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『さらば仮面ライダー電王/ファイナル・カウントダウン<DC版>』(2008)

『さらば仮面ライダー電王/ファイナル・カウントダウン<ディレクターズカット版>』(2008)

<平成仮面ライダー>の映画は、劇場公開版をソフト化した後で必ず別ヴァージョンをリリースするのがお約束になってますが、どうにも釈然としないものを感じちゃいます。
<スーパー戦隊>との2本立てなので上映時間に制約あるのはわかりますけど、それならば完全に2本立て、つまり2本を連続して上映するんじゃなく間に休憩時間を挟めば10分や20分長くしたって良いはずだし、カットしたシーンが勿体ないとファンサービスで作るなら、そりゃ当然オマケ扱いにして欲しいですねー、商売優先じゃなく。両ヴァージョンを選択できるようにするとか、ボーナス・ディスクに収録するとか、それぐらいのことはしてくれても良いんじゃない?
・・・と、ここで私が力説しても、何にも変わりゃしないでしょーが(苦笑)。

さて、『電王』です。
『さらば仮面ライダー電王/ファイナル・カウントダウン<DC版>』(2008)_e0033570_2111369.jpg完全新作で3本目の映画は、これは<ライダー>シリーズ最多。しかもTVシリーズはとっくに終わっちゃってるのに続いてるのは凄いことです。ついでながらこの作品には「さらば」とか「ファイナル」とか付いてますけど、終わりません(爆)。この後も『電王』の旅は続きます。
こうなると引き際が肝心ですが、スッパリと「完結編」を作って終わらせるのか、なんとなーく終わらせて、でも思いだした時に帰ってくるよ、てな余韻(とも言えないか、もはや)を残すのか、それともそれともいい加減ファンからもソッポを向かれ、さみしーくフェードアウトして行くのか・・・。
まぁ<昭和ライダー>だったら細かいこと抜きに、フツーに次番組に客演ライダーとして出てくるだけなんだけどねえ。

で、この<ディレクターズカット版>、劇場公開版と比べると10分ぐらい長くなってますが、改めて見比べてないので細かい違いはわかりません。単に追加するだけでなく、編集自体をやりなおした箇所もあったようだし、キャラクターが掘り下げられた分だけ、こっちの方が良いのかな。
ただ、それだけ印象的なシーンが少ないってことは、劇場公開版は完成度が高いってことにもなるので、敢えて別ヴァージョン作るほどでも、ってことにもなる。やっぱりオマケにしておいてくれれば・・・・・・。

しかし改めて観ると、松本若菜って可愛いというか、綺麗だねぇ。佐藤健共々、これが今のところ最後の『電王』というのがちょっと勿体ない。あ、今度の新作には帰ってくるのかな。
そしてやっぱり松元環季ちゃん、最強にしてサイコーです。
by odin2099 | 2010-03-13 21:11 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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