『パンダフルライフ』(2008)
2009年 05月 10日
「大熊猫的生活」――てっきり中国産だとばかり思っていたら、実は国産だったネイチャー・ドキュメンタリー。一年に亘ってパンダを追いかけた”癒し系”映画だ。もっとも画面に映し出されるのは、その殆どが中国は四川省にある”成都大熊猫繁育研究基地”。
絶滅の危機に瀕しているジャイアントパンダを保護し、何とか繁殖させて個体数を増やそうとしている施設で、ここでパンダの子育ての様子を密着取材している。
そしてここには、日本の和歌山にあるアドベンチャー・ワールドで誕生した双子のパンダも送られて来ており、合せてその成長ぶりも紹介されている。
パンダが大好きという人は勿論、それほど興味がないという人でも、この映画には惹かれるのではなかろうか。
菅野美穂のナレーションも効いている。
野生のパンダは、その総数が1000頭ほど。
そこでこの施設が作られたのだそうだが、形の上では自然破壊への警鐘を鳴らしてもいるのだが、画面に映るのはあくまでも人間が世話をしているパンダたち。危機感よりも、そのユーモラスな仕草などの可愛さが前面に出てしまっているのは致し方ないだろう。
ちなみにこの研究基地が出来てから20年ぐらいになるようだが、その間に1600頭ぐらいまでには増えてきているとのこと。といっても、まだまだ”たったの”1600頭。何とかパンダを未来へ生き延びさせて欲しいものである。
なんで、パンダがパンダみたくなったのかがよーくわかって、結構勉強にもなったのですが、とにかくゆるゆるっと、癒してもらいました。
地震のことは、何にも言ってなかったですが、そこんとこはどうだったんでしょうね。
中心になるパンダを一頭か、さもなきゃ二頭程度に絞った方が、見やすい映画にはなったかも知れないですね。
ま、可愛いから許す(爆)。
そういえば四川大地震から丁度一年でしたっけ。
映画はきちんと完成しているので、施設のパンダはみんな無事だったことと思いますけど、落ち着きをなくしたり様々な変化はあったでしょうね。
そっちに話を振っちゃうと映画が終らなくなっちゃうんでしょうけど、短編映画みたいな形でまとめてくれても良かったかも。





