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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

ライオンと魔女」、「カスピアン王子の角笛」に続く「ナルニア国物語」第3章。
前2作と違って、今回は20世紀FOXのプレゼンツ。思ったほどの成績を上げられなかったのでディズニーが見切りをつけたシリーズを、FOXが拾ったという形です。
スタッフ、キャストも一新とはならず、物語も前作からの引きがタップリなのは一安心。

e0033570_22230286.jpgただ予算は抑えられたのでしょう、前作ほどの超大作という感じではありませんが、それがかえって原作の雰囲気を生かす形に。
お話そのものは原作とはかなりかけ離れたものになっていますが、それでも「童話の映画化」という観点からすると、原作の雰囲気に一番近いのはこの作品かも。

既にこの作品公開から9年近く経ってますが、第4章はどうやら立ち消えに。
しばらく音沙汰がありませんでしたが、数年前にはジョー・ジョンストンが監督に就任(監督引退作との噂も)、そして今度はFOXから更にトライスター・ピクチャーズに移籍という話でしたが、昨秋いきなりNetflixからの製作発表がありました。

全7作全ての映像化権を入手し、ドラマと映画、両方の企画があるとのことです。
この劇場版シリーズを踏襲するのか、それとも「ライオンと魔女」(もしくはナルニア創成期を描いた「魔術師のおい」)からのリブートになるのか詳細はまだ明らかにされていませんが、同じくシリーズ化が頓挫したフィリップ・プルマン作の「ライラの冒険」劇場版が、今度はBBC Oneによってテレビシリーズとしてリブートされたように、再びナルニア世界を訪れることが出来るのならば歓迎すべきことだと思います。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-06-26 22:28 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_21555158.jpgバラエティ番組のレポーターとして葉子はウズベキスタンにいた。
思うような画が撮れず、また現地人の気質に翻弄されるスタッフたちだったが、彼女は淡々と与えられた仕事をこなすだけ。スタッフとも現地人ともコミュニケートを取らず、美しい風景に目を留めることもなく、仕事が終われば彼とLINEで連絡を取るだけの毎日だった。

葉子の目標は歌手になることで、帰国後はミュージカルのオーディションを受けることが決まっていたが、今の自分と理想とのギャップに悩んでもいたのだ。
そんな葉子だったが、一人で繰り出した街での出来事を切っ掛けに、少しずつ彼女の中で何かが変わろうとしていた。

前田敦子って凄い女優だなと思いながら見ていた。
劇中ではこれといった大きな事件も起きず、他に出てくるのはカメラマン役の加瀬亮、ディレクター役の染谷将太、AD役の柄本時生、通訳兼コーディネーター役のアディズ・ラジャボフぐらいで、ほぼ彼女だけが全編出ずっぱりなのだが、その圧倒的な存在感。

e0033570_21560105.jpg正直言うと彼女が劇中で何度か「愛の讃歌」を歌うシーンは、そこだけ急にミュージカル映画風になるので「なんじゃらほい」と思わないでもなかったが、夢は夢で持っていて、一方では現実的に目の前の(意にそぐわない)仕事も割り切ってやる”プロフェッショナル”な部分と、途中で恋人の安否を気に掛ける”少女”の部分とのギャップも含め、実際に自分も彼女に同道してロケに参加しているかのような臨場感を味わった。

劇中で体当たりレポートに挑戦する葉子のように、もはやアイドル出身女優ではない前田敦子に脱帽。

【ひとりごと】
劇中でスマホをいじる前田敦子の指使いの速さに驚く。
若い人はあれくらいのスピード、当たり前なんだろうなあ…。




# by odin2099 | 2019-06-23 22:01 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)
*** ネタバレあり ***

e0033570_20564129.jpg宣伝文句が「最後のXメン」と「最後」「最後」を強調してますが、20世紀FOX体制下でのX-MENは今のところこれが最後。
”今のところ”と注釈をつけたのは、度重なる公開延期の「ニュー・ミュータンツ」がどういう扱いになるのかがまだわからないから。

一応は来年公開の目途が立ったようだけど、まだ配信オンリーという可能性も捨てきれないし、おそらくタイトルに「X-MEN」の文字を冠さないだろうから、正式にシリーズの一本と認められるかどうかが不透明だということもある。

まあ「最後」とはいっても、ディズニー傘下で<MCU>に参入することは決まっているので、数年後か或いはもっと早くに「X-MEN」の新作にお目にかかれる可能性はかなり高いはず。
その際にオリジンストーリーを描きキャスト一新でリブートするのか、マルチバース設定を使って従来の「X-MEN」世界と<MCU>世界を融合させるのか、それとも他に斬新なアイディアがあるのかはわからないが、現行の体制での作品は確かにこれが「最後」だろう。

ということで「最後」だからかジーンが暴走し、X-MEN最大のピンチ!
前作「アポカリプス」では美少女然としていたジーン役のソフィー・ターナーもすっかり貫録がつき、ヒロインにしてヴィランという堂々たる主演女優っぷり。
撮影時の彼女は二十歳そこそこだったろうに。

そして新世代X-MENたちを率いてきたミスティーク/レイブンはあっさりと命を落とす。
大統領とのホットラインを持ち、人類とミュータントが今までで一番友好的な関係を築けていたのに、それは脆くも崩れ去る。
それ全てプロフェッサーX、チャールズ・エグゼビアが良かれと思ってしたことの痛烈なしっぺ返しだ。

e0033570_20565267.jpg何とかジーンを取り戻したいサイクロップス/スコットや、ナイトクローラー、クイックシルバー、ストームらはとりあえずチャールズ側に残るが、「レイブン殺したジーン憎し!」のビーストはマグニートーと手を組むなどX-MEN崩壊の危機。
まるで「シビル・ウォー」状態ですな。

それでもジーン暴走の背後に宇宙人がいることが判明したり、チャールズがようやく自分の非を認めて謝罪したり、その”心の声”がジーンに届いて覚醒したりで、クライマックスはかなりド派手なアクション満載。
そしてわが身を犠牲にしたジーンによって地球は救われました、とさ。

この結末によって「フューチャー&パスト」で描かれた未来世界とも、旧三部作の完結編「ファイナル・ディシジョン」ともリンクしない、また新たな時間軸が誕生することに。益々初心者にはとっつきにくいシリーズになってしまった気がする。
また音楽は初参加のハンス・ジマー
ジャカジャカ鳴らすジマー節も悪くはないが、「最後」なのに馴染みのあるジョン・オットマンのテーマメロディが流れないのは淋しい。

さて、シリーズ有終の美を飾るどころか大爆死と伝えられる本作。
昨年秋から今春、そして今夏と公開が延期され、期せずしてサマームービーに格上げされたり、最後の展開が某映画(「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」?「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」?「キャプテン・マーベル」?)と似すぎて再撮影を余儀なくされたとか、マイナスの情報ばかり流れてきますが、最大の問題はやはりFOXの身売り騒動じゃないのかな。

これが「最後」じゃなく「次」がある(ラストシーンはジーンの復活を暗示してるとも受け取れるし)ならば、ここまでそっぽを向かれなかったと思いますがね。
シリーズの完結編を謳うにはちょっと荷が重すぎ。「次」で是非とも巻き直しと行きたいところだけれど、これで「最後」だもんなあ。
まあ今は新しいX-MENやファンタスティック・フォーがどうなるのか、<MCU>の責任者ケヴィン・ファイギのお手並み拝見と行きましょうか。



