『ヴァージン・マリア』 黒沢美貴
2010年 02月 25日

まぁ『キャッツ・アイ』のアダルト版を想像すれば、当たらずも遠からじ・・・というと『キャッツ・アイ』ファンが怒るか。
姉妹の相手も巨悪というほどではなく、大がかりな仕掛けもなし。本筋とあんまり関係ない官能シーンが長いことを除けば、さほどドギツイ描写もなし。相手の家に忍び込んだり、主人公が危機に陥ったりというサスペンス要素はほどほどで、ストーリーそのものもキャラクターも比較的わかりやすい。
ということで読みやすい一篇だし、アクション・シーンと呼べるほどの場面もないので、グラビア・アイドルやAV女優などを起用して1時間半クラスのビデオ映画にしたら結構面白そうだ。