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『エレクトラ』(2004)

”美しき暗殺者”エレクトラの次なる標的は、マークとアビーという父娘。
だが幼い頃の自分をアビーに見た彼女は、暗殺を躊躇ってしまう。
そして別の暗殺者集団が父娘を襲った時、彼女は思わず二人を助け、逃避行へ。
父娘は何故狙われているのか? 
そしてエレクトラが目指すものは――?!

『デアデビル』のヒロインだったエレクトラを主役に据えたスピンオフ作品で、主演は引き続きジェニファー・ガーナー。
『デアデビル』の劇中で彼女は死んでしまうのだが、この作品では善なる組織によって蘇生され、その後修業を積んだ彼女は、恐るべき暗殺者に成長したということになっている。
当初は『デアデビル』の主人公マッド・マードック役でベン・アフレックがカメオ出演する予定もあったようだが、結局『デアデビル』とは直接繋がりを持たない作品となってしまった。

『エレクトラ』(2004)_e0033570_20443851.jpg
お話は正義と悪のニンジャ集団が、”お宝”というか一人の少女を巡って争奪戦を繰り広げる、というもの。
特殊な能力を持った連中も出てくるものの、基本的には肉弾戦が中心。
全編にオリエンタルな香りが漂い、ハリウッド流にアレンジされたマーシャル・アーツ、ワイヤーワーク多用のクンフー・アクションが炸裂する。

極力スタントを使わなかったジェニファー・ガーナーの頑張りは評価するし、ライバル格のキャラを演じるウィル・ユン・リーは元は本職の武道家だそうなのでそれなりに”魅せて”くれはするが、敵も味方も強いんだか弱いんだかわからない、なんで二つの集団が争ってるのかもハッキリしないという具合に、映画としては決して面白くはない。
相手側の暗殺者の一人としてボブ・サップなんかが出てるが、今はこの人なにやってんの?という感じだ。
これなら『デアデビル2』の方が面白かったかも。

ちなみにテレンス・スタンプが演じたエレクトラの師・スティックは、原作ではエレクトラやデアデビルの師であるだけでなく、ウルヴァリンの師匠でもあるらしい。
映画でもそういったリンクが描かれれば夢が広がるというもんである。

ところで最近、マーベルがディズニーに買収されたというニュースが日本でもかなり大きく報じられたが、今のところマーベル作品は様々な映画会社が権利を持っているので、さてどうなるか。
20世紀FOXはこの『エレクトラ』と『デアデビル』(再映画化企画が始動してるらしい)の他に『X-MEN』と『ファンタスティック・フォー』を持ち、ソニー・ピクチャーズは『スパイダーマン』と『パニッシャー』、『ゴーストライダー』、パラマウントが『ハルク』と『アイアンマン』、それに『ソー』と『キャプテン・アメリカ』、そして『アベンジャーズ』が控えてる。
最終的にディズニーは、これらの権利を統合するのだろうか。
by odin2099 | 2009-10-14 20:45 |  映画感想<ア行> | Trackback(10) | Comments(0)

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by Excalibur(エクスカリバー)
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