『中川翔子/しょこファンタジー』
2010年 09月 28日

”夢の世界”では勇者だけでなく、お姫さまや、その救出を依頼する王様、はては武器商人まで全て”しょこたん”。単純なカットバックの切り返しや、時に合成を用いたりして一人何役も演じることを可能にしている。
”勇者しょこたん”に同道する青の魔道士(これはスタイリストさんが扮しているそうな)との会話は、RPGらしくウィンドウが開いて字幕で表示されるあたりも拘りが感じられる。
度々タイトルコールというかアイキャッチが入ったり、真ん中で急に素のインタビュー・コーナーを挟んだりする演出意図は理解不能だけれども、こんなDVDを作ろうとするアイドルなんて彼女ぐらいなものだし、色々なコスプレを披露してるんだと思えば、それはそれで貴重なのかも。
なお”しょこたん(現実)”ヴァージョンは、殆どビキニ姿というのも良いんじゃないかと思う。
マルチタレントとして評価されている彼女だけど、改めて見ると結構可愛いな、と認識を新たに。
ボーナストラックとしてメイキング、更に音声特典として本人のオーディオコメンタリーが入っていて、撮影時の裏話とか、RPGへの思い入れをタップリ語っているのが面白いのだけれど、言ってることの半分も理解出来ないのが残念。いやはや大した娘だよ、彼女は。
このDVDは2006年の秋にリリースされたものだそうだけど、撮影はその年の7月。大雨洪水警報の出てる長野県は軽井沢で、3日間で撮影されたものだとか。
そういえばこの年、大きな被害が出たんだっけ。
気温も20度に満たない中、薄着や水着で撮影してるんだから、アイドルも楽じゃないね。

同性から見ても、カワユイっす。飾らない中身も含めて大好きです。
思えば昔、しょこたんパパも好きだったんだよなぁ~・・・と遠い目。
イラストも上手いし、アニソンのカヴァー・アルバム聴くと原曲の歌手の歌い方の特徴をちゃんと掴んで、かつモノマネにならず歌いこなしているあたりにホント、才能感じます。
ただねぇ、喋り方は気になるんだよなー。かつての「のりピー語」もそうだったけど・・・。
そして、小夏さんもお父さん知ってる世代かあ。
『ガラット』・・・。