# by odin2099 | 2019-06-23 21:03 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_20500513.jpgインディーズで人気の女性デュオ<ハルレオ>、しかし今彼女たちの解散ライブツアーが始まる。
そのツアー初日から二人は険悪なムードだが、ステージに立てば抜群のハーモニーを見せる。そしてまた次の街へと移動するが、車内でも楽屋でも二人は殆ど言葉を交わさない。
そのツアーの最中に、少しずつ明かされていくハルとレオが音楽を始める切っ掛け、マネージャー兼ローディのシマとの出会い、すれ違っていく三人三様の想い。
そして最後のステージが終わった後、三人が辿り着いた結末とは…。

小松菜奈がレオ、門脇麦がハル、そして成田凌がシマを演じたロードムービーで、実際のライブツアーのドキュメンタリーを見ているかのようなリアリティがある。
ハルはレオが好き、レオはシマが好き、シマはハルが好き、という三角関係のお話ではあるのだが、互いに互いの気持ちがわかっていて、それで相手を傷つけたくなくて、それでも思うようにならないもどかしさにイライラが募っていく様が丁寧に描かれていく。

最後は再三繰り返される「ツアーが終わったら三人は赤の他人同士だ」という言葉とは裏腹に、結局のところ三人はつかず離れずの関係を続けていくのだろうな、と匂わせて終わる。
互いに自分を曝け出しある意味で大爆発した後は、音楽を続けていくかどうかは兎も角として、案外ピュアな良い関係に戻れるのではないかなという気もする。

もっともノベライズを拾い読みすると、そちらでは<ハルレオ>再結成を選択して終わっているようだが、その結末も悪くはないだろう。

ところでこの作品、二人のヒロインが演奏中以外はほぼ煙草を手放さないのには閉口した。見ているだけでこちらが気持ち悪くなってくる。




# by odin2099 | 2019-06-23 20:52 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19304837.jpgギャンブルが全てを決める名門私立学園を舞台にした、河本ほむら・尚村透原作の人気漫画の実写映画化作品。
テレビアニメに続いてテレビドラマが作られ、そちらも好評に付き実写ドラマの第2シーズンと劇場用新作の製作が決まったという経緯がある。

原作漫画がスクウェア・エニックスからの刊行、アニメ版を経て実写ドラマがMBS系列で放送され、そして映画化、そして主演は浜辺美波という流れは「咲/Saki 」、「咲/Saki 阿知賀編 episode of side-A」と同じ。
ということでテレビドラマ版の放送当時から興味はあったものの、結局ほぼほぼ予備知識なしで鑑賞。
しかしそれでも十二分に愉しめた。

e0033570_19305807.jpg「咲/Saki」同様こちらにも浜辺美波を筆頭に福原遥、伊藤万理華、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理、池田エライザ、中村ゆりか、三戸なつめ、森川葵ら美少女がズラリ。
高杉真宙、宮沢氷魚、小野寺晃良、矢本悠馬といった個性的なメンバーも名前を連ねている。
特に高杉真宙のヘタレ演技は要注目。

「咲/Saki」でも対照的な二役を演じて芝居の幅を見せつけた浜辺美波が、ここでも二面性のある難役を自然に演じており、カメレオン女優ぶりに一層磨きがかかってきた感がある。
ただ本作の肝はゲストヒロイン枠の福原遥の突き抜けた怪演。
彼女ももはや単なる子役出身の美少女アイドルではない。今後の彼女の芝居が楽しみだ。

本当は「咲/Saki」の第3シーズンが見たいのだが、この劇場版で「賭ケグルイ」そのものも気になってきたので、とりあえずテレビドラマ版はチェックしておこう。



# by odin2099 | 2019-06-23 19:43 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19584936.jpgグスタフ・クリムトとエゴン・シーレ、世紀末ウィーンを代表する二人の画家は、昨年が共に没後100年にあたる。

それを記念して作られたドキュメンタリー映画で、この二人とその作品群の紹介だけではなく、19世紀末から20世紀にかけてのウィーン、二人を取り巻く時代の空気といったものをも掬い取ろうとした一篇。
そのためマーラーやシェーンベルグのような作曲家や高名な精神科医であるフロイトなど、同時代のウィーン文化の担い手たちも登場する。

実のところクリムトの絵もシーレの絵も好きではないのだが、優れた才能が集ったこの時代のウィーンには大いに興味あり。
先日も「ウィーン・モダン/クリムト、シーレ世紀末への道」へ出かけてきたが、今回もその流れで鑑賞した。

1時間半強の作品だが、日本語ナレーションというか吹替全体の単調さもあって(頼むから本職を使おうよ)何度か睡魔に襲われたが、クリムトもシーレも苦手と言ってる割に十二分に堪能した。



# by odin2099 | 2019-06-20 20:03 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19441531.jpg幼い頃にエイリアンと遭遇したモリーは、その際にMIBの存在を知る。
長じて自らMIB本部を突き止め、仲間入りを志願。エージェントOは彼女の熱意と実力を認め、研修生のエージェントMとしてロンドン支局へ配属を命じる。
そこでMは自ら売り込み、一見チャラ男だが実は凄腕のエージェントHと組んで要人警護の任務に就くが、謎の暗殺者の出現により任務は失敗してしまう。
だが一部の上級エージェントしか知らない筈の任務の内容が漏れていたことから、MはMIB内部にスパイがいるのではないかと推察。ロンドン支局長のハイTはHとMに密かに調査を命じる。

1997年に第1作、2002年に第2作、2012年に第3作と緩やかなペースで作られてきた「MIB」シリーズの第4作。
e0033570_19442663.jpg3作目に登場したエージェントOのエマ・トンプソンのみ続投で、スタッフやキャストは一新。
ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズに代わり、今度はクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンを主役に据え、舞台となるのもニューヨークの本部ではなくロンドン支局。
ということで正式には”続編”ではなく、”スピンオフ”という扱いらしい。

アメリカ本国ではシリーズ最低のオープニング成績で”大爆死”と言われているようだが、個人的には思いの外愉しめた。
元々好きなシリーズじゃないし、見ようかなどうしようかなと悩んでいたくらいなので、期待値が低かったのが功を奏したのかもしれない。

しかし日本語吹替版を作った連中には猛省を促したい。
素人や芸人を必然性ゼロで起用するのは、オリジナル版に対する冒涜行為以外の何ものでもない。
意味不明の日本版オリジナルソングを流す行為も含めて、作品の質を著しく貶めるなんざ有ってはならないことである。
何の権利を持ってオリジナルを改悪することが許されるのだろうか。

e0033570_19444233.jpg吹替版を作るなら、主演が「マイティ・ソー/バトルロイヤル」のコンビで劇中でも<MCU>ネタが盛り込まれてる以上、三宅健太と沢城みゆきを起用するのがファンに対するサービスだと思うのだが如何だろうか。

【ひとりごと】
「ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ」然り、「X-MEN/ダーク・フェニックス」然り、そして本作と本国ではシリーズ最新作が軒並み苦戦してる様子。
「X-MEN」は監督自ら敗戦の弁を述べているようだが、こちらも案の定、製作中のゴタゴタが表面化する羽目に。

まあソニーピクチャーズにしたところで、今夏の大本命はこの「MIB」の二週間後に公開される「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」なんだろうから、トータルで数字残せればOKというところかな。
しかし新コンビでのシリーズ継続には黄信号が灯った感じ。
いやシリーズそのものが打ち止めになってしまうのかも。



# by odin2099 | 2019-06-19 19:51 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(0)
e0033570_21100125.jpg元劇団四季の藤川和彦が脚本・演出・プロデュースを手掛けるミュージカルで、あの「オズの魔法使い」のサイドストーリーといったら良いでしょうか。今回が再演とのこと。
なんといっても「沼尾みゆきが南の魔女グリンダを演じる!
――というだけでチケットを取りました(ファンなんです)。

