『興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展』
2009年 05月 28日

阿修羅像だけでなく、同じく国宝の八部衆像や十大弟子像も公開されるとあって未だ連日超満員のようです。
自分は平日に出掛けたので1時間程度の待ち時間で済みましたが、連休中や土日は2時間待ちは覚悟という状態はまだ続いているようで。確かに興味のある人ならばそれだけの価値はあるかも知れません。
今回の展示の特徴は、阿修羅像を360度ぐるっと廻って鑑賞出来ること。
以前自分も興福寺で阿修羅像を見たことがありますが、お寺では安置されているものを正面から見るだけでした。ところが今回の展示では側面や背面も見ることが出来るわけですから、これは貴重な体験です。
今後、再び興福寺で阿修羅像を見ることは出来るでしょうが、その側面や背面となると二度と見る機会があるかどうか。
となると、是非とも足を運んでみようという人が増えるのも当然といえば当然かも知れません。
阿修羅像に比べると八部衆や十大弟子の方は今一つ人気がないようで、こちらは比較的ゆったりと見ることが出来ます。
個人的に迦楼羅神像など、以前からかなり興味を惹かれる存在なのですが、これらも間近で見る機会はなかなか。それだけでも足を運ぶ価値があるのではないでしょうか。
そして今回初めて国立博物館に行ったのですが(多分)、常設展示も面白いですね。
こうしてみると自分は、案外博物館ファンだったのかも知れません。






ただ歩きながら、譲りながら観てくださいと係員が言っていても、
一番前で立ち止まって観ている人が多いのが困りましたね。
相変わらず国博は、国宝級の展覧会はスゴい行列になるんですねぇ。
阿修羅像は人気のある仏像ですから、よけいかもですね。
私は博物館好きなので、東京にいる頃はちょくちょくひとりで行ってました。
常設展、意外に面白いでしょう。
昔、日本史の教科書や資料集で見たブツがいっぱいあって。1日いても飽きない(笑)
やはり国博はスゴい!と思います。
でももう東京に住むこともないから、よほどのことがない限り行く機会はないんだろうなぁと思うと、残念です。
グルっと廻ってるのは外周の人たちだけで、中の人は動きゃしない!
思わず突き飛ばしたろか、と思いました(怒)。
阿修羅像の足元なんかにも注目したいとこですが、殆ど見えませんもんねぇ。
なんかもう少し配置だとか場内案内・整理なども工夫して欲しかったなぁ。
もしかすると大昔(笑)、小学校の頃に来たことがあったかもしれませんけれど、少なくても自分の意思で行くのは初めてでした。
土器や埴輪、遮光器土偶なんかがフツーに(?)並べられていて、「おおっ?!」と思ってしまいました。
企画展示がなくても、上野で一日充分過ごせますね。
>もう東京に住むこともないから
こちらに戻られる予定はないのですかー。
それはちょいと残念ですね。。。