旅日記-6 「平城京 その1」
2010年 09月 12日
今回の最大の目的地、平城京跡地へ向かいます。
最寄り駅まで行けば何とかなるだろうと、とりあえず近鉄の急行に乗りましたが、かるーい気持ちでいたら京都→奈良って結構遠いんですよね。うっかりしてた。
大和西大寺駅で降りると無料のシャトルバスが待っていてくれましたので、これまた無計画に飛び乗ってしまいます。
5分ぐらいで会場へ。
後で考えると、MIHOさんからの忠告通りに駅前でレンタサイクル借りておけば良かったナァ~。
会場に近付くといきなり朱雀門が見えてきますので、バスの車内は一斉にざわめきます(笑)。
なーんにもない所(ではないんですが、劇的効果上)に突然色鮮やかな門が出現すると、やっぱりインパクトありますね。
丁度開門前だったので、衛士隊によるセレモニーも見ることが出来ました。
華やかで綺麗でした。
門はこんな感じになってます。
ここから大極殿を見るとこんな感じ。
遠いんだなー、これが。
大極殿に行く前に、平城京歴史館へ。
この会場内で唯一入場料を取られる施設ですが、事前に整理券を貰わないとチケットも買えない、という仕組みになってます。内部の撮影も禁止です。
繰り返しアナウンスはあるのですが、ちょっと分かり難いかも知れませんので、これから行かれる方は気をつけて下さい。
原寸大で復元された遣唐使船は、逆に撮影が奨励されていました(笑)。
頼めば係のお姉さんが、記念写真のシャッターを押してくれます(というか、皆さん頼んでました)。
それにしてもこれに何人?
これで命がけの航海に出るなんて、自分には出来ないなあ。
館内ではCGを駆使したVR映画が見られるのですが、その声の出演者の一人が若本規夫。
真面目な役(粟田真人)なんだけど、どうもねぇ・・・(苦笑)。
他の出演者は麦人と石田彰かな。
御覧の通り、会場内には電車が走ってます。
朱雀門方面から大極殿に行くには、踏切を渡らなければいけません。
・・・衝撃です。
元々田んぼだった所に近鉄線を通し、その後で発掘したかららしいですが、現在だと考えられないケースかも知れませんね。
しかし踏切渡ってからも遠い遠い。
ここの広さは「東京ドーム26個分」と聞きましたが、中の移動の為だけでもレンタサイクルは必須だったかも~。
先に平城宮跡資料館へ寄り道。
復元模型とか発掘された土器だとか、色々なものが展示してあります。
木簡には落書きというか、漫画?
会場のオジサンに「どこから来たの?」と話しかけられたので「東京から」と答えると、「それはそれは遠いところからどうも」と言われました。
まぁ単なる挨拶ではありますが、どうなんだろう? 関西や中京圏からの観光客の方が多いのかな。