元々「ウィキッド」に着想を得て、ということらしいのですが、「ウィキッド」でグリンダのオリジナルキャストだった沼尾みゆきを起用したのは凄いですね。
他にも雅原慶、​大塚たかし、​広瀬彰勇、​笹岡征矢といった劇団四季出身者がキャストに名を連ねていますが、そういえば西の魔女役の雅原慶がエルファバを演じた時の「ウィキッド」、見に行ってました。

カンサスでのドロシーたちの物語と、オズの国での物語が入れ子構造になっているというかメタフィクションになっていることや、過去と現在が行き来するあたりが少々わかりづらいものの、オーディションで選ばれた子どもたちが達者な演技を見せ、十二分に愉しませてくれました。そして沼尾みゆきのクリスタルボイスも健在。

ただ、少々苦言を呈すれば、ドロシーたちがエメラルドシティに辿り着いた場面の演出、それにクライマックスが南の魔女と西の魔女のデュエット(グリンダとエルファバ!)であることなど、全体的に「ウィキッド」からの影響があまりにハッキリ見えてしまっているのがどうも…。
いや、イメージを重ねて見ているこちらが悪いといえば悪いのですが。




# by odin2099 | 2019-06-18 21:12 | 演劇 | Trackback | Comments(0)
最新作へむけておさらい中ですが、え?大爆死なの?大丈夫?
有終の美を飾るどころか、シリーズ最低、いやアメコミ映画のワースト記録を打ち立てそうとの報道も。
あちらでの評価もかなり酷いみたいですが、わが国では試写会での評判は良さそう。
ということはファン向けの作品で、一般客にはあまりアピールしないということなのかなあ。

e0033570_23111877.jpgファースト・ジェネレーション」、「フューチャー&パスト」、そして今作で<新X-MEN三部作>なんて呼ばれていた時期もありましたが、三部作の完結編としては少々物足りないですか。
いや、チャールズとエリックは一緒にいられないものの、お互い共有するものは芽生えたようだし、スコット、ジーンら新生X-MENたちをレイブンが鍛えるシーンなど”次”への期待と希望を抱かせる結末も悪くはないと思います。
チャールズがスキンヘッドになったのも、やっとシリーズの始まりである<旧三部作>へ繋がった感がありますし。

ただこれも以前書いた通り、<新三部作>は過去の話なので、例えどんな苦難が訪れようと結局X-MENたちがそれを克服して乗り越えていくことはわかっているので、その分緊迫感に欠けてしまっているのは残念ですね。
最新作の「ダーク・フェニックス」もこの時間軸上にあるので、ある程度は結末が予想出来ますし。
まあそれを覆すだけのパワーを秘めた作品になっていることを、今は期待しておきましょう。

【ひとりごと】
そこまで「ジェダイの復讐(ジェダイの帰還)」をディスらなくてもいいじゃん。
同じ20世紀FOX配給作品ならではの内輪ネタ?
ディズニーの元へ去っていったルーカスフィルムへの意趣返し?

<過去記事>




# by odin2099 | 2019-06-17 23:16 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
ちょっと久しぶりに「ロード・オブ・ザ・リング」を見直したのが昨年の春。
それから「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と続けて見て、三部作が完結した後は今度は「ホビット/思いがけない冒険」と「ホビット/竜に奪われた王国」を見たのですが、そこでストップ。
年が明け、かなり間が空いちゃいましたが、ようやくこちらも完結編まで辿り着きました。

e0033570_19412049.jpg原作をかなり刈り込んだ<ロード・オブ・ザ・リング>三部作と違い、この<ホビット>三部作は逆にかなり膨らませています。
そしてどこか牧歌的で長閑な雰囲気もあった原作のムードは影を潜め、<ロード・オブ・ザ・リング>三部作にトーンを合わせているので、全体的に重苦しいムードに包まれ殺伐とした雰囲気を漂わせています。
その辺りが<ロード・オブ・ザ・リング>ほどの支持を得られなかった原因でしょうか。

雨後の筍の如くファンタジー映画が量産され、その中にはシリーズ化を期待された作品も少なくなかったのですが、軒並み討ち死にしファンタジー映画に対して観客が食傷気味になっていたこともあるでしょう。
それに<ロード・オブ・ザ・リング>完結から<ホビット>開幕まで十年近く開いてしまい、旬を逃したということもあるかもしれません。

しかし結果的に堂々たる六部作、映画史に残る一大叙事詩が完成したことは喜ばしいことです。
これに匹敵するシリーズ物というと、他には<スター・ウォーズ>くらいでしょうか。

さて、中つ国の物語の映像化はこれで終わりかと思いきや、今はAmazonプライムビデオで新たなドラマの製作が始まっています。

詳細は未だ不明ですが、どうやら中つ国の第二紀が舞台になる由。
となるとサウロンやガラドリエルの奥方、エルロンドなど映画でもお馴染みとなったキャラクターが出てくる可能性もあります。
これらを映画と同じキャストが演じるのでは?という希望的観測もあれば、どうやら製作にピーター・ジャクソンが一枚噛んでいるらしいという大変気になる情報がある一方で、いやいやPJは一切関わりを持っていない、完全な別物だ云々、様々な噂だけが先行している段階ですが、公開は2021年の予定。
それまでは小出しにされる情報に一喜一憂しながら、公開される日を楽しみに待ちたいと思います。

【ひとりごと】
今作には、物語の終盤に「旅の仲間」のメロディと「指輪のテーマ」のメロディがそれぞれ流れるシーンがありますが、<ロード・オブ・ザ・リング>三部作との連続性を嫌でも感じさせてくれるので、ワクワクしますねえ。

<過去記事>





# by odin2099 | 2019-06-14 19:48 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
月の刑務所から凶悪犯ボリスが脱獄。エージェントKの前に姿を現し、「お前は過去で死ぬ」と言い残して姿を消した。Jは本部のデータベースで、かつてKがボリスを逮捕し地球の危機を救ったことを知るが、それ以上は機密扱いになっていた。
翌日MIB本部へ出勤したJは、誰もKのことを知らないことに混乱する。亡くなったZに代わる新任のエージェントOからKは既に死亡していていることを聞いたJは、ボリスが過去を改変したことに気付く。
Kを救うべくJは自らも過去の世界へタイムトラベルを試みるが、その前に姿を見せたのは若かりし頃のKだった。

e0033570_21494703.jpg「MIB」シリーズの3作目。
これまでは事件が起こり、それにJとKのコンビが立ち向かうというパターンだったが、今度は彼ら自身が物語の中心。しかも迷コンビの本当の絆が試されるという新機軸。これがなかなか愉しめた。

というのも若きエージェントKを演じるジョシュ・ブローリンが出色。
吹替版だと現在と過去、どちらのKも谷口節が担当していることもあるのだが、トミー・リー・ジョーンズとの二人一役にかなりの説得力が。

正直言って前2作はちっともノレなかったのだけれど、今回はイケる。
過去と現在、両方のKとJ役のウィル・スミスとのコンビネーションも、実に「らしい」ものになっていて、こういう展開ならシリーズの続行もアリだな。

しかしもう一人過去と未来の両方が出てくるエージェントOは…。
エマ・トンプソンの若い頃がアリス・イヴっていうのは、ちょっと盛りすぎでは…?



