そっちとも繋がってないみたい)、なんか今更って感じのする作品でした。

かまってちゃんのバットマンは鬱陶しいし、押しかけ(?)養子のロビンもウザいし、自分の正義を掲げてひたすらまい進するバーバラ・ゴードン新ゴッサム市警本部長もある意味傍迷惑だし、そしてバットマンの宿敵を自認するジョーカーもこじらせ系だし…とやたら賑やかというか、ウルサイ映画になってしまってます。

まあ重たく辛気臭い<DCフィルムズ>もどうかと思うので(実写版のパロディが随所に織り込まれてる)、あちらでもこれぐらい弾けた作品を作っても面白いかなあと思わないでもないけれど、世間の評判の高さとは裏腹に、自分にはちっとも楽しめず、騒々しいだけでしたねえ。

e0033570_19473368.jpgジャスティスリーグ登場か?と思わせておいて、スーパーマンらの出番はほんの少しだし、ジョーカーが率いる悪者軍団のメンバーは「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンに「ハリー・ポッター」のヴォルデモード卿、キングコングに「オズの魔法使い」の西の悪い魔女、「タイタンの戦い」のクラーケン、「マトリックス」のエージェント・スミス、「ジョーズ」のサメ、「ジュラシック・パーク」の恐竜、それにグレムリンと借り物ばかり。
「LEGOムービー」の中でやるならいいけれど、「バットマン」世界でそれをやられても違和感が先に立ってワクワクしません。

また吹替版で見たのですが、起用された芸人が自分の持ちネタをぶち込むなんざ、言語道断!
上手い下手以前の問題です。

おそらく当人のアドリブとかではなく、翻訳台本にあった指示でしょうけれども、いずれにせよそれを企画した者、OKを出した者は許すまじ。
おかげで余計楽しめなくなってしまいました。

その吹替版、何といってもジョーカー役の子安さんが弾けてます。
このキャスティング、「スーサイド・スクワッド」からの継続というのがなんとも…。
キャラは全然別なんですけどね(^^;


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by odin2099 | 2017-04-02 19:50 |  映画感想<ラ行> | Trackback(9) | Comments(5)
<DCフィルムズ>第三弾「スーサイド・スクワッド」のDVD&Blu-rayが発売になりました。
セル版のBlu-rayには、「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」に続いて長尺の<エクステンデッド・エディション>を収録、ということでこちらを鑑賞。

e0033570_20511176.jpg劇場版123分に対してエクステンデッド版は135分、大した違いじゃないかなと思いきや、作品の印象が随分と変わります。
軍団の個々のメンバーの描写がかなり増え、キャラクターに幅が増えました。ジョーカーも、ちょこちょこ出てくるワケわからんヤツではなくなっています。
なかでもやはり出番が多くなったのはハーレイ・クイン
物語上の中心にいるのはデッドショットですけれど、作品全体のイコンは彼女ですねえ。
ウザいながらもキュートで、これで彼女のファンが更に増えそうな予感。

にしてもなんで最初からこちらのヴァージョンを公開しなかったのでしょう。
たかだかランニングタイム十数分の違いなら一日の上映回数にも大した影響は及ばさないだろうし、劇場公開時の不満の声もかなり抑えられたはずです。

前作「バットマンVSスーパーマン」も劇場版ではなくアルティメット版が「真の姿」という感じでしたが、こちらもエクステンデッド版が完成形だと感じました。
ワーナー・ブラザーズ、判断ミスが続いているんじゃないですかねえ。

【ひとりごと】
ハーレイ・クインの初登場シーンに流れる曲、あれを聴くとどうしても つちやかおり のデビュー曲を思い出してしまう。
「恋と涙の17才」、カバー曲で彼女はデビューしたんだよね。
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by odin2099 | 2016-12-27 20:55 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_23455855.jpg公開前は賛否両論だったけれど、蓋を開けてみれば意外な大ヒットとなった「スーサイド・スクワッド」

<DCフィルムズ>としては3作目になりますが、「マン・オブ・スティール」のハンス・ジマー、「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」のハンス・ジマー&ジャンキーXLに続いて音楽を手掛けたのはスティーブン・プライス

ちょっと<ダークナイト・トリロジー>を彷彿とさせるような、いわば「バットマン」っぽいスコアはちょいとお気に入り。
映画本編同様、音楽ももっともっと話題になって欲しいところなんですが…まずCDが見当たらない。

e0033570_23460770.jpg「スーサイド・スクワッド」のサントラとして店頭に並んでるのは「THE ALBUM」と題されたコンピレーション・アルバムの方なんですよね。→コイツです。
でもどんなに豪華アーティストの共演を謳おうが、個人的には昔から歌曲集が苦手。こっちしか出ないとガッカリするのが常ですし、まず買いません(今回は買っちゃったけど)。

