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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『銀河鉄道999スペシャル/永遠の旅人エメラルダス』(1980)

今週はNHK-BSが「全駅停車!銀河鉄道999ぜんぶみせます」という特番を組んでいますが、今回は多分見せてくれないであろう(苦笑)TVのスペシャル版をチェック♪
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約2年半に亘って放送されたTVシリーズの『銀河鉄道999』は、途中で3回のスペシャル版を製作、放送してます。
第1弾が放送一周年を記念した『君は戦士のように生きられるか!!』で、シリーズ第12、13話「化石の戦士」前後編を2時間枠に拡大したもの。
第3弾は二周年記念の『君は母のように愛せるか!!』、こちらは第51、52話「透明海のアルテミス」前後編をベースにしたやはり2時間枠の作品ですが、今回観直したのは放送開始1年半の時期に放送された第2弾。
元になっているのは第22話「海賊船クィーン・エメラルダス」で、これだけ元が前後編ではないので1時間枠で放送されました。

e0033570_2213723.jpg何れ別の機会に何か書き殴ってやろうかと思ってますが(苦笑)、ぶっちゃけTV版の『999』は全然とは言いませんが、殆ど評価してません。
原作の1エピソードをそのままTVの30分番組に出来ないのはわかりますし、そこでシナリオライターの脚色の腕が見られるハズなんですが、これはどうもねぇ。
大ヒット番組だし、根強いファンが大勢いらっしゃるのを承知の上で敢えて言わせて頂ければ、その大半は「改悪」としか思えないんですよ。鉄郎なんて色んなことに首を突っ込み、周囲の人間(=大人)に自分の”哲学”を押し付けるヤなガキにしか思えないし。
そんな原作を改悪したTV版を、更に新作シーンと回想シーンで水増ししたスペシャル版が自分の趣向に合わないのは言うまでもありません。

22話でエメラルダスを演じたのは谷育子ですが、このスペシャル版では田島令子にチェンジ。これは評価したい部分ですが(といっても、オリジナルキャストの谷さんには失礼な話)、追加されたメーテルとエメラルダスの過去の因縁話などは原作の流れからすると有り得なさそうな気がしますし、キャラクターのイメージも違っちゃっていますのでガッカリ。
今でも思うんですよね。原作を知らずにTVシリーズを見続けていたら、ファンになっていたのかなぁと。
依怙地になってるのも自覚してますし、ホント、口惜しくもあり、情けなくもあります。まぁTV版の『宇宙海賊キャプテンハーロック』でも同じ経緯を辿ったのですが・・・。

ちなみにこのスペシャル版では、山口線を走るSLに999号のプレートを付けて撮った実景と、シリーズのものを繋げて構成した独自のオープニング映像が作られましたが、主題歌として流れているのはゴダイゴの劇場版のもの。これもTV版を卑下し、劇場版人気にあやかったようで嫌でしたね。
エンディングは完全に新規作成されたものですが、正規の副主題歌「青い地球」が何とフルコーラス使われるというサービス(?)ぶりで、これは嬉しい配慮でした。
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by odin2099 | 2010-08-10 22:03 | テレビ | Trackback | Comments(0)
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