# by odin2099 | 2019-06-13 21:53 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」をまたBlu-rayでおさらいして、劇場で4回目の「エンドゲーム」鑑賞。

日曜の昼間とはいえ、まだ劇場が満席になることに驚き、そして「アベンジャーズ」人気もどうやら本物なのかなと一安心。
もっとも今回は「これで最後」ムードを演出しているので、「それならば」と足を運んだ人も少なくないだろう。
でもまだまだ<MCU>は続くし、いずれ「アベンジャーズ」の新作も作られるだろうことを知ったら「もういいよ」てなことにならないとも限らない。
安心してはいられないか。

e0033570_21324549.jpg今回ちょっと驚いたのは、前日「アラジン」を見に行った時には流していた「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」の予告編がなかったこと。
「アラジン」の時は一番手に掛ったのが「スパイダーマン」だったのだけれども、確かに「エンドゲーム」上映前に見せられちゃネタバレもいいところだ。

まあそれも仕方ないなと思っていたのだが、実は驚いたのはそのことだけではない。
なんと!「エンドエーム」上映終了後に「スパイダーマン」の予告が続けて上映されたのだ。

これ、上手いやり方だなあ。
「エンドゲーム」見た後だと、あの世界がどうなったのか気になるところだけど、断片的にそれを教えてくれて期待感を煽る。
実際、めっちゃテンション上がった。

こういうの、前後編、三部作などの場合に次回作の予告をおしまいに付けるケースがあるけれど(「ロード・オブ・ザ・リング」のラストに「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」の予告を付けたり、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」に「アベンジャーズ」をアタッチしたりというケース)、同じ<MCU>作品とはいえ「エンドゲーム」はディズニーで「スパイダーマン」はソニーという具合に配給会社も違う。
これ、映画館サイドの大英断なのかな。

そして本編。
3時間を超える作品でありながら、4回見てもまだ飽きない、だれないという稀有な作品。
前編にあたる「インフィニティ・ウォー」も見せ場満点でテンション上がりっぱなし。
「インフィニティ・ウォー」149分+「エンドゲーム」181分=330分、奇跡の5時間半だ。
燃え要素、泣かせ要素、どちらも備わっている。

前編で燃えるのは、先ずはヴィジョンとワンダの危機に颯爽と登場するスティーブの姿。それに続けてナターシャ、サムとのコンビネーションプレーで敵を圧倒するシーン。
そしてクライマックス、ワカンダの大激戦の最中、完成したストームブレーカーを手に現れるソー!
――まあこちらはその後で絶望的な展開が待っているのだが…。

後編では、ソーがサノスに追い詰められあわやという時に飛んでくるムジョルニア、その戻っていく先にはすっくと立ったスティーブが!というシーン。
「持てると思った」というソーの台詞は、かつて「エイジ・オブ・ウルトロン」でメンバーがムジョルニアを持ち上げようと奮闘するというシーンを踏まえている。
結局誰一人持ち上げることは出来なかったのだが、実はスティーブが手にしたときだけ幽かに動くという描写がある。
この時点で既にスティーブは持ち上げられたものの、遠慮して持ち上げなかったという解釈もあるらしいのだが、だからこそソーも納得したのだろう。

そして全編のクライマックスたるアベンジャーズ集結シーンでのスティーブの台詞、「アベンジャーズ、アッセンブル!」は最大の燃えシーンだ。

泣かせ要素は前編ならば指パッチン後の別れのシーン、後編だとナターシャがわが身を犠牲にするシーン、トニーの「私はアイアンマンだ」の場面と葬儀の場面…とこれまた枚挙に暇がない。
これから自分は何度この前後編を見ることになるのだろう。

そしてこの作品を踏まえた<MCU>23作目、<フェイズ3>のトリ、そして<インフィニティ・サーガ>の締めくくりとなる「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」の公開まで3週間足らず。
そちらも期待を裏切らない出来になっていることを信じている。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-06-09 21:43 |  映画感想<ア行> | Trackback(1) | Comments(0)
ディズニーアニメの「アラジン」が実写映画になりました。
確か最初にそのニュースが流れて来た時は、必ずしも「アラジン」そのものを映画にするのではなく、ジーニーを主人公にした映画を作る(タイトルも「アラジン」ではない)という風に伝わってきていたように記憶しているのですが、結局はかなりアニメ版に忠実な実写版「アラジン」になっています。

e0033570_16530539.jpg舞台版のように猿のアブーや虎のラジャーが出てこなかったり、オウムのイアーゴが人間になっていたり、アラジンの仲間が出てきたりはしません。
実写版で付け加えられたのは、ジャスミンの侍女のダリアというキャラクターで、彼女がジャスミンの相談に乗ったり、恋のキューピッド役を務めたり、最終的には…と大活躍するキーパーソンになっています。

豪華キャストで実写映画化した「美女と野獣」と違い、こちらはジーニー役のウィル・スミスを除けば無名や若手が中心(いや、日本では知られてないだけかもしれませんが)。
アラジン役のメナ・マスードも殆ど新人だと思いますし、ジャスミンのナオミ・スコットも同様です。

彼女、「パワーレンジャー」でピンクレンジャーを演じてましたが、あの頃よりもかなり魅力的になりましたね。アニメ以上に美人なジャスミンで、思わず一目惚れ。この後はリブート版「チャーリーズ・エンジェル」が控えていますので、これから一気にブレイクするかも知れません。

そして予告編公開時には「ウィル・スミスまんま」と評されたジーニーですが、良くも悪くも「そのまんま」具合が今回のジーニーには合っているように思います。仮にロビン・ウィリアムズが存命でも、このジーニーは演じられなかったでしょう。
そして日本語吹替版だとアニメ版・実写版どちらも山寺宏一なので全く違和感なし。冒頭から歌いまくる山ちゃんの凄さを改めて感じました。

ということで若干の懸念材料もありましたが、十二分に愉しめた実写版「アラジン」。気に入りましたので、もう一度見に行こうかなあと検討中。今度は字幕スーパー版にしようかな。




# by odin2099 | 2019-06-08 17:00 |  映画感想<ア行> | Trackback(4) | Comments(0)
e0033570_20193949.jpgサソリオレンジことスティンガーを主人公にした「宇宙戦隊キュウレンジャー」の番外編エピソードで、<スーパー戦隊>のVシネマとしては初めて特定のキャラクターにスポットを当てたスピンオフ作品。
監督はこれが「キュウレンジャー」初参加となった坂本浩一

オウシブラック/チャンプとのバディムービーの要素もあり、他にはヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ、カメレオングリーン/ハミィ、カジキイエロー/スパーダ、コグマスカイブルー/佐久間小太郎、それにシシレッド/ラッキーがクライマックスバトルを含めた顔見せ的出演に留まっている。

ゲストヒロインはミカ・レーツ。
異形ゆえに、生まれ故郷の町の住民からも迫害を受けていた彼女が、力を求めてジャークマターへ入るも、スティンガーとの出会いから心を開くのだが、結局は復讐心から町の人たちを虐殺してしまい…という<戦隊>としてはかなり重たいストーリー。

結局「キュウレンジャー」のテレビシリーズはほぼ見ておらず、また同時期にネット配信されたこのVシネと連動しているというスピンオフムービーも未見なので、そもそものストーリーの発端やキャラクターの設定をよくわからずに見ていたので、少々ついて行くのに苦労した。
また約1時間の作品の大半が回想シーンということで、若干時系列的に混乱も。

それでも坂本監督らしい見せ場がふんだんに盛り込まれ、元々番組のセミレギュラーだった久保田悠来をはじめ、島津健太郎、キャッチャー中澤、人見早苗ら坂本組常連が顔を揃えているのも安心感がある。

ミカ役の間宮夕貴(現・桝田幸希)は坂本監督直々のオファーだそうで、ファーストカットが胸元のアップ、というのも如何にも監督らしい。
その後もテレビドラマや舞台作品での起用が続き、新たなミューズ(何人いるんだ?)の仲間入り。現場での愉しげな様子はオーディオ・コメンタリーからも十二分に伝わってくる。




