『仮面ライダー/ライダー集合!宿命の戦い』
2009年 05月 08日
で、ここで再編集ビデオを引っ張り出してきました。
東映ビデオの<HERO CLUB>シリーズで出ていた「仮面ライダー」再編集ビデオの4本目。このシリーズは『仮面ライダーBLACK RX』放送中に立ち上がり、3本目までは1号からRXまでの歴代12ライダー(BLACKとRXは別カウントされとります)の活躍を綴ったカタログムービー的な内容になってますが、4本目にして初のストーリー編集。『仮面ライダーストロンガー』最終回を再構成したものになってます。
もっとも構成は『RX』に即したものになってるので、冒頭部分はクライシス帝国との最終対決を控え、アリゾナで大特訓する10人ライダーのシーンで始まり、彼らが過去の戦いを振り返る形で本編が始まり、最後は帰国した10人ライダーがRXのピンチを救い、いよいよ最後の戦いが始まるぞ、というところで終ります。きちんと中江真司の新録ナレーション付きです。

続く36話では相次いでXとアマゾンが帰国し、初対面ながら見事なコンビネーションプレーを見せ、ストロンガー共々デルザーの計画を食い止めます。
37話ではライダーマンが登場しますが、互いの正体を知らずストロンガーと衝突。V3の仲裁で事なきを得ますが、その間にデルザーの新たな計画は進行してしまい、それを阻止すべく向かったV3とライダーマンは逆に囚われの身となり、ストロンガーもまた敵の手に落ちてしまいます。
38話で単身彼らの救出に向かおうとした立花藤兵衛の前に現れたのは、1号と2号。無事にストロンガーを救い出し、そしていよいよ最終回で7人ライダーが始めて一堂に会するという展開になってます。
このビデオでは37話の後半部分から最終回の決戦までが30分の中でテンポ良くまとめられております。
で、最終回の見所といえば、7人ライダー勢揃いもさることながら、それが全員「素顔で」というのがポイントでしょうね。
7人全員での変身シーンがなかったのが残念ですが、立花のおやっさんを囲んで、本郷猛、一文字隼人、風見志郎、結城丈二、神敬介、山本大介、そして城茂が並んで立つ姿は圧巻。
それに比べて『RX』は・・・・・・ということで、実はこの作品を『RX』最終回の前座扱いにしてしまうと、かえって『RX』を貶める結果に・・・。

本郷猛、一文字隼人、風見志郎、結城丈二、神敬介、山本大介、そして城茂が並んで立つ姿は圧巻でしたね~。
これは見逃せないと思って、テレビにかじりついて観てましたよ。(笑)
今でも脳裏に焼きついてます。
ストロンガーが、そんなに好きだったわけではなかったけれど・・・。
同日にスタートした『ゴレンジャー』は半年間くらい見ていたのに・・・。
しかし
「仮面ライダーには1号2号というのがいたらしいぞ」
「そんなものは伝説だ!」
というデルザー改造魔人の遣り取りがなんとも言えないんだなぁ、この最終回(苦笑)。
「伝説」・・って、何年前の話なんだよ?