で、探したところ、出てましたよスコア盤。
店頭では見かけなかったので密林でポチっとしましたけど、うん、やっぱり良い。
国内盤が出ないのは残念だけど、せめて輸入盤は店頭に置いて欲しいよ~。
他の<DCフィルムズ>作品やマーベルの作品は、タワレコなどの店頭で輸入盤見かけるんですけどねえ。
やっぱり歌曲集の方しか売れないと思ってるのかなあ。
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by odin2099 | 2016-10-08 23:50 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生」に続く<DCフィルムズ>の3作目。
e0033570_21134304.png
スーパーマン亡き今、未曾有の脅威に立ち向かうのは誰か?
米国政府高官アマンダ・ウォラーはタスク・フォースXの結成を決定する。
死刑や終身刑を言い渡されている極悪人たちを、減刑を条件に危険な任務に送りだそうというのだ。もちろん裏切ることを想定して体内に超小型の爆弾を埋め込み、もしもの時には瞬時に抹殺出来るような仕掛けを施して。
選ばれたのは凄腕のスナイパー、デッドショット、ジョーカーの恋人のメンヘラ美女、ハーレイ・クイン、発火能力者のディアブロ、ワニのような肌を持つ怪力のキラー・クロック、身勝手で残忍なブーメラン、世界最高のロープの使い手スリップノットら。そしてこれらアウトロー集団を率いるのは戦闘のプロ、リック・フラッグ。そして彼のボディガードを務める女暗殺者カタナもメンバーに同行する。
最初のミッションは、武装したテロ集団が立て籠もるビルからの要人救出。しかし彼らの前に現れたのは人外の怪物たちだった。
実はリックの恋人に憑依していた古代の魔女エンチャントレスが、自らの野望を叶えるために暴走を始めたのだ。
更にハーレイ・クイン奪還を狙い、ジョーカーも暗躍を始める!

e0033570_21143200.jpgこれで3本目になるけれど、今のところ<DCフィルムズ>で満足出来た作品が1本もないぞ。<マーベル・シネマティック・ユニバース>は殆どの作品に満足しているのに、この差はなんだ?
まあ端から期待はしてなかったとはいえ、自分には<DC>世界は合わないんだろうか???

悪を持って悪を征する、というアイディアなんだけど、実のところスーサイド・スクワッドの面々がそれほどの悪人には見えない。
デッドショットは口は悪いけどなかなかの男っぷりだし、ディアブロが見せる侠気にはグっとくるものがあるし、キラー・クロックも見た目はアレだけどやる時はやるというプロっぽさを垣間見せてくれるし、日和見だったブーメランもなんだかんだで最後は仲間と行動を共にするし、エロ可愛いハーレイ・クインは稚気のかたまり。

結局一番悪いのは、正義の味方の親玉然としていたアマンダじゃん。彼女がヘンな考え起こして、しかも諸刃の剣を振り回すから事態がややこしくなり、さらにリーダー面して偉ぶってたリックがそれに輪をかける大失態で、魔女を解き放って火に油を注ぐ始末。いわばその自業自得の尻拭いをさせられる面々が少々お気の毒だ。
強大な外敵を倒すためにはヴィランの力を借りざるを得ない、ヴィランと言えども自分たちの住む世界を守るためには立ち上がらざるを得ない、というならカタルシスも得られようが、火遊びの度が過ぎて気付いたら大火事になってしまい、慌てて消火活動するんじゃしょぼすぎる。しかもこれだけの大惨事に至りながら、アマンダに反省の色なしと救いようがない結末。なんなんだろう、この居心地の悪さ。

決してつまんなくはないからこそ色々と言いたいこともあるワケで、バットマンやフラッシュがチラチラっと顔見せ出演したり、ブルース・ウェインが仲間集めに奔走してるシーンを見ると今後の<DCフィルムズ>作品群への期待が高まるし、なんだかんだでクライマックス・バトルはそれなりに燃える展開なので見どころは一杯とは言える。

もっともそのクライマックスも、例えば先に「スーパーマン」なり「バットマン」なりの単独作を作ってその中でヴィランたちを紹介しておけば、この映画に出て来た時に「おお、こいつかあ」という気分に浸れるんだけど、みんな新顔ばかりなので(一応キャラクター紹介シーンはあるけど)強者集結ムードが皆無なのが勿体ない。
これで「バットマンVSスーパーマン」に出てきたレックス・ルーサーJr.がメンバーにいたら、ちょっとは違ったかもしれないけどね、この作品に合う合わないは別にして。
e0033570_21142259.jpg
さて、<DCフィルムズ>の次回作は「ワンダーウーマン」。
早くもエンドロール後に予告編を付ける力の入れようだけど、今度は期待していいよね?
来夏が愉しみだ。
e0033570_21140480.jpg
【ひとりごと】
それにしてもジョーカー、ウザかった。これで相当削ったってことは、最初はどんだけ出番が多かったんだ?


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by odin2099 | 2016-09-13 21:19 |  映画感想<サ行> | Trackback(22) | Comments(8)

by Excalibur
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