# by odin2099 | 2019-06-07 20:23 | ビデオ | Trackback | Comments(0)
2014年公開の「GODZILLA」の続編で、「キングコング/髑髏島の巨神」に続く<モンスターバース>の第3弾。

e0033570_21100221.jpgあれから5年、その存在が公になった秘密機関モナークは、怪獣の存在を秘匿していたと世間から非難され、存続が危ぶまれる事態に陥っていた。
その頃中国のモナーク基地では、エマ・ラッセル博士と娘のマディソンが孵化した幼虫のモスラとのコンタクトを試みていたが、環境テロリストのアラン・ジョナが率いる部隊が基地を襲撃、ラッセル博士母子と怪獣とのコンタクトを可能にする装置オルカを強奪する。
報せを受けた芹沢猪四郎博士らは、かつてモナークのメンバーであり、オルカの開発者でもある元夫のマークに協力を要請する。

今度はゴジラだけじゃなく、モスラにラドン、キングギドラ(モンスター・ゼロ!)をはじめ十数体の怪獣が登場。その中には名前だけだがコングもいる。
「三大怪獣地球最大の決戦」どころか「怪獣総進撃」並みの大盤振る舞いだ。
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」の影響も感じられる。

唐突に出てくる芹沢博士の潜水服姿に、まさかまさかのオキシジェン・デストロイヤー。
他にもどこかで見たような絵が頻繁に出てくるあたり、監督は相当ゴジラ映画を研究したことが窺える。
ゴジラの鳴き声もオリジナル版に近づき、伊福部メロディ付きでの登場。
それもいわゆる「ゴジラのテーマ(「ゴジラ」タイトル)だけでなく、俗に「ゴジラの恐怖」と呼ばれる旋律も伴って。

e0033570_21102683.jpgそれだけではない。
モスラ登場シーンは、あの 古関裕而作曲の「モスラの歌」まで流す念の入れよう。
あちらこちらに東宝怪獣映画へのオマージュを散りばめるなんざ、この監督、ただのヲタクではない。
相当”わかってる”御仁だ。

ただ各方面のゴジラファン、怪獣マニアの同志たちを唸らせているのとは対照的に、個人的にはどうも今一つ。
これって前作「GODZILLA」の時と同じような状態。
お話が面白くないとか、その展開に納得がいかないというのとは違うレベルで何だかもどかしい。
上手い表現が思いつかないのだが、「これじゃない感」がどうしても払拭できないのだ。

せっかくの伊福部メロディも、妙なアレンジやSEとのバランスの悪さで耳に(心にも?)響いてこないし、4大怪獣の激突を謳いながらもモスラとラドンの出番の少なさ(加えるならばモスラとラドンの偽物臭さ)はガッカリだし、そもそもゴジラとキングギドラ(この呼称は吹替版のみ?)の強さに説得力が乏しい。
派手さは十分に堪能できるものの。

これで次はいよいよゴジラとキングコングの頂上決戦だが、はたしてコングがそのゴジラやギドラ以上に強さを発揮できるのだろうか。
またラストシーンを見る限り、あの環境テロリストとやらが引き続き暗躍するのかもしれないが、あまり大きなスケールにはなりそうもない予感がする。
<モンスター・バース>の行く末がほんのちょっぴり心配…。

【ひとりごと】
例によって吹替版を鑑賞したが、素人演技には慄然。
その中には何のコネだかゴリ押しだか知らないが、アニメも含めると9本目くらいになる人もいるのだが、一向に上達の気配が見られない。
オファーする方もする方だが、受ける側の事務所も本人の適性をもっと考えて欲しいもんである。
逆に当人の価値を落とす結果に繋がってはいまいか?



# by odin2099 | 2019-06-06 21:18 |  映画感想<カ行> | Trackback(6) | Comments(4)
新世代X-MENたちの活躍を描く第2弾。
”新世代”といっても”次世代”ではなく、実際は過去世界の若返ったX-MENというのがややこしいが、このメンバーにこれまでのキャストも加わり、可能な限りの新旧X-MEN勢揃いのオールスター物に。
時系列含め結構バラバラだったこれまでの<X-MENシリーズ>を、一つに繋ぐ役目をも担った作品になっている。

e0033570_19554630.jpgということでお祭り騒ぎの愉しさもある反面、元々の時間軸ではX-MENは全滅、全員死亡(か、それに近い状況)なので物語としてはかなり悲壮感漂う重たいものになっているのだが、それもこれも最後には歴史改変後の世界で皆無事(別の作品で死んだキャラまでしれっと再登場のオマケ付き)というかなり強引なハッピーエンドなので、見終ってホッとする作品にはなっている。

しかし最近明らかになったところによると、「X-MEN/ファースト・ジェネレーション」と本作の間に若きウルヴァリンを登場させる作品を挟み、そしてこの作品を全員集合の完結編とする三部作構想があったという。
これに続く「X-MEN/アポカリブス」がシリーズの締めとしては些か物足りない(だからこそ今回新作の「X-MEN/ダーク・フェニックス」が作られた)だけに、この「フューチャー&パスト」で綺麗に終わって欲しかったな、とも思う。

またそれとは別に、X-MENのみならずファンタスティック・フォー、デアデビル、デッドプールといった当時20世紀FOXが権利を持っていたマーベルヒーローを集合させたクロスオーバー企画も存在していたのだとか。
単独作の「デアデビル」や「ファンタスティック・フォー」の出演陣がそのまま続投したかどうかはわからないが、もしこれが実現していたら「アベンジャーズ」以上の超大作になっていたのかも。
これまた実に勿体ない話である。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-06-05 22:53 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
元になっているアニメ版は1991年の公開。
先日書いたように、「生まれる前の作品ですぅ」という人ももうアラサーなワケで、今さらながら歳月の流れる速さよ!という感じですが、実は本作の主演であるエマ・ワトソンは1990年生まれ。
ほぼアニメ版と同い年で、それでいて堂々たるベルを演じているのですから、考えれば考えるほどオソロシイですねえ。

e0033570_22380856.jpgで、今回このブログの過去記事をちょこちょこ読み返してみたのですが、お恥ずかしいことに結構記憶違いが…。
まあそれに関しては敢えてどこがどうのと申しませんが、平にご容赦を、ということで。

で、アニメ版は既に古典と化している(と勝手に思っていますが)のですが、この実写版も負けず劣らずの力作。
あの「くるみ割り人形と秘密の王国」も、この作品並みとはいかなくても次の次くらいのポジションは狙っていたんだろうなあと想像するのですが、返す返すもワースト3の一本になってしまったのが残念です。

このシリーズ(?)も「ふしぎの国のアリス」、「眠れる森の美女」、「シンデレラ」、「ジャングル・ブック」、「くまのプーさん」、「ダンボ」ときて、この後に「アラジン」、「ライオン・キング」と続き、更に「ムーラン」、「リトル・マーメイド」、「ピーター・パン」、「101匹わんちゃん」、「白雪姫」などが控えているようで、今後もディズニーアニメの実写化ラッシュは当分留まるところを知らないようですが、ただ安易な企画だけはカンベンです。
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ところでこの作品、<プレミアム吹替版>ということで台詞だけじゃなく歌も吹替。
そのため本職よりは歌える人優先のキャスティングになっていますが、出来れば馴染みのあるキャスト版も作って見比べたいですね。
エマ・ワトソンなら須藤祐実、ルーク・エヴァンスなら東地宏樹、ユアン・マグレガーは森川智之、エマ・トンプソンは高島雅羅か塩田朋子か、それとも幸田直子か…と妄想は膨らんでいきます。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-06-04 22:50 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
このところ美術館付いてますが、今回は国立新美術館へ行ってきました。
日本・オーストリア外交樹立150周年記念なのだそうです。
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「クリムト、シーレだけじゃない。ウィーンの至宝が大集結。」と宣伝コピーにありますが、実はクリムトやシーレの絵はちょい苦手。
そんな自分でも大丈夫なくらい数多くの芸術家の作品群が展示されています。
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それも絵画だけじゃなく、建築物や工芸品など多種多彩。
教会や博物館の設計図や模型、ドレスや椅子、食器なども飾られています。
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ハンス・マカルト、オットー・ヴァーグナー、アドルフ・ロース、オスカー・ココシュカ、カール・モル、ヨーゼフ・ホフマン、マクシミリアン・クルツヴァイル…
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          (これだけ撮影可能)

