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『大YAMATO零号』Vol.4

VOL.3まで発売され、VOL.4の発売告知までされたものの、ずーっと音沙汰なし。
「やっぱ『YAMATO2520』みたいに3巻で打ち止めかな」なんて思っていた矢先、ひょっこりとBOXがリリースされた。

このBOX、まずタイトルが何故だか『大ヤマト零号』から『大YAMATO零号』に変わり、オープニングとエンディングの映像を差し替えた上にスタッフ・クレジットを変更し(製作会社が解散しちゃったからかね)、短縮再編集を施したお色直し版のVOL.1~3と、完結編として作られたVOL.5とのセット商品なのだ。

『大YAMATO零号』Vol.4_e0033570_23173057.jpg「あれ?全10巻のハズじゃなかったっけ?」なんてヤボは言いっこなし。
VOL.4以降の発売は、最初っから危ういなぁと思っていたのだから。

というのもこの作品、没になったTVシリーズ『大銀河』を(TV2話分を1巻として)再編集し、OVAとして売り出したものなのだけれども、7話だか8話の途中で製作がストップしたまんまだったんだよな、確か。
だからVOL.3まではストックがあったけど、それ以降はなんとか作るしかなかったワケで、それを考えればよくまぁリリースする気になったなぁ、というのが正直なところ。

お話の方は相変わらず、なにがなんだかようわかりません。
大ヤマト側に新キャラのハグロ・ヨウさん登場。
これって羽黒妖のことですよね?
『超時空戦艦まほろば』や『新宇宙戦艦ヤマト』なんかに出てきてる。
本来は色々秘密を持った、キーとなるキャラクターのはずだったんでしょうけど、残念ながら思わせぶりで意味不明の台詞を吐くぐらいしか役目がありません。

また、銀河鉄道モドキが唐突に現れ、大ヤマトの艦内に”停車”してしまいます。
なんとビックリ!大ヤマトの中には、線路があって駅もあったんです。
艦内移動用にレールを引いて人や荷物を運搬した、というのは実際の戦艦大和でもやったみたいですが、列車に乗ったまま戦艦に乗りこめるというのは凄いですなぁ。
ただ列車、エネルギーを補給する無人車のようね。
どうせなら車掌さんとかメーテルを乗せておけば面白かったのに。

てなところでVOL.5に続いちゃいます。
そういえばVOL.3ラストに付いた予告だと、このVOL4には「氷炎編」という副題がつくはずだったみたいですが、特に表記されてません。
VOL.5も同様です。

by odin2099 | 2009-12-09 23:18 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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