信州は寒い!
2010年 02月 07日
冬は冬眠したいタイプなのに、何でそんなとこへ行くことになったかの詳細は面倒くさいので省きますが、いや、甘く見てましたねー。
こっちは朝まあまあ晴れてたのでそのつもりで行ったら、車窓がどんどん雪景色に。
あ、乗ったのはこの電車。8時ちょうど発ですが、もちろん(?)「あずさ2号」じゃありません(って、古いか)。

長らく新宿使ってますが、実は特急に乗るの、初めて。
山手線とか中央線、総武線、埼京線、そういったものしか利用したことなかったもので。
目的地は、とりあえず国宝・松本城です。

今まで「近いから行こうと思えばいつでも行ける」、なって思っていたんですけど、新宿から2時間半強はそれほど「簡単」ではなかったな。


最古の木造天守閣ということでかなーり期待していたんですが、何となく「あれ?」って感じでした。
なんでだろう? 我ながら不思議な拍子抜け。


隣接している「松本市立博物館」。天守閣とセットの入場券です。

天守閣内部も狭くて、階段一個では昇る人と降りる人、すれ違うことも出来ないしね。
その後は、重要文化財の「旧開智学校」へ。

こういうデザイン、好きだなぁ

現在の開智小学校も、なかなか良いデザインだと思います。

隣には「旧松本カトリック教会司祭館」があります。こちらは県宝だそうで。

「松本市時計博物館」にも寄ってみました。


からくり細工なんかに興味のある人には、ここ、楽しめるんじゃないですかね。

「松本のあめ市」という企画展示もやってました。
あがたの森公園にある「旧松本高等学校校舎」。

国の重要文化財ですが、本館、講堂共に現役なのでビックリ。

本館は図書館になってるのかな。講堂では音楽の練習中でした。

「旧制高等学校記念館」は素通り・・・。




山々が見えると、ああ信州なんだなぁという気分に。
最後に「松本市美術館」へ。

「田村一男記念展示室」と「上條信山記念展示室」、信州の山を愛した画家と松本市出身の書家の作品を展示してますが、書道習ってた割に(?)”書”は全然わかりません・・・・・・。
それよりも常設展示室にあった草間彌生の作品に圧倒されました。
世界的なアーティストらしいですね、この方は。「狂気」に囚われるって。こういうことかなぁ、と。
市民ギャラリーでは「中信女流作家選抜展」と「古田明写真展 自然に魅せられて」の二つが開催されてましたが、どちらも興味深かったです。
帰り際、駅舎に設置されている温度計の表示を見たら「-3度」。こりゃ寒いわけだ。

まぁ地元の方には笑われちゃうかも知れませんが、日中で氷点下なんて滅多に経験しないから致し方ないよなぁ。

小中高校生時代は、毎年のように長野に行ってました(ほとんどスキーですが)松本はあまり寄ったことがないんですよね。
でも、松本城や旧開智学校は行ったことがあります。
開智学校の建物素敵ですよね。
スキーというと新潟県のイメージかな(苦笑)。
松本は「まち全体が博物館」ということで売ってるようです。
「まるはく」=「松本まるごと博物館」という共通のワードで、マップやらパンフやらが沢山作られ、充実してます。
今回行けなかったところも一杯あるから、今度は暖かい季節に行こうかな。