中でも個人的に驚いたのは、アルノルト・シェーンベルクの作品があったこと。
「浄められた夜」や「月に憑かれたピエロ」、「ペレアスとメリザンド」などで知られる作曲家は、絵画の才もあったんですなあ。
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東京展の開催は8/5まで。
8/27からは大阪展が国立国際美術館で開催の予定です。
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【ひとりごと】
しかしこういう展示を見ちゃうと、美術史のみならず世界史をしっかり勉強すれば、もっとより愉しめるんだろうなあ、
とため息を吐いてしまいます。
頑張ろうっと。




# by odin2099 | 2019-06-03 21:41 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
元々は「LUPIN the Third/峰不二子という女」というテレビシリーズに端を発したものだけに、今度は銭形かルパン本人が中心になるのかなと思っていたが、一周廻って不二子に戻ってきた。
例によって25分程度のOVA前後編を一挙に、特別料金で上映という形式。

病弱な息子ジーンの手術費用に充てようとコドフリーマイニングから5億ドルを横領し、殺し屋に狙われているランディは、メイドとして働いていた不二子にジーンを託し自爆する。
不二子は辛うじて脱出するが、今度は現金の隠し場所を知るジーンに殺し屋の魔の手が迫る。
絶体絶命の二人の前に現れたのはルパンと次元だった。彼らもまたコドフリーマイニングを狙っていたのだ。ジーンは5億ドルを報酬に、父の敵討ちをルパンたちに依頼する。
自分が母親代わりになると申し出る不二子だったが、ジーンは彼女もまた5億ドルを狙って自分に近づいてきたに違いないと心を開かない。不二子は出て行き、ジーンはひとり警察の保護を受ける。
だがコドフリーマイニングは警察をも買収していた。密かにジーンを見守っていた不二子もまた囚われてしまう。

e0033570_07472116.jpg得意の色仕掛けが通じない殺し屋や、自分の意に沿わないどころか足枷になっている子供を連れての逃避行など、いつにないシチュエーションに置かれた不二子が魅力的。
これまでも入浴シーン、シャワーシーンはあったが、子供と一緒に湯船につかるというのはなかったのではないかと思うし、最初は色仕掛けが通じなくても、最後はしっかりと自分の虜にさせて(戦いの過程で服が切り刻まれ肌を露出していくのだが、それすらも相手に与える効果を考えてのことか?)始末するのも不二子らしい。
その一方で、ルパンや次元だけでなく不二子の喫煙シーンも何度かあるのは幻滅。大人っぽさの演出なのかもしれないが、今はそういう時代ではないと思うのだが…。

今回は五エ門と銭形の登場はなし。
どうやらこのシリーズは連作になっているようで、一連の事件の背後には何らかの大きな存在があるらしいことが示唆されている。
いよいよ次回作でルパンたちとの決着が付くのだろうか。

【ひとりごと】
毎度毎度の呟きだが、もう頼むからキャストを交代してくれ。




# by odin2099 | 2019-06-02 07:47 |  映画感想<ラ行> | Trackback(1) | Comments(2)
世界で最も有名な図書館の舞台裏へ、ということで初めて岩波ホールへ行ってきました。

図書館ってこんなことまでするのか?!、というぐらいその活動は多岐に亘っているんですねえ。
著名人を招いてのトーク企画、ピアノコンサート、読書会、ダンス教室、パソコン教室に就職フェア、ディナーパーティーetcetc。

e0033570_11002186.jpgそれだけでなく館長をはじめ幹部たちの会議の模様や、視覚障碍者向けの録音風景、デジタル化へ向けての撮影風景、大型のベルトコンベアーを使っての返却本の管理ナドナド、本館だけでなく分館(全部で92あるそうだ)も含めての巨大なシステムの一部が公開されています。
市からの出資と民間からの寄付によって運営されているという点もユニークに感じました。
日本とは色々仕組みが違いますね。

しかしこの作品の監督が、フレデリック・ワイズマンだということをすっかり失念しておりました。
ナレーションなし、出てくる人物の紹介テロップなし、何の説明もなく次から次へと映し出される”何か”を、こちらはひたすら追い続けるだけです。

上映時間は3時間25分。
2時間ほど経った時点で途中休憩が入り、トータルでは3時間40分ほど。
これはなかなかの苦行です。
凄く惹かれる内容ではあるのですが、途中で何度か(数秒ですが)記憶が飛ぶ瞬間が…。

思えばこれまでにも「パリ・オペラ座のすべて」、「クレイジーホース・パリ/夜の宝石たち」、「ナショナル・ギャラリー/英国の至宝」と3本の作品を見ましたが、いずれも睡魔との戦いが最大の課題でした。
どうも自分とは相性のあまり良くない監督さんではあります。



# by odin2099 | 2019-06-01 11:04 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
「スター・ウォーズ」のスピンオフシリーズ第2弾。
「スター・ウォーズ/エピソードn 〇〇~」というタイトルになる正編とは違い、こちらは「△□/スター・ウォーズ・ストーリー」というタイトルになるのがお約束らしい。

といってもスピンオフシリーズは2本で打ち止め?小休止?
よくはわからないが今後の公開予定スケジュールからは削除され、今は今度公開される完結編となる「エピソード9」の後に短いインターバルを挟み新たな三部作を立ち上げるようなので、少なくても当面これから十年ぐらいは新作スピンオフは見られないのかも。

e0033570_20384174.jpgそれもこれも作品内容及び興行成績がどちらも芳しくなかったからで、斯く言う自分も「ファントム・メナス」以降の作品は皆3~4回は劇場へ足を運んできたが、この作品は1回だけだ。

何度も書いてるけれど、もう少しハリソン・フォード似あるいはビリー・ディー・ウィリアムズ似とまではいかないまでも、「ああ、ハン・ソロだ、ランド・カルリジアンだ」と納得出来るキャスティングは出来なかったものか。
せっかくチューバッカが出てきて一緒にミレニアム・ファルコンに乗り込むシチュエーションがあるのに、誰だコイツ?と思ってしまうものなあ。

ハンの幸運のお守りのダイス、「最後のジェダイ」ではルークからレイアへと(幻だったけど)手渡された重要アイテムだったけど、一時はキーラが大事に持ってたってことは元カノとの思い出の品?
ケッセルのスパイス鉱山でのベケットの変装は「ジェダイの帰還」のランドの、ハンの扮装は同じくレイアを彷彿とさせるけど、そんなアイテムで旧作ファンを釣ろうとしてもねえ。

それよりも他の作品とのリンクを張るならば、ノベライズ版のようにジーン・アーソやソウ・ゲレラを登場させた方が、なんかロマンが広がるような気がするんだけど、やっぱり気のせいかな?

