『ウルヴァリン/X-MEN ZERO』(2009)
2010年 03月 10日

一方、ずーっとシリーズを観てきたファンには、若き日のサイクロップスが登場したり、X-MENと言えばこの人!という大物スターがカメオ出演していたりと、シリーズ本編とのリンクも顕著なところにニヤリと出来るかな。
しかしどうも自分はこのシリーズとは相性が悪いらしく、観ていて素直に楽しめなかった。
ウルヴァリンことヒュー・ジャックマンは相変わらず格好良いし、ビクター役のリーヴ・シュレイバーもただの憎々しい悪役ではない魅力があるし(というか、この人、随分貫禄ついたよなぁ)、原作でも人気キャラらしいガンビットも美味しい役どころだし、騙し騙されの二転三転のどんでん返しとか、典型的な悪役パターンの上司とか、娯楽映画らしい要素は充分なんだけどどうしてなのかなぁ。
ま、ヒロインがちっとも魅力的じゃない、ってことは大きな要因だろうけれど。また、本編シリーズ直接の続編(それとも再起動か?)や、更なるスピンオフ企画(マグニートーが主人公の物や、今回初登場となるデッドプールが主人公の物ナドナド)も目白押し。
最終的にどんな一大サーガが繰り広げられるのかどうかはわからないけれど、当分X-MENたちの快進撃は続きそう。





