『ガメラ/大怪獣空中決戦』(1994)
2009年 07月 28日

もし現実社会に巨大怪獣なるものが出現したら、という状況下でのリアルなシュミレーションを行い、初めて本格的に組織としての自衛隊を描いたことが、本来の怪獣映画ファン以外にもアピールし、怪獣ファンは怪獣ファンで、<平成ゴジラ>にない要素に過剰に反応し、かなりの盛り上がりを見せていたのは記憶に新しい。
中山忍ちゃんが可愛いのも映画のポイントを大幅に上げています。(笑)
あまりにも評判が良かったので、過剰に期待してしまっていたんでしょうね。
でも繰り返し観て、ドンドンはまっていった感じです。
ただ、”三部作”と括った場合、トータルではどうなのかなぁ、という気がしないでもないですが。
個別にはみんな好きなんですけどね。
中山忍はデビューの頃から知ってますので、こんなにしっかりとした演技が出来るんだ、と感心した覚えがあります。
そういう人、多かったんじゃないでしょうかねえ。しかも新ゴジラがあんな程度なのに、ましてガメラなんて…って気分もあったし。
で、エクスカリバーさんのように旧作も大好きな親友に「オマエ、これは観んと後悔する。これならお前も納得する」とビデオを渡されて「ああ、そう?」と預かりっぱなし半年以上、ふと魔が差して?観て見たら───
( ̄ロ ̄lll) これ…SFやん。かいじゅー映画ちゃうやん。すごっっっっ!
そして『レギオン』では初日に劇場へ。
ただ、この作品もあっちの沢口靖子のように、セガールの娘さんの登場シーンでどーにもけつまづくんですよね…ヒロインの忍ちゃんは素晴らしかった(女優としてはおねえちゃんよりウマイと思う)のに。
「あんなのはガメラじゃない」という声も、確かにあったようですし。
でも大多数の(?)「ガメラ」ファンというか、平成「ゴジラ」に飽き足らない怪獣ファンは、こぞって新作「ガメラ」に流れ込んだようですね。
その反面、平成「ゴジラ」の下落ぶりがちょっと納得いかなくて・・・。
同じ”現代”を舞台にしていながら、平成「ガメラ」がリアルな現実世界を切り取って評価されたのに対し、近未来的、レトロ・フューチャー的な楽しさを持っているのが平成「ゴジラ」でしょう。
架空の超近代兵器やスーパーウェポンが縦横無尽に活躍する”夢の世界”は、平成「ガメラ」には無縁のもの。両シリーズは本来共存出来るはずだと思うんですがねぇ・・・。
藤谷文子に関しては同感です。
1作目には中山忍、2作目は水野美紀、3作目には中山忍、前田愛、山崎千里・・・と揃っている中で、申し訳ないですが一段と見劣りしてしまいます。
湯浅版ガメラシリーズに続く、金子版平成三部作の視聴記、興味深く拝見させて頂きました。作品自体のみならず、怪獣映画史や興行的側面に至る多面的評価は素晴らしいと思いました。
毎度遅い反応で申し訳ございませんが、8月3日付けの拙Blog更新、
「ガメラ:平成(金子)版視聴記など 2009/08/03」
にて、こちらの記事をご紹介させて頂きましたので、ご報告申し上げます。平成三部作の各作品、および3作を通したご評価にも期待して今後の展開をお待ちしております。
脚本・特撮・演出が見事にかみ合った傑作でしたねぇ。
「怪獣映画だし」って甘えも妥協も全くないのも見事。
確かこのシリーズって、“カメが存在しない世界”って設定だったんでしたっけ?
そうなんです、この世界には亀はいないことになっているのです。
少なくてもパート2の頃までは・・・(苦笑)。
まあ正確には「いない」のではなく、「滅びた」ってことらしいですけれどね。
でもそういった細部へのこだわりが、作品の厚みになっている好例だと思います。
>「怪獣映画だし」って甘えも妥協も全くないのも見事。
仰る通りですね。