【ひとりごと】
これが去年のディズニー映画ワースト3の内のその2。
マーベル・スタジオも実は色々とゴタゴタがありながら結果オーライで来てる感じだけど、それに比べるとルーカス・フィルムはゴタゴタが表面化して、しかもあまり好ましくない方へ来てるように思える。

またマーベル・スタジオ作品は、いわば創造主であるスタン・リーへのリスペクトが見てる側に十二分に伝わってきてるが、ルーカス・フィルム作品は御大ジョージ・ルーカスへのリスペクトが伝わらないどころか、むしろ蔑ろにしてるんじゃないの?という気さえしてしまうのだけれども、その差はどこから出てくるのだろうか。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-05-31 20:43 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)
実のところシャルル=フランソワ・ドービニーという画家のことは知らなかったのですが、同時にギュスターヴ・クールベやカミーユ・コローといった画家の作品も展示されるというので、どんなものかなあと東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館へ。
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この人は結構苦労された方のようで、コンクールには何度も落選。
そこで題材をガラッと変え、身近な自然を取り上げた風景画で人気を博していったようです。
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行ってすぐに圧倒されました。
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わー、なんだこれ。
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なんとまあ川や池の水面が煌めいていること、森の木々が息衝いていること。
そして陽の光と雲の流れの変化が繊細に描かれ、あたかもその場に自分も立っているかのような錯覚を味わいました。
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一目でお気に入りに。
これから注目していきたい画家のひとりとなりました。
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# by odin2099 | 2019-05-30 20:57 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
シンデレラ城と「星に願いを」で幕を上げ、すぐにチャイコフスキーの「小序曲」をバックにフクロウ視点での街の空撮というオープニング。
それだけで「この映画大好き」という気分にさせてくれる。

ちなみにエンディングでもフクロウ(このフクロウ、謎の老人ドロッセルマイヤー氏の使い魔みたいな存在なんだけど)が飛んでいるけれど、そのせいかなんかちょっと「ハリー・ポッター」っぽい雰囲気もあったりして。

e0033570_19574960.jpg母親を亡くして悲しむ少女にクリスマスの奇蹟が起る、というようなお話だけれども、傑作とまでは言わないまでもなかなか上質なファンタジー、だと思う。
終盤ちょいとアクション映画寄りになりすぎる嫌いがあるものの、それも昨今のトレンドなのかな。

ヒロインのマッケンジー・フォイの美少女っぷりに見惚れるも良し、キーラ・ナイトレイ(メイクのせいでこれまでとはかなり印象が違うけど)のキュートな悪女っぷりを堪能するも良し、ヘレン・ミレンやモーガン・フリーマンの怪演っぷりを愉しむも良し。
ディズニーっぽさも十分にあって、見どころには事欠かないはず。

アフレコは初挑戦だと思うけど、ヒロイン役の小芝風花も頑張っているので吹替版推奨。
そういえば同じディズニーなのに、キーラ・ナイトレイの吹替が「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「キング・アーサー」のようにフィックスとも言える弓場沙織じゃないのは何故だろう?
坂本真綾はやっぱりナタリー・ポートマンだよなあ、と考えていた時にふと思い出した。

キーラ・ナイトレイのデビューは「スター・ウォーズ/ファントム・メナス」でのパドメ・アミダラの影武者にして侍女のサーベ。この時は多分サーベの声も、パドメ(=ナタリー・ポートマン)役の坂本真綾がそのまま演じていたはず。
ということは一番最初にキーラ・ナイトレイを吹き替えたのは坂本真綾ってこと?
まさかそこまで考えてキャスティングしたワケはないと思うけれど。

【ひとりごと】
この作品、去年のディズニー映画ワースト3の一本。
大コケした3本の内の1本なのだが、前述の通り決して悪くない出来だと思うのだけれど残念だ。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-05-29 20:01 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_19410873.jpgそう遠くない未来。
波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸し、島を占領した。海上自衛隊は直ちに第5護衛隊群を現場海域へと向かわせる。その旗艦は、事実上戦後初となる空母<いぶき>。計画段階から憲法違反であると糾弾され続けた曰く付きの艦だった。

<いぶき>艦長は空自のエースパイロットから海自へ転じ、最年少で昇格した秋津竜太。それを補佐する副長は、秋津の防大の同期で共にトップを争った海自生え抜きの新波歳也。二人の考え方は大きく隔たっていた。

そんな思惑を他所に、<いぶき>は容赦なく敵潜水艦からの攻撃を受け、追い打ちをかけるように敵艦隊が出現。
自衛隊は初の戦死者を出してしまう。政府は遂に戦後初の「防衛出動」を発令、緊張の度合いは更に高まっていく。

かわぐちかいじの人気漫画を脚本:伊藤和典、長谷川康夫、監督:若松節朗で映画化。
出演は西島秀俊、佐々木蔵之介、藤竜也、玉木宏、高嶋政宏、佐藤浩市、本田翼、斉藤由貴、中井貴一、小倉久寛ら。
12月23日未明から24日早朝まで、クリスマスを控えた緊迫の一日を迫力あるタッチで描いている。

e0033570_19412295.jpg企画には何故か福井晴敏が噛んでいて、原作を大きく改変(改悪?)してるとのこと。
と聞いて期間限定のお試しセット(?)で原作漫画を急遽3巻まで読んでみたのだが、お話も登場人物もまるで別モノ。映画は数年前に建国された架空の国が相手だが、原作はなんと中国による日本に対する侵略戦争を描いている!

また映画じゃ大騒ぎしてる割に、日本が各国に働きかけた結果、国連軍が乗り出してくるとあっさりと腰砕けでメデタシメデタシだが、原作漫画はそんな単純な結末は迎えそうにない。かわぐちかいじは”監修”としてもクレジットされているが、よくこれでOK出したものだ。

原作にはいないジャーナリストを<いぶき>に乗艦させ、本心を明かさない主人公の内面をフォローさせたり、とある街のコンビニエンスストアのドタバタを挿んで、事件と直接関係ない一般人視点も忘れてないぞとばかりにアピールしてみても、緩急をつけるというよりかえってテンポを悪くしているようで、その舞台装置が上手く機能していない。

福井晴敏の仕事ぶりも「機動戦士ガンダムUC」は評価したのだが、他のCGアニメ版「キャプテンハーロック」「宇宙戦艦ヤマト2202/愛の戦士たち」、それに「機動戦士ガンダムNT」と、ここのところ自分の中では株価大暴落中
他に携わっている公開待機中の作品群への不安は益々募るばかりだ。

ポリティカル・サスペンスやクーデター物、架空戦記物は好物なので、原作漫画に目を瞑れば途中まで(時間切れで無理矢理収束を計ったかのような結末以外)は愉しめなくもないのだが、日本映画もここまでか、という残念な思いの方が強い。

【ひとりごと】
「沈黙の艦隊」もそうだったが何を考えてるかわからない主人公を抱いたドラマというのは見ていて辛い。
そしてあのコンビニ店長、見ていて実にイラっとした。あんなブラックな職場はご免だな。



# by odin2099 | 2019-05-28 19:46 |  映画感想<カ行> | Trackback(5) | Comments(0)
5/19までだった会期が6/2まで延長。
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ということで三度出かけてきました…ではなく、元々特典目当てで前売り券を3枚持っていたので、当初の予定より一週間遅めに行ってきました。

過去2回は土日祝祭日の午前中やお昼過ぎに行ったら30分ほど並ぶ羽目になったのですが、今度は同じ休日でも夕方に行ったらあっさり入場。
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ただ入場制限してないからか、会場内はかえって混んでいた印象です。
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描きこみが凄いですなあ。
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寄せ書きも随分と増えてきましたね。
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これを機に「YAMATO2520」が復権してくれると嬉しいんですが。
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<過去記事>

# by odin2099 | 2019-05-27 23:13 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
池袋パルコのPARCO MUSEUMで開催中の「機動戦士ガンダムギャラリー」を覗いてきました。
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開田裕治が描いたバンダイから発売されている「ガンダム」のプラモデル、つまり「ガンプラ」の箱絵の原画をずらーっと集めた展示会です。
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いやあどれもこれもカッチョいいですなあ。
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そして御本人の解説付きなのも嬉しいです。

