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『ピンク・ノーベンバーを追え!?』(1990)

大統領から開発中のステルス潜水艦の完成を急かされたマリス大佐は、癒着している軍需産業の力で部品を寄せ集め、ツギハギだらけの潜水艦をでっち上げた。
そして閉所恐怖症で水恐怖症のバーナーを艦長に、落ちこぼれやはみ出し者、ロートルらをクルーに選びとっとと始末しようと目論むのだが、意外にもクルーらは乗り切ってしまう。
そこで今度は、軍事衛星をわざとソビエト領海内に墜落させ、その回収作業を彼らに命じるのだった。
戦争が起これば金儲けが出来るという、兵器製造会社の要望も満たせるという一石二鳥の作戦。
勿論この米海軍の動きをソ連海軍が黙って見逃すはずがなく、遂にピンク・ノーベンバー号が出撃してきた。
はたしてバーナー艦長たちは、このピンチを乗り切ることが出来るのか?!

『ピンク・ノーベンバーを追え!?』(1990)_e0033570_22441093.jpg題名からわかる通り、これは『レッド・オクトーバーを追え!』のパロディ映画。
といってもピンク・ノーベンバーが出てくるのは終盤だし、主役でもない。
ビデオのパッケージに書いてある紹介を読むとバーナー艦長が乗る艦がピンク・ノーベンバーとなってるけれど、それは間違い。
追いかけるのではなく、追いかけてくるのがピンク・ノーベンバーなのだ。
お話自体も特に関係はなく、正確には『レッド・オクトーバー』のパロディ・シーンもある映画、ってことになる。
邦題はややオーバー。
ただその登場シーンには、本家のテーマ曲を意識したコーラス入りのBGMが流れるので、なかなか雰囲気は出ている。

出演はビル・プルマン、ウェンディ・スカール、ネッド・ビーティー、マイケル・ウィンスロー、ロバート・ボーンらでなかなか豪華。
『エイリアン』や<007シリーズ>のパロディと思しきシーンもあったりで、なかなか金はかかってそうだけれども、ギャグは全体的に低調(前に観てる作品なんだけど、全然覚えてなかったり…)。
このあたりは趣味の問題だろうけれど、せいぜいニヤニヤ出来る程度、かな。
例えばこの潜水艦、ステルス・モードにするとなんと鯨に変身。
で、ソ連海軍は見失ってしまうのだけれども、代わりに怪しげな日本語が飛び交う捕鯨船に銛を突き立てられる、てな具合だ。

最後は勿論ハッピーエンド。
そういやこの展開、同じ潜水艦を舞台にしたコメディ映画(と言い切ってしまって良いものかどうか…)の『潜望鏡を上げろ』と良く似てる。
どっちも、オンボロ潜水艦に乗ったダメ連中が頑張っちゃうというお話だけど、他に切り口ないのかね。
by odin2099 | 2010-07-14 22:46 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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