『今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅』 櫻井寛
2009年 06月 26日

それは最高峰の”超ゴージャス”な特急列車もあれば、えっ、こんな所にこんな列車が?!というようなローカル線まで色々ありますが、こういう本を読んでしまうと妄想はドンドン膨らんでいく。
作者の本業はフォト・ジャーナリストだそうだけれども、列車を見て乗って満足という単なる列車ファンに留まらず、写真を撮るのが好きなのは当然として、旅に出て、人と出会うのが好きなんだなーということが読んでいるこちらにも伝わってくるのがイイ。
なので読み終わると、列車に乗りたいだけでなく、その列車が走った街にも行ってみたくなるし、人とも出会ってみたくなるのである。
なかにはそれこそ身の危険を伴うような体験もあったようで、それだけは願い下げだけれども・・・。