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『大ヤマト零号/ Vol.3 青嵐編』

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聖帝ザリク率いる白亜帝艦が地球へ接近!動揺する大ヤマト零号の乗組員たち。
地球を救うために引き返すべきか、それともA銀河全体のことを考え、このままメタノイドラッケンの追跡を続けるべきか。その時、地球の守りに就いたものとは・・・?!

この時地球防衛の任に就いたのは、大小様々のアナライザーもどきをウジャウジャ乗せた、ロボット艦で構成されたティム艦隊。これが完全にお笑い担当で、開き直れば楽しめないことはないものの、純粋なファンほど神経を逆撫でされたような気分を味わうかも。
対する白亜帝艦だが、結局は己を過信したザリク(「ちょこざいな!」が口癖らしい・・・)によって自滅するなど、見掛け倒しもいいところ。
母なる惑星最大の危機!なんだろうけど、一向にその危機感が見る側に伝わってこないのはどうなんでしょ?
取って付けたように大騒ぎする大ヤマト零号のクルーたちも虚しいし、黙して語らずと言えば格好良いものの、相変らず何考えてんのかサッパリのオズマ艦長などなど、没個性なキャラたちが右往左往しているのは、シナリオそのものに問題ありそうだ。
作品の設定はまだまだ明らかにされない部分が多すぎるし、ドラマも寸断されてばかり。もう少しストーリーを、というか感情の流れを大事にして欲しいもんである。

”本当の”地球の守りに就いたのは――ティム艦隊は所詮前座でした――<青の地球>(何それ?)から参戦した戦艦マホロバ!
女性艦長ヒミコを頂くマホロバは、何故か大ヤマト零号そっくりで・・・って、一体どの作品とリンクさせるつもりなんだろうか。何だか好き勝手やってるなーという思いは強いが、問題は誰の好き勝手なのか、ってことなのかも知れない。
相変らず、「ファイナルヤマト・斗い」の音楽に乗せて宇宙を飛翔する大ヤマト零号の姿は、実に安心感があるんだけど――。

っつーことで、「ビバ!びでお」からの転載。
これもいわゆるひとつの「ヤマト」なワケだから、一応目を通しておかないとね。

しかしなんだ、何度観てもこの作品の世界観がさっぱりわからない。
A銀河を構成している連中はどんな面々なのか、その艦隊の規模はどうなってるのか。壊滅寸前らしいけど、相互に連絡は取り合ってないのか。そして地球は一体どうなってんの?
・・・てな具合に、基本的な部分の説明がサッパリなんですな。

まぁTVで放送するシリーズものならば許せても、セル・オンリーのOVAとしてはちょっと許せない内容。TVシリーズとして作り始めたものの頓挫して、出来上がった部分だけ売ったから、という言い訳は通用しない。商売なら、商品には責任を持って貰わないとね。
by odin2099 | 2009-12-07 06:26 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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