『天使と悪魔』、そして
『ダ・ヴィンチ・コード』を読み返したので、今度は映画の
『ダ・ヴィンチ・コード』を観直して映画版
『天使と悪魔』に備えようかなと思ったのですが、実は買ったまんまだったDVDがもう1枚(というか1セット)あったことを思い出し、そちらを引っ張り出してきました。
それがこの「完全限定生産」と謳われたコンプリート・ボックスで、「プレミアム・アイテム満載の究極仕様!!」と帯にある通り色々とオマケが付いたりもしてるんですけど、それよりも欲しかったのは<エクステンデッド版>が収録されていたからです。
劇場公開版の上映時間は149分となってますが、こちらは174分、25分も長くなっているのです。

見比べてみると、やや忙しない感のあった劇場公開版よりは、やはりゆとりが感じられます。
相変わらずアリンガローサ司教の目的や”導師”の真意が何なのかはわかりづらいですが、細かく膨らませてあり落ち着いて観ていられます。
また事件解決後に1シーンが丸々付け加えられており、これによってファーシュという人物に対する印象も幾分か変わってくるのも驚きではないでしょうか。
3時間の大作を映画館で鑑賞するのは苦痛ではありますが、これだけの情報量を持つ作品なだけに、最初からこちらを劇場公開しても良かったかも知れません。
原作未読の人にはわかりづらい作品なことに変わりはないとしても、劇場公開版よりは伝わる出来になっているのは間違いないでしょう。
今回の『天使と悪魔』も、おそらく作品中に散りばめられた情報を消化し切れずに終っていると思いますが、単なる商売優先でないのであれば、こういった形での別ヴァージョン製作も歓迎したいところです。