鉢形城(続)
2009年 10月 11日


先日(といっても2カ月も前だけど)、寄居に行った際の写真の続きです。


お城と言うと、石垣があって、お堀があって、櫓や天守閣もないと・・・という人にとってはコレ、ただの野山に見えますよね。
以前は自分もそう思っていました。
でも今はそういった遺構がなく、一見するとお城らしく感じられない場所でも、何となくロマンを感じるくらいは成長した(?)ようです。
ここは曲がりなりにも(?)「日本100名城」の一つに選定されているくらいですし。






今回は駅から歩いてきたのですが、大体20~30分くらいかかります。
歩くの嫌だ、という人にはバスもあるみたいです。











(写真は、掃除の舞台となった鉢形城秩父曲輪) 「城の社会史」、「城と掃除」のコーナーです。今回は、前回の史料の続きを見てみましょう… 【史料】北条氏邦定書写 『戦国遺文』後北条氏編(東京堂出版)2935号、諸州古文書十二 (前略) 一、改而掃除所渡之候間、門・矢倉・土居、破損有之者、家を破候て成共、可致修覆事、 一、風雨之時者、何時も自身可罷出、陣番不居時者、妻・下女迄可罷出、兼而堅可申付、刷不苦事、 一、掃除毎月一度宛定候間、廿七八・晦...... more