『ＷＨＡＴ ＩＦ ＩＴ’Ｓ Ａ ＨＵＭＡＮ？／うしじま』

基本的にコスプレイヤーには興味がなかったので、”うしじまいい肉”（凄い名前だね、しかし）なる娘がいることも知らなかったんだけれども、何かの拍子にネットで話題になっていると聞いて「どんな娘なんだろう」と気にはなっていた。
そのうち雑誌なんかでも取り上げられるようになり、遂にＤＶＤを発売。しかも発売直後に、アマゾンのランキングでは１位になっちゃうくらいの人気者、らしい。

これまでコミケなどでＣＤ－ＲＯＭの写真集などは何枚もリリースしてきたようだけど、動画は初めて。
しかも凄いのは、このＤＶＤが自主製作だってことだ。
メーカーからのリリースではなく、セルフ・プロデュース。プロのタレントではなく、あくまでアマチュアというスタンスなのだろう。

ＯＬ風だったり、ブレザー姿や体操着を披露したり、喪服で緊縛、ゴスロリ（？）風のものもあり、アイドル・チックなものもあり、挙句は上半身がセーラー服で下半身が褌で刀を持ったり、とかなーりぶっ飛んだ内容。
それでいてコスプレ物にありがちな、既成の特定キャラクターを連想させるものは皆無、というのも気合が入ってる。

それにしてもこのＤＶＤ、かなりエロイ。

彼女はハッとするような美人でも、目の覚めるような美少女でもなく、どちらかというと地味めな顔立ちで、そのルックスは好き嫌いが結構分かれそうな気がするし、スタイルにしたってモデル並みのプロポーションという訳でもないのだけれど、自分の見せ方を心得ているというか、おそらく色々なグラビアやビデオ等を研究しているのだろうが、表情やポージングも決まっている。
露出としてはせいぜい水着や下着止まりなのだが、中途半端なアイドルのイメージビデオも真っ青で、下手なＡＶよりもエロティックかも知れない。

彼女はいわゆる”地下アイドル”とは一線を画す存在なのかも知れないが、究極のアマチュアリズムというか、プロと素人の境界線を越えた存在になりそうである。