『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー/特別幕』(2010)
2010年 07月 08日
<スーパー戦隊シリーズ>では、「VSシリーズ」という2大戦隊が共演するVシネマが作られるのがお約束になって久しいですが、それ以外のビデオ用新作映画が作られるのは極めて異例のこと。しかも番組終了後に出るのは初めて! シンケンジャー人気の高さが窺われます。
といっても「帰ってきた」という題名とは裏腹に、TVシリーズの続きではありません。
シリーズ中のエピソードの合間、どっかに入るかも知れない番外編。
アヤカシの術によって、幻の世界へと送り込まれてしまったシンケンジャーたち、色々な世界を転々とします。
時代劇あり、西部劇あり、刑事ドラマあり、学園ドラマあり、動物モノ(?)や歌番組、はたまた宇宙を舞台にしたSFモノまで。はたしてシンケンジャーたちは元の(現実の)世界に戻り、アヤカシを倒すことが出来るのか?
――というのがお話です。
内容はかなりシュールなものになっていて、時代劇や刑事ドラマはなかなか様になってますけど、学園ドラマのパートでは女性陣の男装と男性陣の女装が見られたり、歌番組ではアイドルチックな茉子が見られたり・・・そういったコスプレを見せるのが主眼なので、本当はドラマ自体はどうでも良いのかも知れませんね。
ランニングタイム47分というのも程良い長さ。しかしタイトルが出るのが始まってから30分後(!)というのは、これは普通に考えたら有り得ないことですけど、それもこれも『シンケンジャー』ならでは、かな。
まぁ初めて『シンケンジャー』を見ようとしている人にはお勧め出来るものじゃありませんが、寛大なファンは素直にカーテンコールを喜びましょう。
最近、『超電王トリロジー』として『仮面ライダー電王』の劇場用新作を3本連続で公開しましたが、『電王』3作やるくらいなら、1本くらい『シンケンジャー』でも良かったんじゃないかなあと思ったりもするのですが、これは思い入れ過剰? でも予算規模はVシネも『超電王トリロジー』も大して違わないような気もします。
そして、これで『シンケンジャー』が一件落着!なのも寂しい限り。
撮影も最終回直後だったらしく、メイキングを見ると「オールアップです!」の声が度々かかり、その都度キャストが「一年間有難うございました」とコメントしているので、一層寂しさが募ります。
どうやら『ゴセイジャーVSシンケンジャー』はありそうですが、その他にもう一本ぐらい『シンケンジャー』の新作、観たいなぁ。TVの「その後」で、姫も登場する7人編成のシンケンジャー(「七人の侍」ですな)で是非!
あ、『仮面ライダーディケイド』との再共演も観たいかも。
・・・と妄想を並べててもキリがないか・・・・・・。
DVDは<通常版>と初回限定生産の<超全集版>の2種類をリリース。
当然<超全集版>をGETしましたが、「てれびくん」特別編集の『シンケンジャー超全集』、なんで一般発売しないんだろう? 『シンケンジャー』の関連書籍、それなりにみんな売れてるみたいなのに。
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