『侍戦隊シンケンジャー ファイナルライブツアー2010』
2010年 09月 04日
番組終了後に、全国8都市を廻って行われた公演のライブです。
収録されてるのは4/18に大阪・梅田芸術劇場での千秋楽の模様。それも本当のファイナル。
この日は3回公演だったみたいですが、その3回目です。
第1部が「ファイナルライブショー」。
小林靖子が脚本を書いたTV最終回の後日談で、再び外道衆が暗躍。骨のシタリの策略によって復活した血祭ドウコク、薄皮太夫、腑破十臓、筋殻アクマロらに、再会したシンケンジャーたちが挑むというもの。
ウォースターからの助っ人が参加している関係で、天装戦隊ゴセイジャーもゲスト出演。シンケンジャーのピンチを救います。
第2部が「俳優トークショー」で、素顔の6人が番組を振り返るという内容です。
ライブショーは、やはり素顔の6人が出てくると盛り上がります。客席からの声援も凄いもの。
それぞれの変身シーンも工夫を凝らしてあって、画面で見る限りでは変身前と変身後が上手く入れ替わっているように見えました。
またシンケンジャーの6人は勿論ですが、外道衆の面々もゴセイジャーも、声がオリジナルキャストなのは嬉しいですね。ショーだとなかなかこうは行きませんから。
反面、手が多いからなんでしょうが殺陣がイマイチなのと、6人が素顔で出ている場面以外は予め録音された台詞に合わせて芝居や立ち回りをしなければならないせいか、動きがぎこちなかったり、タイミングが合わなかったりが目立ちました。これ、実際に生で観ていれば気にならないくらいの迫力があったのかも知れませんが。
BGMの選曲も、ちょっと違うかなぁという感じで、そのあたりは残念でしたね。
またトークショーは、司会者のネタフリがやっぱり今一つ。
各人に均等に振るでもなく、フリートークさせるでもなく、定番の質問でも突っ込んだ質問でもないという中途半端さ。毎回毎回ともなればネタ切れでしょうから、たまたまこの回が面白くなかっただけかも知れませんが。
しかし最後は皆ボロボロに泣いていて、これは観ているこちらもついつい涙腺が緩みます。
特典映像として収められている舞台裏の表情を観ていても、今更ながら良いメンバーだったんだなぁ、シンケンジャー。
もう一回ぐらいはまた皆に会いたい。