『ひかりの剣』 海堂尊
2010年 09月 19日
単行本買って積読状態だったら、ありゃりゃ文庫本が出てしまいました、とさ。
時代は昭和から平成へと移り変わる頃、剣の才能を持つ二人の医学生がいた。一人は桜宮・東城大学医学部剣道部の速水晃一、もう一人は東京・帝華大医学部剣道部の清川吾郎。
対照的な二人は其々<猛虎>、<伏龍>と並び称され、互いに鎬を削っていた・・・。
医学生の青春を描いたストーリーですが、やはりこれもメディカル・エンターテインメントではなくスポ根物だと思った方が戸惑いは少ないでしょう。
同時代を描いた『ブラックペアン1988』ともリンクしてますが、勿論『ジェネラル・ルージュの凱旋』の速水と『ジーン・ワルツ』の清川の学生時代の話なので、これらの作品をお読みの方は、二人がどういう学生だったかとか、どんな接点があったのかといったことも楽しめます。
世良や渡海、田口や島津といったお馴染みのキャラクターも出てきますし、キーパーソンとなるのはやはりこの方、高階権太! 相変わらずのタヌキ親父ぶりを発揮してますが、何故か憎めないですねえ。





