『ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ』
2009年 11月 25日

ここは以前、「安田火災東郷青児美術館」時代に一度行ったことがありますが、新宿は新都心に聳える超高層ビル群の中の一角、本社ビルの42階という凄い場所にあります。
今回の企画展示は4月の山梨県立美術館を皮切りに、鳥取県立美術館を経て東京へやってきて、この後は年末から来春まで松坂屋美術館へ、と約一年にも亘るものだそうです。
その間、ブリュッセルにある美術館からはこれらの作品が姿を消しているのですから、あちらを訪れた人は残念な思いをしているのでしょうね。いやそれともまだまだ凄い作品がわんさか出番を待っているのでしょうか。


最近少しずつ画の展示会に足を運ぶようになってきているのですが、やはり場数を経ると愉しくなるもの。
勿論専門的なことはわかりませんし、ただぼーっと作品の前を通り過ぎるだけではあるのですが、それでもふと足を止めたくなる瞬間がかなり増えて来ました。



展示されているのはルソー、ルーベンス、コロー、クールベ、ルノワール、ゴーギャン、フリューゲル、ヴァン・ダイク、シスレー、レイセルベルヘ、ヴェルヘイデン、ボナール、エヴェヌプール、アンソール等々60点余りの作品。
まだまだ画家の名前がピンとこないのですが、どこかで目にした作品も少なくなく、そうでない作品も惹き付けられるものが多かったですね。

常設展示コーナーではゴッホの「ひまわり」や、セザンヌの「りんごとナプキン」などなども公開。
でも正直、ゴッホの「ひまわり」ってどこが良いのかわからない・・・。
勿論、東郷青児の作品もあります。

今まで意識して見たことはなかったのですが、なかなか面白い絵を描いていたんですなぁ。
