『蘭ｉｎｇ』 松本蘭

「12人のヴァイオリニスト」結成時からサブリーダーとして活躍した彼女のソロデビュー・アルバムがこれ。もう一年以上前になっちゃいましたが・・・。
おまけに昨年度のミス日本「ミス着物」も受賞してますから、才色兼備の大物アーティストってことでしょうね。実際、ステージ上での彼女はかなり大きく見えるんですが、プロフィール見ると身長は170センチとか。他のメンバーが小柄なのかな。

曲はエルガーの「朝の歌」、サン=サーンスの「白鳥」、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」、リムスキー=コルサコフ「シェエラザードの歌」、ドヴォルザークの「ユーモレスク」、バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」など全18曲。
山田耕筰の「からたちの花」やオリジナル曲もあるなどバラエティに富んではいますが、何となく選曲も演奏も全体的に大人しい感じがします。
そろそろセカンドアルバムの声も聞こえてくるんじゃないかと思いますが、さて今度はどういう構成で来るのかな。

なお、メンバーがいつの間にか入れ替わってる（？）「12人のヴァイオリニスト」の中で、正式に”卒業”が発表されたのは多分彼女だけ。
今現在誰が在籍していて、彼女以外の脱退しちゃった人たちが何をやっているのかは非常に気になります。