『サウンド・オブ・ミュージック』
2010年 10月 31日
ジュリー・アンドリュースが主演して、ロバート・ワイズが監督した映画版は観ているので、舞台版はどんな感じかなあと思っていたのですが、コンパクトにまとめられていて楽しめました。
映画版は3時間近い超大作ですが、舞台版は休憩時間含めて2時間半ほど。
その分、子どもたちがマリアにいたずらをするシーンや、後半のナチスドイツの横暴ぶりを描くシーンなどが割愛され、子どもたちはすぐマリアに懐いてしまうし、終盤の脱出劇の緊迫感が今一つ伝わらないように思いますが、舞台ではなかなか表現しにくかったり、くどく感じてしまうのかも知れませんね。
歌も「サウンド・オブ・ミュージック」をはじめ、「私のお気に入り」、「ドレミの歌」、「もうすぐ十七歳」、「さよなら またね」、「エーデルワイス」など知ってる曲ばかりなので安心。特に「ドレミの歌」は音楽の教科書などで馴染みのあるペギー葉山による訳詞だったので、思わず口ずさみたくなりました。確か以前、『55ステップス』で聴いた時は違う歌詞で歌っていたので凄く違和感あったのですが。
また歌を使うシーンが、映画とはちょっと違っているのも面白かったです。