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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『高嶋ちさ子 ヴァイオリン・リサイタル in Valentine』

久方ぶりに晴れ間の覗いた東京です。昨日も雨&雪でしたが、今日はちょっと穏やか。でも一日限りで、明日は雨で気温も下がるんだとか。春は遠いな。
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先月末にも行った、東京文化会館小ホールへ再び。
ここ、”殿堂”とか呼ばれてるだけあって、音の響きは良いです。
前回は最前列、今回はD列だったので前から4列目、かと思いきや3列目。C列はないんですな、何故か。
いつもちさ子さん絡みのコンサートは後ろの席ばっかりだったので、やや端っことはいえ、かなりお得な気分。
ところで前回も気になったのですが、「携帯電話はマナーモードに設定の上、電源をお切りください」という場内アナウンスはなんなんでしょうか? 素直に「電源をお切りください」だけじゃいけないんですかねぇ。
「マナーモードに設定の上」と言われると、どうしても「通話はご遠慮下さい」と続くものだと思ってしまうのですが・・・閑話休題。

さて今回のリサイタル、ピアノ伴奏が近藤亜紀で、ゲストが松本蘭、ということになってはいるのですが、実質的にはトリオのコンサートになってましたね。
「12人のヴァイオリニスト」を卒業した”子分”の蘭ちゃんにも、見せ場が充分用意されていました。

e0033570_20402632.jpgオープニングはバッハの「G線上のアリア」、2曲目から蘭ちゃんが参加して「愛の三部作」――これは「愛の挨拶」、「愛の悲しみ」、「愛の喜び」を勝手に(?)メドレーに編曲しちゃったヴァージョンですな――、3曲めはまたちさ子さん単独でカッチーニの「アヴェ・マリア」。これ、予想してなかったので嬉しい驚きでした。うーん、相変わらず泣ける名曲だなぁ。
4曲め5曲めは、ピアノのソロでショパンの「幻想即興曲」とモーツアルトの「トルコ行進曲」。
ここで一息入れる形で、お馴染みのヴァイオリン講座。いつも通り、ちっちゃいヴァイオリン(分数楽器)の紹介と、ストラディヴァリウスと安物ヴァイオリンとの弾き比べ、そしてヴァイオリンの演奏テクニックの解説、と続きます。助手は勿論、松本蘭。
その後の6曲めは蘭ちゃん単独で「アメリカの思い出」。そして第1部ラストを締めくくるのは3人で演奏するサラサーテの「ナヴァラ」でした。

15分の休憩挟んでの第2部は、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」からスタート。
2曲めは蘭ちゃん演奏の「夏の名残のバラ」、その後は3人での映画メドレーと続きます。これは「ゴッドファーザー」と「ニューシネマパラダイス」、「太陽がいっぱい」に「ムーンリバー」の4曲で構成されてましたが、なんでこの選曲なんだろう?
次はヴァイオリンコーナーで、お客さんを舞台に上げて即興演奏させちゃうという、これまたお馴染みの企画。
最後は3人でマスネの「タイスの瞑想曲」と、モンティの「チャルダーシュ」で締め。
アンコールは、「最近は封印していた」というサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」という豪華な締めくくりとなりました。

第1部が1時間を超えたので、こりゃ長丁場かなと思っていたんですが、意外や意外、素人さんをいじってた割に第2部は順調に進み、結局は予告通りの正味2時間のコンサート。相変わらずの毒舌(?)も冴えわたり、いつもながらの楽しい一時でした。
毒舌と言えば、先週の『題名のない音楽会』のゲストも楽しかったなぁ。出番は少なかったけれど、久々にCHISA&MINOコンビも見られたし。
by odin2099 | 2010-02-14 20:44 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by MIHO at 2010-02-14 22:31 x
マナーモードにして電源を切るのは、目覚まし設定がオンになっていた時に対応出来る様にかな~?とか。
私 やってしまった事あるんですよ。
ラジオの時間に目覚ましを設定していて、その時間に映画を観ていて電源がオンになってしまった事がf^_^;
マナーモードのおかげで、音が出なくて助かりましたが。
Commented by odin2099 at 2010-02-14 22:40
あー、目覚まし設定?
自分の知らない機能だ(苦笑)。

ま、何かの拍子で電源がONになっちゃった際の防止なんだろうけど、そこまで徹底させるというあたりが「クラシックの殿堂」たる所以なのかなぁ。
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