ただ個人的には「ガンプラ」に思い入れがないもので…。
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開田さんの絵だと、ゴジラなどの東宝特撮モノやウルトラシリーズの方が印象深いですね。
「ゴジラ伝説」のレコードジャケットとか、「ウルトラQ」「ウルトラセブン」のレーザーディスクのジャケットとか。
なので次回も開田画伯の展示会があるならば、今度はそちら中心のセレクトでお願いしま~す。

【おまけ】
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こんなのもやってました。
結構お客さんいましたねえ。
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# by odin2099 | 2019-05-26 20:12 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
いよいよ実写リメイク版の公開も近づいてきたところで、アニメ版のお浚いといきます。
今回も吹替版チョイスですが、手持ちのDVDではなく、現行版のDVDをレンタル。
アラジンの声は三木眞一郎に交代です。

e0033570_22391860.jpg交代の理由は公にされてませんけれど、前任者が逮捕されたから、というのは大きいでしょう。
同様の理由で今度は「アナと雪の女王」も、一部キャストの変更版が発売される旨の告知がありました。

ただこの作品と続編である「アラジン/ジャファーの逆襲」がキャスト変更の上で再発売された理由は上記によるものとみて間違いないでしょうが、実はシリーズ第3弾の「アラジン完結編/盗賊王の伝説」の時点で既に三木眞一郎がキャスティングされています(一連の逮捕云々の10年ほど前のことです)。

ということは当初はスケジュールやらギャラやら諸々があって交代したものの、その後に逮捕されてしまったために、それ以前の作品も新キャストで録りなおしたというのが真相でしょうね。
歌担当の石井一孝との声の相性も悪くはないですが、本職ではないものの前任者の方がより声質が近く一体感があったので少なからず残念なことになってしまいました。
ちなみに石井一孝はセリフのある役の経験が乏しかったため、オーディションの結果「歌のみ」の担当となったのだそうで。

また原語の声優がロビン・ウィリアムスからダン・カステラネタに交代しようが、実写版でウィル・スミスが演じようが、一貫してジーニーを担当している山寺宏一って今更ながら凄いですねえ。
凄いと言えばロビン・ウィリアムスが作品中で物真似をしている関係上、山ちゃんも何人かの物真似を披露してますが、その元ネタを指定したのは誰だったのでしょう?

ところで相手の気を逸らして主人公の行動を助けるためとはいえ、ヒロインが主人公の目の前でヴィランにキスしちゃうというシーンがありますが、これはアリなのかなあ。
ディズニープリンセス(に限りませんが)、この手の作品のヒロインはやっぱり純粋無垢であって欲しいなという願望があって、公開当時からちょっとしたギモンなんです。
考えが古すぎます?

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-05-25 22:44 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)
e0033570_20034490.jpgパナソニック汐留美術館で開催中の「ギュスターヴ・モロー展」へ行ってきました。

14年ぶりにギュスターヴ・モロー美術館から名作の数々を一挙公開」とありますが、全てそこの収蔵品とのことです。

会場内は4つのパートに分かれています。
それぞれ

 1:モローが愛した女たち
 2:≪出現≫とサロメ
 3:運命の女たち
 4:≪一角獣≫と純潔の乙女

と題されていました。

最初のパートではモローの最愛の母や恋人が、二つめのパートでは何度も取り上げたお気に入りの題材であるサロメが、三つめのパートではセイレーン、エウロペ、レダ、ヘレネ、イヴ、メッサリーナ、スフィンクスetcのファム・ファタルたちが、そして最後のパートでは≪一角獣≫と乙女たちが展示されています。
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この展覧会の面白いところは、完成品だけではなく、描きかけやスケッチ、素描、習作といった未完成品も並べられていること。
いわば「メイキング」付なわけで、モローがどのように作品を仕上げていったのかを垣間見ることが出来るのはなかなか貴重な体験かと。
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なお、館内ではルオーギャラリーが同時開催されており、モローの弟子ジョルジュ・ルオーの作品も展示されています。
世界初の個人美術館でもあるモロー美術館の初代館長を務めたのも、このルオーだそうです。
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開催は6/23までで、その後は大阪あべのハルカス美術館、福岡市美術館へ巡回するとのこと。
東京展では展示されていない作品もあるそうなんですが、大阪や福岡では見ることが出来るのでしょうか。
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# by odin2099 | 2019-05-21 20:11 | ミュージアム・イベント | Trackback | Comments(0)
父の知人であり、大衆作家であるウィリーに見初められた田舎娘のガブリエル。
窮乏している夫の代わりに自伝的な小説「クロディーヌ」を執筆するとたちまち大評判、社会的な現象となり、舞台化に続いて映画化もされ、ファッションアイコンともなる。
だがウィリーとガブリエルの生き方は所詮相容れるものではなく、やがて彼女は夫の元を去る。

e0033570_20501459.jpgフランス文学界で最も知られているという女性作家、シドニー=ガブリエル・コレットの半生を描いた作品で、脚本・監督はウォッシュ・ウェストモアランド。出演はキーラ・ナイトレイ、ドミニク・ウェスト、デニース・ゴフ、フィオナ・ショウ、エレノア・トムリンソン、ロバート・ピュー、レイ・パンサキ。

コピーには「ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘプバーンを見出した、実在の小説家」とあるが、この映画に彼女たちは登場しない。最初の夫との結婚生活を経て、やがて自立していくまでの物語だ。

夫のゴーストライターとして才能を搾取された女性の話というと、今年は「天才作家の妻/40年目の真実」という作品が公開されたが、コレットは自分の才を世間に認めさせたいというような姿勢を(少なくても劇中では)見せていないので、あまり悲劇性は感じられない。
またラストでは、裁判によって夫ではなく自分の著作物であることを勝ち取ったという”その後の彼女”が語られるだけに、余計そう感じられる。

それよりも金と女にだらしなく、時に高圧的に彼女に接するかなりの”クズ野郎2であるウィリーに、時折反発はしながらも何故コレットが長く隷属していたのかが不思議。

まあ彼女は彼女で小説を書くだけでなく舞台に立ったり、同性の恋人がいたり(そうと知らずに夫婦で同じ女性と関係を持っていたことも)と世間からは相当外れていたというレッテルを貼られていただろうから、基本的には似た者同士の近親憎悪だったのかなという気もするのだが。

舞台は19世紀の終わりから20世紀の初めにかけて。こういう古風な世界観にキーラ・ナイトレイはバッチリはまる。
貴婦人らしい凛とした佇まいと、少女のような可愛らしさ。
女性同士のラブシーンも綺麗に見せてくれて、約2時間もの間ひたすら彼女に見惚れていた。



# by odin2099 | 2019-05-20 20:51 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)
ディズニーの「美女と野獣」?
それ、生まれる前の作品ですよ

――という人も、もうアラサー?!

月日が流れるのも早いもんです。
そしてこれだけの年月を経てもなお、色褪せない作品になっていることは一種の”魔法”かもしれません。

e0033570_08001891.jpg途中で手直しが入った関係で新旧のヴァージョン違いがありますけれど、”新曲”も馴染んでますし(舞台版にも取り入れられてます)お色直しヴァージョンが”決定版”と呼んで差し支えないのかな、と。
それにこの”新曲”「人間に戻りたい」は後から追加したわけではなく、元々のヴァージョンからカットされたものを復元してるのですから、それを含めて”完全版”とも言えます。

実写版も大ヒットしましたが、どちらが好きか?と問われれば、やはり原典たるこのアニメ版でしょうか。
吹替キャストに一部残念なところもないではないですが、それでも不朽の名作でしょう。
何度見てもウルウルくるところはウルウルしますし、ゾクゾクするところはゾクゾクします。

<過去記事>



# by odin2099 | 2019-05-19 08:01 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)
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