『おとぎ話に隠された古代史の謎』 関裕二
2009年 06月 23日

一見すると「トンデモ本」の一種のようですが、日本の歴史、特に古代史に関心をお持ちの方にはかなり興味深い内容だと思います。
「神功皇后=豊受大神=台与(邪馬台国)」といった図式を、荒唐無稽と感じるか、それともありうる話だと受け取るか。
ただ少なくても古代史の謎というものは、固定観念に縛られているから謎のままに終っているのではないか、という疑問は出てきますし、そうだからこそ柔軟な発想が必要だろう、ということはわかるのではないでしょうか。