『女子と鉄道』 酒井順子
2009年 09月 25日

電車のフォルムがどうの、スイッチバックがどうの、○番線がないのは何故か、どうしてヘンなコースで走るのかナドナド、「鉄道ファン」向けの本には大抵載っているような事柄は、この本にはありません。そもそも作者は、鉄道の中ではすぐに寝てしまう、というタイプだそうで。そういう面では非常にユニークな本だと言えそうです。
いわゆる”テツ”と呼ばれる人たちとは無縁の内容。
それでも鉄道に対する”愛”が感じられます。
鉄道に惹かれる部分は人それぞれ。構えて乗るのではなく、気楽に乗るのも大切ですね。