『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』 DVDは売れてるのかな?
2010年 05月 29日
公開時の感想はこちら。
今回も初期プロットが紹介されていたけれど、それによると前作『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の続編という位置付けで、ウルトラの星にはティガもダイナもガイアもいるということになっている。こうしておけば、以後のシリーズにティガやガイアたちを楽にゲスト出演させられるようになっていたのにね。今回、ダイナだけが出てくるのに非常に違和感があるもので。
TVシリーズの『ウルトラマンダイナ』のラストでは、ダイナことアスカ・シンは死んでしまったとも解釈出来るので、その続きだと思うと今回の作品でアスカが「救われた~」とは思いましたが、かえってM78星雲のウルトラ戦士たちとの関係が曖昧になってしまった気もします。ウルトラ兄弟たちと面識はあるのか、とか、以前にウルトラの星に行ったことがあるのか、とか、なんでZAPクルーの存在を知っていて助けたのか、とか、まぁ色々・・・。でもそのあたりは瑣末なことで、やっぱり映画は面白い。特に第二期ウルトラシリーズ世代は感泣モノだろう。
当時『小学一年生』とか『小学二年生』などの小学館の学習雑誌や、『小学館BOOK』などを夢中になって読み漁っていた人ならば、カラー口絵や特集記事で語られるのみだった設定が、遂にビジュアル化したことに感無量なのでは。
その後の『コロコロコミック』世代だと、またちょっと受け止め方は違うかも知れないけど(その谷間が『てれびくん』世代ってことになるかな)。
新ヒーロー、ウルトラマンゼロのお披露目、ウルトラマンベリアルの復活を示唆したラストシーン等々、引きもタップリなので続編希望。今のところ表立って情報は流れて来ないけれど、来年はウルトラシリーズ誕生45周年の節目の年。
この映画は思いの外興行成績が伸びなかったようだし、その後円谷プロの経営陣や資本関係が異動したりとバタバタは続いているようだけど、何とか乗り越えて欲しいもんである。
ところでDVD収録のオーディオ・コメンタリーは、プロデューサーや監督やらメインスタッフの座談会になってますが、これが何と初号試写より先に収録されているようで。
おかげで生々しい(?)撮影秘話なんかも語られているけれど、もうちょっと落ち着いて客観的に見られるようになってから、ってワケにはいかなかったのかなぁ。DVD発売の5か月も前じゃ、聴いてる方との温度差があるような。
また、一部のボイス・キャストは何度聴いても不満。
複数の日本語吹替版を搭載した洋画のDVDも珍しくなくなってきた昨今、DVDの特性を活かしたキャストを変更したヴァージョンも入れて欲しかった。
ウルトラマンキングを清川元夢に、ウルトラの母を池田昌子に、そしてついでにウルトラの父を石田太郎に・・・。





