【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『今宵、バーで謎解きを』 鯨統一郎

e0033570_039581.jpgバー<森へ抜ける道>を舞台に、ライターの山内、私立探偵の工藤、マスターの島、名付けて”ヤクドシトリオ”が酒の肴に持ち出した未解決の殺人事件を、清楚な美人大学院生・桜川東子が真相を暴いてしまうという連作短編集、『九つの殺人メルヘン』、『浦島太郎の真相/恐ろしい八つの昔話』に続く3作目が登場。

1作目はおとぎ話・童話、2作目では昔話と来て今回はギリシャ神話絡みの推理が披露されますが、肝心の謎解き部分よりも、各編冒頭の無駄な蘊蓄話の方がよっぽど面白いのはどうなんでしょうか(苦笑)。
ギリシャ神話ありきで人物設定やシチュエーション、犯行現場を拵えているので、どうしても無理矢理感が出てくるんですよね。読んでいて面白いことは確かなんですが。

ところで1作目は9篇のお話が集められた短編集でしたが、2作目は8篇。
そして今度は全部で7篇になりました。
このカウントダウンは偶然? それとも何か意図があるんでしょうか。
シリーズは全部で9作書かれ、その最後は長編になるのかな。
[PR]
by odin2099 | 2010-05-09 00:41 | | Trackback(1) | Comments(0)
トラックバックURL : https://odin2099.exblog.jp/tb/12609909
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 地下室で手記 at 2010-07-16 21:28
タイトル : 今日の読書 今宵、バーで謎解きを/鯨統一郎
「九つの殺人メルヘン」「浦島太郎の真相」に続く、ヤクドシトリオと桜川東子による雑談型安楽椅子探偵もの第3弾。メルヘン、日本昔話と来て今回のメインはギリシャ神話。とはいえ...... more

by Excalibur
ブログトップ