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バイストン・ウェル、再び

富野由悠季が、再び”バイストン・ウェル”に挑む!
結局この人には「ガンダム」と”バイストン・ウェル”しかないのかなと思うとちょっぴり気の毒な気もするが、それだけ世間的に認知された作品を持っているというのは幸せなことでもある。
そして今回のタイトルは、なんと『リーンの翼』!!
『リーンの翼』といえば、テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』の放送と並行して雑誌連載された小説。
時系列的には『ダンバイン』のプレ・ストーリーと位置づけられた作品だ。
こんなものをなんで今更…と思ったのだけれども、そこはそれ、既存の小説版の映像化ではなく全く新しい物語になるのだとか。
ふーむ。

”バイストン・ウェル”作品としては『ガーゼィの翼』から9年、『ダンバイン』からは早21年!! 
あの頃と違ってすっかり日本でもファンタジーが受け入れられる土壌が出来たけれども、かえって今は氾濫しすぎて飽きられてしまうかも。
そんな中での富野監督の果敢な挑戦には大いに期待したい。

なお映像化に先駆けて、「ガンダムエース」11月号から漫画版も連載スタート。
なかなか気合入ってますが、肝心の作品はまずネット配信が先行という形になるらしい。
まぁそのうちビデオやDVDで発売されたりするんだろうけれども、こういう作品をいきなり地上波で流してくれるほど日本は寛容な国ではないらしい(苦笑)。

Commented by camel-mild at 2007-02-20 01:50
ダンバインは、名作でしたね、ダンバインが地上に出た時の主人公の母親の反応は、圧巻でした、後半のオーラバトラーの地上での破壊力が弱小化してしまったところは、ご都合主義アニメだからかな??
Commented by odin2099 at 2007-02-20 22:41
『ダンバイン』、友人からビデオを借りて全話を見ているのですが、流石に細かいところは忘れちゃいました。
そういえば総集編も見てないなぁ。

「ガンダム」の影に隠れてしまってますけれど、トミノ監督にとって真のライフワークと呼べるのはこの<バイストン・ウェル>モノでしょうね。
by odin2099 | 2005-09-27 22:04 | アニメ | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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