『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010)
2010年 08月 29日
言われなき罪で投獄された特殊部隊のメンバーたちが、脱走して地下に潜り、金と引き替えに道理の通らない世の中に一泡吹かせる凄腕の傭兵チームを結成するというこのドラマ、たまたま日曜洋画劇場で放送していたパイロット版を観て、なかなか面白いじゃん、と思ったものです。リーダーで作戦担当の”ハンニバル”、口八丁手八丁の色男”フェイスマン(オリジナル版ではフェイス)”、怪力の持ち主でメカの天才、でも大の飛行機嫌いの”コング(オリジナル版ではB.A)”、名パイロットながら精神病院に入院中の”クレイジーモンキー(同じくマードック)”というこの4人組、それぞれのキャラも立ってました。
ただ、思っていたほど明るくもなく、楽しくもなかったかなぁ。物語は基本的に復讐劇になっているし、登場人物の中で胡散臭そうな奴はみんな胡散臭くて、ここまで来ると裏切り者がいてもちっとも意外性がなく、どんでん返しには見えないのも残念。
せめてTV版の「Aチームのテーマ」を、断片的ではなく、ここぞという時にバンバン流してくれれば、もうちょっと盛り上がったのかも知れないなあ、なんて思ったりして。
エンドロールの後に、オリジナル版の”フェイス”ダーク・ベネディクトと、”マードック”ドワイト・シュルツがカメオ出演。
何気にTVシリーズの輸入盤サントラCDを持っていたりして(笑)。

よっぽどネタ不足なんでしょうかね。
こうなりゃ、昔のもんでも何でもひっぱりだして作っちゃえ!!ですが、結構楽しみました。
どうせやるんなら、あのくらい派手なのがいいですよね。
でも、結構根深いものが潜んでましたが、無理に小難しいことをしない方がもっとスカッとしたかもです。
というより、ヒットになかなか結び付かないから、製作サイドが保守的になってるのかも知れません。
探せば良い脚本が眠っているんじゃないかと思うのですが、リスクを考えて二の足を踏んでるんじゃないでしょうかね。
ところでこの作品、興行成績は微妙みたいですが、それほど金掛けなくても良いから、もう一本ぐらい作って欲しかったり。
せっかくTVシリーズ立ち上げのあたりまでお話が進んだんだし。





