『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』(2010)
2011年 01月 11日

「W」と「オーズ」は別々の話が展開され、最後の「MOVIE大戦CORE」でドッキングするという構成も前回同様。
「W」編は最終回の後日談として始まるものの、途中で物語は過去へ飛び、仮面ライダースカル=鳴海壮吉が主人公となります。
壮吉がスカルになった経緯、決め台詞「お前の罪を数えろ」の由来、そして何故娘の亜樹子を避けていたかの謎が描かれるという、いわば鳴海壮吉にとっての「ビギンズナイト」のお話です。
兎にも角にも壮吉が格好良すぎで、また何かの機会にスカルが主人公になるお話、観てみたいと思います。
「オーズ」編は、TVシリーズを全然観ていないのでキャラクターの設定や世界観が今一つわからない、ということを抜きにしてもちっとも面白くありません。
いきなり織田信長のクローンを出されましてもねぇ…というところ。
今年のNHK大河ドラマが浅井三姉妹の末娘を主人公にしているので、それにあやかってるんでしょうかね。
これが「オーズ」単独の劇場版ならば、従来通りTVの番外編として楽しめば済むことですが、「W」編と並べると陳腐過ぎます。
そして「MOVIE大戦CORE」ですが、これまた無理矢理くっつけました感がありあり。
前回も必然性はないに等しかったのですが、それでも勢いで突っ走り、最後には見事に両シリーズの融合を果たしていましたが、今回は唐突に二人のライダーが出会ってそのまま共闘という流れです。
『仮面ライダーダブル FOREVER/A to Z 運命のガイアメモリ』で既に共闘らしきことをしているので、ダブルとオーズは互いに旧知の中になってますが、それでも唐突に思えてしまいますね。
フルCGで描かれる仮面ライダーコアも何が何だか。”仮面ライダー”である必然性も感じられません。

ということで次の「仮面ライダー」は、4/1公開予定の”仮面ライダー生誕40周年記念映画”の『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』、更に『W』スピンオフのVシネマ『仮面ライダーW RETURNS』が2本――4月の『仮面ライダーアクセル』と7月の『仮面ライダーエターナル』――が出るワケですが、単に「作りました」という作品にはなっていないことを願います。

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オーズは今夏の劇場版か、今年末のMOVIE大戦に期待しましょう。
平成ライダーは実は『555』以降はろくに観ておらず、久々に観たのが『ディケイド』と『W』だったので単純に比較は出来ないのですが、『W』は世界観もキャラクターもしっかりと確立しているなあという印象があります。
枠組がしっかりと出来ているから何をしても許されるということではなく、枠の中でぶれない作品をスタッフが心がけている感じがします。なのでディケイドにしろオーズにしろ、他のライダーが参入してくると異分子と言うのかな、浮き上がって見えてしまうんですけれどね。前作は、どちらかというと『ディケイド』世界にWが強引に融合させられたという面もあったと思うのであまり違和感は覚えませんでしたが、今度は普通に『W』と『オーズ』の世界が地続きみたいに描かれていたこともあって、なんか違うかなあという思いが拭えませんでした。
それにしても吉川晃司は格好良かったですね。
映画版の”特別ゲスト”ということではなく、しっかりと『W』世界の住人になっていたのが嬉しい所です。