『海のエジプト展/海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝』
2009年 08月 17日

フランスの考古学者フランコ・ゴディオ氏が、90年代から続けてきた発掘調査の成果をご披露、ということで、全て日本初上陸だそうで。
ヘラクレイオン、アレクサンドリア、カノープスの三つの都市に分けてのブロック別展示で、巨像やステラなどは迫力満点。先日行った「トリノ・エジプト展」よりも一般受けしそうな展示物が多い。
その一方で、装飾品や食器、小像なども多く、こちらは場内がかなり混雑していたために殆ど見られなかった(前売り券を持っていたので比較的スムーズに入れたのだが、チケット売り場では20分待ちになっていた)。
こういった展示会場では音声ガイドの貸し出しが一般的になってきているが(ここの会場では一般向けと、江戸川コナンくんが解説してくれるファミリー向けの2種類が用意されていた模様)、これも混雑の一因ではある。自分のペースで見るのではなく、どうしてもガイドを聞き終わるまでその場に立ち止まるので渋滞が出来るのだ。
空いているときにもう一回じっくりと見たいものだが、もう無理だろう。
それにしても今回の展示、海と像などをコラージュしたりしてビジュアルイメージはかなり良い。
海底に沈んだ都市から引き揚げたものだから「海のエジプト」というワケだが、会場内でも海中をイメージした演出がなされていたり、海底調査の様子が公開されていたりと、夏休み期間に相応しい涼味を醸し出している。
これが冬場の公開だったら、ここまで注目を集めたかどうか。
ちなみにパシフィコ横浜内では、同時期に「ポケモン」のイベントも開催。来場者はかなりの数だ。


「海のエジプト展」/パシフィコ横浜 6月27日(土) HP 「海のエジプト展」 天気予報では晴れて暑くなると言うことだったので、これは散歩に出掛けたら熱中症になるかと思い(笑)、京急の駅売店で前売り(¥2,000)を買っておいた「海のエジプト展」...... more