『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)
2010年 05月 05日
・・・・・・と、ずーっと思いながら観てました。
原作の『不思議の国のアリス』と続編『鏡の国のアリス』をミックスしたオリジナル・ストーリーです。
アリスが、”少女”と呼ぶにはちょっと無理がある年齢に引き上げられていることにも違和感覚えました。
”少女”のままで描くには、今の時代はちと厳しいのかなと穿った見方をしたりもしましたけど、大人でも子どもでもない中途半端な年齢のアリスが、大きくなったり小さくなったりする方がかえってエロティックだったりするので、むしろ製作側の狙いはそこにあったりするのかな?と余計に勘繰ったりして。
また、”少女”じゃないアリスってことは、これは原作の「その後」という位置付けで、幼い頃の記憶を無くしてる、なんてオチじゃないだろうな、なんて思っていたら正にその通りで、これはあまり芸のある構成じゃないし、最後が大アクション映画になっちゃってるのもビックリ!
『ナルニア国物語』も原作とは違った大アクションシーンがありましたが、あちらはまだ許容範囲。アリスが戦士で”救世主”とはどういうことでしょうか。
どうして原作通り、少女のアリスがワンダーランドに彷徨いこんで、ヘンな連中と出会いながらほのぼのとした冒険を繰り広げるお話じゃダメだったんでしょう?
まあアリスを題材にした映画やTVドラマやアニメは一杯あるから、こういう作品があっても悪いとは思いませんけどね。最後に”女性の自立”を描くことにどんな意味を持たせているのかはわかりませんが。

ファンタジー映画を観たなあという気分にはなりますが、昨今はそんじょそこらの映像じゃ驚かないぐらい、観客の目も肥えてしまっていると思いますし、自分も新鮮な感動は味わえなくなってしまっています。
ということは、総じてこの映画、期待外れってことになりますか。
ジョニー・デップの悪乗り演技は許せても、アン・ハサウェイやヘレナ・ボナム=カーターは気持ち悪かったし、アリス役のミア・ワシコウスカも写真で見るほど可愛くない、というか、ぶっちゃけあの白塗りは病人みたい。
さて今回は吹替版(3Dじゃありません)を観ましたが、坂本真綾かなと思ったアリス役は安藤瞳という人で、もしかして家弓家正?と思ったアブソレムは土師孝也、誰なんだろ?と思った赤の女王は朴璐美という具合に、なんかすっかり耳が悪くなりました・・・。
でもヤマネの京田尚子、チャールズ役のてらそままさきはすぐわかったし、マッドハッターが平田広明なのもディズニーだから予想通り。
もっともオリジナルではアラン・リックマンやティモシー・スポール、マイケル・ガフにクリストファー・リーなんかがヴォイス・キャストになっていたそうなので、字幕版でも良かったかなあ。吹替版でのアリスの棒読み台詞が非常に気になっちゃったもので。
それに深田恭子もねぇ。
彼女の甘ったるい声と、アン・ハサウェイのクネクネした動きが、一層”白の女王”を気持ち悪くさせていたように感じました。
ちなみに彼女の出演は伏せられていて、クイズにもなっていたようですが、正解が発表されたからなのか、しっかりとクレジットされていましたっけ。

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『スリーピー・ホロウ』は結構好きなんですけどねえ(笑)。
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なんかここのところティム・バートンの作風、変わってきたのかも。
>どうして原作通り、少女のアリスがワンダーランドに彷徨いこんで、ヘンな連中と出会いながらほのぼのとした冒険を繰り広げるお話じゃダメだったんでしょう?
まったく同感です!おそらく原作のようないかれた会話劇にすると3D映画として花が無くなるという制作側の判断だったのかな?と私は思いました。
朴璐美さん、最近では『侍戦隊シンケンジャー』での好演が光ってました。
着ぐるみキャラクターの声だけでなく、その過去の姿ということでご本人も出演。
女の業を感じさせる、凄まじい演技でした。日曜朝の子ども番組で、ここまでやっていいの?!というくらいの。

ですのでアリスが成長してるんです。
10年後、というのは公式設定があったのでしょうか?