『巨大仏!!』 中野俊成
2010年 08月 28日

以前『晴れた日は巨大仏を見に』という本を紹介したことがありましたが、同好の士というのはいるものなんですねえ。
今度は「世界初の巨大仏写真集!」です。
これもダムやら工場やら空港やら駅舎やら、所謂「建物萌え」の一種ということになるんでしょうか。

紹介されているのは牛久大仏、仙台観音、篠栗南蔵院釈迦涅槃像、淡路島世界平和観音、加賀大観音、小豆島大観音、うさみ観音、久留米大観音、長崎西海七ツ釜聖観音、北海道大観音、親鸞聖人大立像、会津慈母大観音、佛願寺涅槃像、釜石大観音、高崎白衣大観音、東京湾観音の16体。
いずれもウルトラマンを超える巨大サイズのものばかり。ゴジラより大きいものもあります。
他にも田沢湖金色大観音や名古屋大仏、大船観音など「鎌倉大仏以上、ウルトラマン未満」の準巨大仏も幾つか取り上げられています。

こりゃ実物大の鉄人28号やガンダム、エヴァンゲリオンなんかメじゃありませんな。
やっぱり一度はこの目で見てみたいものばかりです。

外国なんて、建物は別としても、ヒトガタはサンパウロのキリストさんと自由の女神くらいしか思い出しませんもん。
しかし “カネあるとこには、ある” てのと、手前にある建物のせいかしら、金目様を真っ先に連想しましたよ。
これって”男の子の夢”、かな?
そういえば奈良や鎌倉の大仏は今も残ってますけど、それ以外にも建てられたけど壊されたり、結局計画が頓挫しちゃったりした大仏って幾つかあるんですよね。
確かに日本人はそういうものが好きなのかも。
出雲大社も、実はかなりの高層建築だったらしいですしね。
国土が狭いせいか、ピラミッドみたいに単にデカイ物は無理っぽいですが。