『ラスト・クルセイダーズ』(2008)
2009年 12月 01日
レイモンド・クーリーの小説『テンプル騎士団の古文書』を、ミラ・ソルヴィノ主演で映像化。TVドラマではあるものの、CGを駆使し、かなり大がかりなロケーションも敢行した力作。・・・なのだけれども、やっぱり原作をそのまんま映像化するのは無理だったようで、若干こじんまりとしたものに。
それに原作だともうちょっと知的なテスだけど、ドラマ版では他人の迷惑省みず、猪突猛進のアクション・ヒロインになっちゃってるのはどうなんだろ? その分、ドラマの展開は分かりやすいというかスムーズになってるし、ミラ・ソルヴィノの弾けっぷりも悪くはないんだけれど。
また原題は原作同様”THE LAST TEMPLAR”なのだが、「テンプラー」と「クルセイダー」では意味が違うと思うんだけどなあ。
あと気になったのは、途中でブツブツと切れること。
TVドラマだからCMタイムが入るのは仕方ないけれど、元々はトータル4時間枠で放送されたミニ・シリーズだったそうな。おそらく正味でも3時間ぐらいはあったんだろうけれど、これを2時間弱に短縮しちゃってるトンデモ編集版では何をか況や。ノーカットの完全版、リリースしておくれよ。ただでさえ原作は情報量多いんだから、これじゃあ何を探していて、それのどこが問題になるのかが良くわからない。
ラストは原作とは独自の”謎解き”も用意されているが、これは原作者公認なんだろうか。
最初は原作者自らが脚本を書いたと聞いていたのだけれど、クレジットを見ると別人。それにどうやら原作者はこのドラマ版に納得していないようなので、こうなったらもっと時間とお金を掛け、じっくりと映画化でもしてくれれば有難い。もっと有名俳優使って欲しいし。





