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『裏側からみた美術史』 宮下規久朗

『裏側からみた美術史』 宮下規久朗_e0033570_9440100.jpgなんだか不思議なタイトルだなあというのが、最初の印象。
美術史のメインストリームからは外れた、例えば巨匠の意外な側面とか、或いは世間一般には知られていないユニークな芸術家を紹介したりだとか、そんな内容なのかなと思ったのだけれども、帯には「指名手配写真を美術館に飾ったら、それはアート?」などという惹句もあったりで、はてさてナニがナニやらさぱりだけれど、ちょっと気になるからと読み始めた。

で、読み終わった今も、結局何が何だかよくわからず仕舞い。
確かに一風変わったエピソードやら事件やらのお話は出てくるものの、よもやま話という訳でもないし、かといってトリビアネタを盛り込んだ蘊蓄話という訳でもない。
体裁は「ちょっといい話」みたいな感じではあるものの、内容はまるで別物である。
まあ幅広い意味で「エッセイ」と呼ぶしかないのだろうな。
元々は資生堂が発行しているPR誌『花椿』の、「美術史ノワール」という連載記事をまとめたものだそうだが(現在も連載中だとか)、とりとめのなさもそれが原因だろうか。
by odin2099 | 2010-12-11 09:05 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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