『奇厳城』<怪盗ルパン全集>1 原作:モーリス・ルブラン/文:南洋一郎
2010年 01月 19日

で、せっかくなので(?)第1巻を購入。先日、逢坂剛によるリライト版を読んだばかりの「奇厳城」です。
こちらもモーリス・ルブランは”原作”扱いなので、「超訳」どころか二次創作に近いのかも知れませんが、<ルパン>というと何となくこの「南洋一郎版」を思い出してしまいます。小学生の頃に何冊か読み漁ったからでしょうね。
今読むと文章表現には古臭さを感じる部分がないでもないですが、元が古典と呼んでも良い作品なのだから、あまり現代的にアレンジしすぎるのも考えもの。してみるとこのぐらいが丁度良いのかも知れません。