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『サンダーバード/国際救助隊出動せよ!』(1981)

「5、4、3、2、1」というカウントの後、「サンダーバーズ・アー・ゴー!」と続くのが『サンダーバード』のオープニングですが、この作品では「サンダーバーズ・トゥー・ザ・レスキュー!」と続きます。
多分日本で最初にビデオソフト化された『サンダーバードはこれだと思いますが、熱心なファンなら「あれ?」と思うでしょうね。

『サンダーバード/国際救助隊出動せよ!』(1981)_e0033570_232191.jpg
種明かしをすると、これはアメリカでTV放映する際に作られた再編集版で、通称<スーパースペースシアター版>と呼ばれてます。
なんかそういう名前の番組枠だったんでしょうかね、二つのエピソードを繋いで長編化したものです。
我が国でも「日曜洋画劇場」とか「金曜ロードショー」などで”未公開作品”と銘打ち、その実アメリカあたりのTVドラマを放送することがありますが、きっとそういうことなのでしょう。
『サンダーバード』は3本作られ、他にも『キャプテンスカーレット』や『スペース1999』などのITC作品が放送されたようです。
この作品はその第1弾。
第1話「SOS原子旅客機」と、第7話(本国では8話とか12話とか言われてるようですが)「原子力機ファイヤーフラッシュ号の危機」を再編集しています。

国際救助隊の初陣は、処女飛行となったファイヤーフラッシュ号の危機を救うというものでした。
続くエピソードではその6ヶ月後、3号機が原因不明の事故を起こし、調査の為にテスト飛行に飛び立った4号機も同様の事故を起こしたことから、国際救助隊が真相究明に乗り出すというものです。
それぞれ独立したお話ではありますが、共通する登場人物も多いので、観ているとさほど違和感がありません。
強いて言えば、それぞれの事件を引き起こしていた悪者が、全く別個の存在だということでしょうか。
最初の事件で失敗した悪者のリターンマッチではないのが、続いて観ていると不自然な感じがするだけで、長編作品としては充分見応えがあります。
『サンダーバード』という作品を知らない人への入門編としても最適で、未だにこれを超える作品は誕生していないのかも、と改めて感じさせられます。

ところでこの作品、再編集にあたっては音楽の差し替えなども行われていたようですが、日本語吹替版は音声が最初のTV放映時のキャストそのまま。
字幕スーパー版では観たことがないので詳しいことはわかりませんが、ひょっとすると日本独自の再編集版…?

Commented by よろづ屋TOM at 2010-03-18 23:40 x
よぉまあ、次から次へと食指の動くネタばかり…。
(≧∀≦)ニクイですよ、エクスカリバーさん。
私も最近エフトイズ製のサンダーバードシリーズを手に入れたところだけに、改めて観てみたいところです。それについてた設定書のお蔭で、各メカの大きさの違いを44年目にして認識しましたよ。あのシリーズでファイアフラッシュとか出せへんかしら。

終わり頃は少々だれていった感があるので全話どれもが名作とは思えませんが、やっぱりファイアフラッシュの話はウルトラマンのバルタン星人みたいに切っても切れませんね。
そういえばコクピットが尾翼にあると認識したのも随分あとになってからやったなあ…4号のEPがあったのに分かってなかったですよ、意外すぎて。

メインメカ、ゲストメカ、さらに後のU.F.O.なども含めて、ITCのモデリングのデザイン、アイデアを越える作品はほんまの21世紀にもありませんね。音楽も大好き。
そういえばこのパッケにも写ってますが、1号の内側ってリブが丸見えなんですねえ。
これも意外なところが意外なデザイン?
Commented by odin2099 at 2010-03-19 22:42
どうやら気分がTOMさんとシンクロしてたみたいですね(笑)。

『サンダーバード』は20年ぐらい前に何度目かのブームが起きた際に再放送を観たのですが、記憶にあったほど面白くなくてビックリした覚えがあるのですが(苦笑)、それでもやっぱり捨てがたい魅力があります。
メカよりは、トレーシー・アイランド全般が好きでしたねえ。
この南国の島で暮らしたいな、というのがちっちゃい頃の夢だったんですが、考えてみると男ばっかりの家族(ミンミンとかいますけど)で孤島で生活するのって、結構辛そうですね。

ところで昔っから一家の中ではスコットが好きだったんですが、人形を作る際のモデルがショーン・コネリーだと知った時は、ちょっとガッカリ(?)しちゃいました。
まあ言われてみれば何となく面影ありますが。
Commented by よろづ屋TOM at 2010-03-20 00:38 x
≫人形を作る際のモデルがショーン・コネリーだと

Σ( ̄ロ ̄lll) ゑゑゑえええええええええええええええっっっ
そ、そ、そぉおおおおおおなんん?(゚ε゜;)// なんてアンビリーバボーな話なの???コネリーさん、えくぼなんかあったっけ??

トレーシーアイランド!あれこそ“パラダイス”ですねー!
小さい時は滑り台するたびに、脳内では2号に乗り込んでました。
ドアは1号、長いすは3号。ロマンですねえ。
Commented by odin2099 at 2010-03-20 07:26
コネリーがモデルだというのは、30年ぐらい前に出た「ロマンアルバム」だったかの撮影秘話に載ってます。
他の人形も、当時のイギリス人俳優をモデルにしたものが多いらしいです。人形造形の際に、俳優名鑑みたいなものを参考にしたらしいですね。
ゲストにはロジャー・ムーアがモデルのキャラがいますが(何話か忘れましたけど)、これは結構似てました。

2号への滑り台、あれって最初は頭から落ちるんですよね、途中で方向転換しますけど。考えてみると怖いなー。
そして1号のプールがスライドする発進プロセスは、マジンガーZ同様、何故か憧れます(笑)。
by odin2099 | 2010-03-18 23:03 | テレビ | Trackback | Comments(4)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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