『レッドクリフ PartII/未来への最終決戦』(2009)
2009年 05月 04日

それにしてもこのサブタイトル、かなり大げさですね。
”苦肉の策”は否定してしまう辺りが新解釈なのかも知れませんが、奇門遁甲の法術こそ使わないものの、孔明が天文から風向きが変わることを読んだり、策を用いて十万本の矢を得るエピソードも取り入れられて、『三国志』のお約束シーンは一通り映像化。その反面、尚香が敵陣に潜入してスパイ活動をしたり、時間稼ぐをするべく小喬が曹操の許を訪れるなど、映画オリジナルの設定も多々あって飽きさせません。
『三国志』あるいは『三国志演義』の忠実な映像化を期待していた人はズッコケたかも知れませんけれど、古典に新しい光を当てるこの試み、決して悪くはないと思います。
そもそもこの映画、周瑜と孔明の友情を描くという大前提自体が、従来の定説からは幾分かはみ出していますからね。
まぁそれにしても、小喬に尚香と女性の活躍が目立つのは時代の反映でしょうかね。逆に全くといっていいほど目立たないのが劉備。
でも、冗長な部分が多いのも、ジョン・ウーならではですから、やっぱりこのくらいになってしまうんでしょうかね。
女性の活躍は、やり過ぎの感が無きにしも非ず・・・かもです。
1時間×5日間とか。
「長坂の戦い」あたりからじっくりと描いてくれると、もう少し劉備とか関羽、張飛らの人物像も浮かび上がってくるんじゃないかと思うんですが。
主役が周瑜と孔明だからとはいえ、これでは劉備たちがちょっと可哀相です、特にPART2では(苦笑)。
TBありがとうございます。
おかげさまで、『パートⅡ』も観れました。
女性の活躍が多くて、男性の活躍が半減しちゃいましたね。(笑)
「友」を盛んに伝えてましたが、本来、敵なわけですから、「友」にはなりえないですよね。
史実とは異なる物語ですので、最後は曹操の首も取られちゃうのかと思いました。(笑)
トニー・レオンの剣舞はかっこよかったなぁ~。
あと、ブログに書きましたが、戦争の悲惨さは伝わってきました。
これは過去だろうと現在だろうと変わらないことだと実感しました。
元々多くの人は「三国志」を知ってるつもりで、実は「三国志演義」しか知らないわけですから、こういう映画の解釈があっても良いんじゃないかなぁと思ってます。
ただ「勝者は誰もいない」のはいいとして、あのまんま曹操を逃がしちゃうのはどうなのかなぁと思いました(苦笑)。
戦を終らせ、民の平和を願うならば、ここはやはり曹操を倒さないと・・・。





